ウィリアムス浩子

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ウィリアムス 浩子(うぃりあむすひろこ、Hiroko Williams、本名同じ)は日本のジャズ歌手。日本語のコンサートも数多く行なっている。オーディオファンでもありハイエンドオーディオ向けのアルバム制作でヒット作を作り続けている。

2014年からジャズを取り上げたラジオ番組が放送中。そのほかナレーション番組がある。


来歴[編集]

静岡県出身。
地元静岡での会社員時代を経てイギリスへ語学留学。帰国後は東京へ拠点を移しジャズシンガーとして活動を始める。

2010年、二人のグラミー受賞ピアニスト、アラン・ブロードベント(Alan Broadbent)と、ビル・カンリフ(Bill Cunliffe)が携わるアルバムをロサンジェルスで録音制作するため資金調達するところから始め、単身LAへ向かう。その後、自主制作されたそのアルバム「a time for Ballads」は発売前からサンプル音源自体が話題となる。その歌唱力とこだわり抜いた高音質な音作りが人気を呼び、発売直後から異例の大ヒット。1000枚売れたらヒットと言われる業界において、初回プレスで2000枚のオーダー、二ヶ月でさらに2000枚の追加プレス、その後継続的に売れ続け、現在は1万枚プレス(現在も記録更新中)のロングセラーとなっている。

このアルバムはオーディオ業界でも絶大な人気を誇り、「ジャズ・オーディオディスク大賞2012・ヴォーカル部門(ジャズ批評誌)」で海外のジャズシンガー対象の賞の中に入って10位入賞となる。

その後、自主レーベル・バークリースクエアミュージックを立ち上げ、現在までに9作品、LP盤3作品がヒットを続け

現在までに5万枚のプレスを誇り、インディーズながらメジャーレーベルを含めたジャズ界で驚異的なセールスとなる。


2014年以降のアルバムと活動詳細>

「My Roomプロジェクト」と名付けられたオーディオルームでの実験的録音を開始し、半年毎に1枚、2年間で4枚となるアルバム「My Room side1」「My Room side2」「My Room side3」「My Room side4」という4部作を制作。

これはアナログ盤を作る前提で始まったプロジェクトで、side1がA面、side2がB面の「My Room the LP vol.1」と

side3がA面、side4がB面の「My Room the LP vol.2」も同時進行で制作されていった。

第一弾となったCD「MY ROOM side1」は前評判を呼び、初回プレスですでに4000枚のオーダーという大ヒット。その後も追加プレスが続いており、「インディーズの奇跡」とまで称される。このCDは「ジャズオーディオ・ディスク大賞2014・ヴォーカル部門(ジャズ批評誌)」で銀賞を受賞。

J-POPも入る日本の音楽シーン全体でのランキングを示すオリコンでもジャズとして快挙となるトップ10入りを果たすなど、ジャンルの枠を超え話題となる。
2016年1月、amazonランキング大賞2015にて発売されたばかりの2枚「My Room side1」と「My Room side2」が世界のジャズ・フュージョンカテゴリーにて年間セールストップ20に入賞し、邦人1位を記録。その後「My Room side3」「My Room side4」も人気を博し、その後制作されたMy Roomシリーズの集大成とも言えるクリスマスアルバム「My Room for Christmas」も含め、2019年の現在までアルバム全てがが7作連続でジャズチャート1位を記録。

そのコンセプチャルな作品作りと音へのこだわりがオーディオ業界への功績として認められ、4部作の「 My Room シリーズ」と「My Room for Christmas」制作プロジェクトが「ジャズオーディオディスク大賞2016・特別賞(ジャズ批評誌)」を受賞。

CDが売れない時代と言われる中で、セルフプロデュースのアルバムが全作品合計で5万枚プレスされるという驚異的なセールスを続けている。

2017年4月19日にスタートしたハイレゾ配信ではeonkyo TOP100アルバムにおいて、洋楽、J-popなども含まれる全ジャンルにおいて「MY ROO side1」が1位を記録。My Roomシリーズ全てがtop100に入るという快挙となった。

2017年5月、配信サイト6社による2017年4月のハイレゾ音源大賞を「My Room side1」が受賞。

2017年9月、ジャズのみならず、日本の名曲を歌うコンサートも人気を博し、中でもウィリアムス本人が憧れる歌手ちあきなおみの楽曲のみを取り上げたコンサート「ウィリアムス浩子singsちあきなおみ」は南青山の能楽堂鉄仙会にておこなわれ、昼夜二回公演共にチケット完売、大好評となる。この模様はドキュメンタリー映像にもなった。


良い音質を追求する作品作りが高い評価を受け、多くのオーディオ雑誌に取り上げられている。
ドイツ、イタリアなどのヨーロッパ各国やアジアのオーディオショップでもアルバムが取り扱われている。
ラジオ番組「My Favorite Jazz」パーソナリティー。(前身となる番組はご一緒にジャズはいかが、その後My Room Jazz 2014年〜継続)
SBS静岡放送、RKK熊本、RSK山陽、JRT四国、OBS大分にて放送中。

番組ゲストとしての一人目は服部克久氏。

その他ゲスト著名人としてはグラミー受賞・作曲家マリア・シュナイダー(Maria Schneider / スウェーデンでのマリアシュナイダー公演に同行してのインタビュー収録)、シンガーソングライター岡本真夜、ピアニスト国府弘子、落語家三遊亭小遊三など、多彩なゲストが出演している。

