アークス・ファタリス

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アークス・ファタリス
ジャンル アクションロールプレイングゲーム
ダンジョンアドベンチャー
対応機種 WindowsXbox
開発元 Arkane Studio
発売元 ジョーウッド (Windows)
Arkane Studios(配信版)
カプコン (Windows日本)
DreamCatcher Interactive (Xbox)
人数 シングルプレーヤー
メディア CD-ROM
発売日 Windows:
欧州連合の旗2002年6月28日
アメリカ合衆国の旗2002年11月12日
日本の旗2003年9月25日
Xbox:
アメリカ合衆国の旗2003年12月23日
欧州連合の旗2004年2月13日
対象年齢 PEGI16
ESRBM(17歳以上)
エンジン Arx Engine
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アークス・ファタリス』(Arx Fatalis)は、フランスArkane Studiosによって開発されたアクションロールプレイングゲーム。2002年6月28日に発売された。2003年9月25日には[1]、テキスト・音声を日本語化したローカライズ版(『アークス・ファタリス』)が、カプコンから発売された。

開発[編集]

アークス・ファタリスの開発は、ルッキング・グラス・スタジオズ英語版、特にウルティマ アンダーワールドの影響を受けており、当初は非公式の続編として開発されていた[2]。しかし、ラファエル・コラントニオ英語版がウルティマ アンダーワールドの開発者の一人であるポール・ノイラート英語版支援を受けていた時期に、権利を保有するエレクトロニック・アーツの規定を受諾しなければ続編の製作ができないことが明らかとなった。コラントニオはこの条件を拒否し、ウルティマ アンダーワールドの特徴を生かした独自の作品を製作することにした[3]。パブリッシャー(発売元)の確保は難航し、資金は底を突きかけたが、倒産を目前としたその月に小規模な発売元との契約を獲得し、後にジョーウッド英語版から発売の保証を得た。ゲーム自体は高評価を得たが、販売実績は失敗と言えるものにとどまった[3]

発売日[編集]

オープンソース化[編集]

2011年1月14日[10]、バージョン1.21となるパッチを公開するとともにソースコードをGPLライセンスで公開した[11][12]。公開されたソースコードを元にバグの修正、互換性の向上、他OS(LinuxFreeBSDPandora)への移植を行う「アークス・リベルターティス」(Arx Libertatis)プロジェクトがファンにより行われた[11][13][14]。2013年7月にはバージョン1.1が公開された[15]。また、ポーランド語、トルコ語、韓国語などへの翻訳も、ファンによって行われている[16][17][18]

続編の構想[編集]

アークス・ファタリスの高い評価は、Valve Corporationとの協業に結びつき新作をSource Engineで製作する機会を得た。ディレクターのラファエル・コラントニオは、アークス・ファタリス2として作成することを目指していたが、アークス・ファタリスの販売数が目標に届かなかったため、パブリッシャーを得られなかった。ユービーアイソフトが関心を示したものの、続編の発売ではなくSource Engineをマイト・アンド・マジックに使用することを提案した。これが、アークス・ファタリスのアクション性を改良し、ロールプレイングゲームとしての面を薄めたダークメサイア オブ マイト&マジック(2006年10月)である[3]。この時期にコラントニオはリヨンからテキサス州オースティンに移り[3]、2006年7月に新スタジオとなるArkane Austinを設立している[19]

出典[編集]

  1. ^ a b 船津稔 (2003年8月22日). “カプコン、Windows版「アークス・ファタリス 日本語版」発売日を1カ月延期”. GAME Watch. インプレス. 2019年4月30日閲覧。
  2. ^ Brett Todd (2002年3月21日). “GameSpot Preview”. GameSpot. 2018年4月12日閲覧。
  3. ^ a b c d Pitts, Russ (2012年7月27日). “The Mirror Men of Arkane”. Polygon. 2017年4月17日閲覧。
  4. ^ Arx Fatalis”. MobyGames. 2019年5月3日閲覧。
  5. ^ Arx Fatalis”. Metacritic. 2019年5月3日閲覧。
  6. ^ Arx Fatalis On Steam Now” (2007年4月5日). 2019年5月3日閲覧。
  7. ^ Arx Fatalis jetzt über Steam erhältlich” (2007年4月6日). 2019年5月3日閲覧。
  8. ^ Straight out of the Dungeon, Arx Fatalis invades GOG.com”. GOG.com. Gaming Nexus (2008年12月5日). 2019年5月3日閲覧。
  9. ^ Surprise! New release: Arx Fatalis”. GOG.com (2008年12月4日). 2019年5月3日閲覧。
  10. ^ Nick (2011年1月14日). “Arx Fatalis source code, patch released!”. bethblog.com. 2011年8月10日閲覧。
  11. ^ a b Humphries, Matthew (2012年4月21日). “Arx Libertatis: cross-platform port of Arx Fatalis released”. geek.com. 2012年11月17日閲覧。 “What's interesting about Arx Fatalis is that development of the game started up again last year. Arkane Studios released patch 1.21 and with it open-sourced the engine. That led to an new project called Arx Libertatis, which aimed to update the game to be played on multiple modern operating systems including Windows and Linux.
  12. ^ Arkane Studio. “Arkane Studios”. 2015年4月17日閲覧。
  13. ^ arx/ArxLibertatis”. GitHub. 2015年4月17日閲覧。
  14. ^ Arx Libertatis”. repo.openpandora.org (2013年11月10日). 2019年5月3日閲覧。
  15. ^ Arx Libertatis 1.1 "Rhaa Movis" released”. arx-libertatis.org (2013年7月14日). 2013年7月14日閲覧。
  16. ^ Arx Fatalis (plprojekt)[リンク切れ]
  17. ^ Arx Fatalis Türkçe yama
  18. ^ NSM53 PROJECT”. NSM53 PROJECT. 2015年4月17日閲覧。
  19. ^ Paul Loughrey (2006年7月7日). “Arkane Studios establishes US office”. GamesIndustry.biz. Gamer Network. 2019年4月30日閲覧。

外部リンク[編集]