もしもし原宿
『もしもし原宿』 | ||||
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きゃりーぱみゅぱみゅ の EP | ||||
リリース | ||||
録音 | 2011年 | |||
ジャンル | テクノポップ | |||
時間 | ||||
レーベル | unBORDE | |||
プロデュース | 中田ヤスタカ | |||
チャート最高順位 | ||||
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きゃりーぱみゅぱみゅ アルバム 年表 | ||||
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『もしもし原宿』収録のシングル | ||||
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『もしもし原宿』(もしもしはらじゅく)は、日本ポップ歌手、きゃりーぱみゅぱみゅのミニ・アルバム。彼女のデビューアルバムとして、2011年8月17日にワーナーミュージック・ジャパンより発売された。アルバムの収録曲の全ての作詞作曲と編曲及びプロデュースは、中田ヤスタカによって行われた。いくつかの曲の歌詞は、彼女と中田の何気ない会話を基に生み出された。
背景
[編集]このアルバムは、capsuleでの活動やテクノポップユニット、Perfumeのプロデュースを手掛ける中田ヤスタカによって制作された。きゃりーぱみゅぱみゅが、中田が主催する未成年の為のクラブイベント「TAKENOKO!!!」にDJとして何度か出演しており、それをきっかけに高校3年生の冬頃に歌手デビューの話を持ちかけられた[1][2]。
アルバムタイトルは、きゃりーが中田と「海外の人でも知っている名前がいい」という話になり、“カワイイ”や“コンニチワ”などいくつかの候補を挙げ、その中から“もしもし”が採用された[3]。
構成
[編集]アルバムはオリジナル曲5曲とカバー曲1曲の計6曲からなる。その全ては、中田ヤスタカによってプロデュースされた。1曲目の「きゃりーのマーチ」は、収録曲の中で最後に録音された曲で、“きゃりーのテーマソング”というコンセプトの歌である[4]。2曲目の「チェリーボンボン」は、中田の「ご飯とストロベリーのどっちが好き?」という質問に、彼女が「チェリーが好きです」と答えたことから制作された[5]。『bounce』の久保田泰平によれば、「幼い頃に感じたワクワク感をそれに喩えて思い出す」[1]歌である。
3曲目の「PONPONPON」は、収録曲の中で最初に録音された[6]。アルバムのリード曲として2011年7月20日に、日本を含む世界23カ国のiTunes Storeで先行配信された[7]。iTunesのフィンランドのエレクトロチャートで1位、ベルギーで日本人歌手最高位となる首位を獲得[8]。また、ビルボードJapan Hot 100で最高11位を記録した[9]。
6曲目の「jelly」は、2006年にcapsuleが発売した同名曲のカバー[10]。
批評
[編集]専門評論家によるレビュー | |
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レビュー・スコア | |
出典 | 評価 |
hotexpress | 標準[10] |
本作は、ポピュラー音楽の批評家から標準的評価を受けた。『hotexpress』の山本純は、先行シングル「PONPONPON」の中毒性やカバー曲「jelly」に言及し、「新人ながらとにかく見所聴き所の多い作品」[10]とコメントした。
チャート成績
[編集]2011年8月29日付けのオリコン週間チャートで、初登場18位。同日付けのBillboard JAPAN Top Albumsで初登場15位を記録。
収録曲
[編集]全作詞・作曲・編曲: 中田ヤスタカ。 | ||
# | タイトル | 時間 |
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1. | 「きゃりーのマーチ」 | |
2. | 「チェリーボンボン」 | |
3. | 「PONPONPON」(バンタンCMソング) | |
4. | 「ちょうどいいの」 | |
5. | 「ピンポンがなんない」 | |
6. | 「jelly」 | |
合計時間: |
# | タイトル | 時間 |
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7. | 「PONPONPON extended」 |
出典
[編集]- ^ a b きゃりーぱみゅぱみゅ、(インタビュアー:久保田泰平)「きゃりーぱみゅぱみゅ 『もしもし原宿』」『bounce』、タワーレコード、東京都、2011年8月17日 。2011年8月25日閲覧。
- ^ きゃりーぱみゅぱみゅ、(インタビュアー:三沢千晶)「きゃりーぱみゅぱみゅ『中田ヤスタカ プロデュースでデビュー!注目のHARAJUKU GIRLに迫る!!!!』」『オリコン』、東京都、2011年8月17日 。2011年8月25日閲覧。
- ^ きゃりーぱみゅぱみゅ、(インタビュー)「きゃりーぱみゅぱみゅ:ロングインタビュー 日本が生んだ新しい原宿ガールが、PONPONPON!!」『TimeOut Tokyo』、東京都、2011年8月23日。オリジナルの2012年9月13日時点におけるアーカイブ 。2011年8月25日閲覧。
- ^ きゃりーぱみゅぱみゅ、(インタビュアー:miki sawada)「きゃりーぱみゅぱみゅ」『LISMO』、東京都、2011年8月17日 。2011年8月25日閲覧。[リンク切れ]
- ^ きゃりーぱみゅぱみゅ、(インタビュー)「きゃりーぱみゅぱみゅ:ロングインタビュー 16歳ぐらいでオシャレに目覚めて、中学校までは普通だったんです」『TimeOut Tokyo』、東京都、2011年8月23日。オリジナルの2012年5月27日時点におけるアーカイブ 。2011年8月25日閲覧。
- ^ きゃりーぱみゅぱみゅ、(インタビュー)「特集 DD独占インタビュー きゃりーぱみゅぱみゅのトリセツ」『DD』、東京都、2011年8月4日 。2011年8月25日閲覧。
- ^ “8/17リリースのデビューミニアルバムのタイトルが決定!ジャケ写も公開!iTunes世界23ヶ国で「PONPONPON」先行配信も7/20からスタート!” (日本語). ワーナーミュージック・ジャパン. 東京都. (2011年7月1日) 2011年7月21日閲覧。
- ^ “「PONPONPON」が、なんとiTunesヨーロッパでチャートイン!” (日本語). ワーナーミュージック・ジャパン. (2011年7月22日) 2011年7月31日閲覧。
- ^ “Billboard JAPAN チャート” (日本語). HOLIK. アナップ (2011年8月29日). 2011年8月25日閲覧。
- ^ a b c 山本純 (2011年8月). “もしもし原宿” (日本語). hotexpress. 2011年8月25日閲覧。
外部リンク
[編集]- ワーナーミュージック・ジャパンによる紹介ページ