TOKYO FMコミュニケーションズMUSIC BIRDの「JAZZ JAPANレコメンドニューディスク」ナレーション担当。月曜から金曜の毎日放送中。

活動を始めた頃に参加したジャズボーカルコンテストにて審査委員長であった服部克久氏に 「最高のエンジンを積んだロールスロイスが時速100kmで優雅に走るよう」と称され、 その後、氏の音楽家生活55周年と喜寿を祝う記念アルバム「77-55」に唯一のボーカリストとして抜擢される。

父親がクラシックのアナログ盤を主に聴くオーディオ愛好家であったことが今の音楽活動に大きく影響していると、 オーディオ雑誌のインタビューで答えている。
父親は元二科会会員、アサヒカメラ審査員、写真集団影法師創立者で林忠彦賞受賞写真家・木村仲久(1999逝去)。

略歴[編集]

  • 2009年7月 テナー奏者レッド・ハロウェイクインテットの日本ツアーにゲストボーカリストとして参加
  • 2010年1月 CSテレ朝「源流JAZZ」出演
  • 2011年4月 ピアニスト、ジョン・ディ・マルティーノ NY Romantic Trio の日本ツアーにゲストボーカリストとして参加
  • 2011年12月 日本経済新聞”Monthly Music Salon”にて、注目のボーカリストとして紹介される
  • 2012年2月 グラミー受賞ピアニスト、アラン・ブロードベントとの共演アルバム「a Time For Ballads」が
  •        ジャズ批評誌『ジャズオーディオ・ディスク大賞2013』ヴォーカル部門で世界のトップシンガーの中にあって銅賞を受賞。
  • 2012年7月 同アルバムがジャズ批評(2012年7月号(168号))に推薦盤として掲載され、ビリー・ホリデーの呼び名「Lady Sings The Blues」から
  •        「ウィリアムス浩子には"Lady Sings The Ballads"という言葉がふさわしい」と絶賛されている。
  • 2013年1月 NY録音のアルバム「A Wish」が amazon Jazz、Jazz vocal、J-Jazzチャートの3部門で同時に1位を記録。ビルボードJAPANで2位を記録。
  • 2014年4月 同アルバムがANA国際線 機内プログラムに採用される(4~6月)
  • 2014年6月  服部克久氏の喜寿・55周年記念アルバム「77-55~Past,Present&Future~」のレコーディングに参加。
  •       同記念コンサート(9月大阪・森ノ宮ピロティホール,10月東京国際フォーラム)に出演。
  •       シングライクトーキング佐藤竹善氏とデュエット共演。
  • 2014年12月 日本経済新聞(12/18夕刊)に、今年注目のジャズボーカルアルバムとして「MY ROOM side1」が紹介される。
  • 2014年12月 日テレプラス「Mint Jazz」出演(#15ウィリアムス浩子)
  • 2015年2月 ジャズ批評誌『ジャズオーディオ・ディスク大賞2014』ヴォーカル部門にて、日本人初となる銀賞受賞。
  • 2015年10月「MY ROOM side3」「MY ROOM the LP vol.1」10.21同時発売
  • 2015年10月 名古屋ブルーノート公演を成功させる。
  • 2015年12月 渋谷マウントレーニアホール(314席収容)にてMy Roomツアーファイナル・ワンマンコンサートを成功させる。
  • 2016年1月 amazon ランキング大賞2015ジャズ・フュージョン部門でアルバム2作がトップ20入賞。邦人1位となる。
  •       ボーカルアルバムとしては3位。(1位はダイアナ・クラール 2位はトニー・ベネットとレディー・ガガ共演盤)
  • 2016年1月 朝日新聞全国版日刊(1月4日)にインタビュー記事「英語をたどって」が掲載される。
  • 2016年2月 ジャズ批評『ジャズオーディオ・ディスク大賞2015』【ヴォーカル部門】にて、“銅賞”を受賞。3年連続の受賞に輝く
  • 2016年3月「MY ROOM JAZZ」あらたに3局を加えMRO北陸放送,RNC西日本放送,ABS秋田放送,RKK熊本放送,RKC高知放送 で放送
  • 2016年5月 「MY ROOM side4」発売
  • 2016年6月 BSフジ「HIT SONG MAKERS〜山上路夫〜」に出演
  • 2017年3月 インドネシア・バリ島 日本文化交流コンサート
  • 2017年5月 ロシア・サンクトペテルブルク マリインスキー劇場小ホール文化庁後援 日本文化交流コンサート
  • 2017年9月 ウィリアムス浩子singsちあきなおみコンサートを東京南青山の能楽堂銕仙会で昼夜二回の公演開催。
  • 2018年7月 ウィリアムス浩子singsちあきなおみコンサートを静岡アクトシティ浜松中ホールを静岡銀行主催で開催。抽選となった1000席のチケットは応募殺到で即完売となる。
  • 2018年8月 上海でのインターナショナルオーディオショー10周年記念に海外からのアーティストとして初めて呼ばれてのコンサート開催。中国のメディアに取り上げられる。
  • 2019年4月 平成最後の4月30日、出身地である静岡の静岡市民文化会館マリナート清水大ホール(客席1500)にて「日本の名曲コンサート」開催。スペシャルゲストに同じ地元出身である春風亭昇太を迎えコンサートは大好評となり翌日の静岡新聞でも大きく取り上げられる。
  • 2019年11月 レーベル・バークリースクエアミュージック株式会社の10周年記念、アルバムヒット記念として渋谷Jz Bratにてコンサート開催。総勢12名のミュージシャンとゲストにピアニスト木住野佳子、歌手・岡本真夜も出演。チケットは完売、キャンセル待ちも多く出るほどの人気となる。

ディスコグラフィー[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]