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かり (駆潜艇)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
かり
基本情報
建造所 藤永田造船所
運用者  海上自衛隊
艦種 駆潜艇
艦歴
計画 昭和29年度計画
発注 1954年
起工 1956年1月18日
進水 1956年9月26日
就役 1957年2月8日
除籍 1977年3月15日
要目
排水量 基準 310トン
満載 340トン
全長 56.0m
最大幅 6.5m
深さ 4.0m
吃水 2.1m
機関 川崎MAN V8V22/30ディーゼル × 2基
出力 4,000PS
推進器 スクリュープロペラ × 2軸
速力 最大速 20ノット
乗員 70名
兵装 Mk.1 40mm連装機銃 × 1基
Mk.10 ヘッジホッグ × 1基
55式爆雷投射機(Y砲)× 2基
54式爆雷投下軌条 × 2条
レーダー SPS-5B 対水上
Mk.63 砲射撃指揮装置
ソナー SQS-11A
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かりローマ字JDS Kari, PC-301)は、海上自衛隊駆潜艇かり型駆潜艇の1番艇。艇名はに由来する。隼型水雷艇」、鴻型水雷艇」に次いで日本の艦艇としては3代目。

艦歴

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「かり」は、昭和29年度計画甲型駆潜艇3001号艇として、藤永田造船所で1956年1月18日に起工され、1956年9月26日に進水、1957年2月8日に就役し、佐世保地方隊に編入された。

1957年3月25日、佐世保地方隊隷下に第1駆潜隊が新編され「きじ」とともに編入。

1960年12月1日、第1駆潜隊が横須賀地方隊隷下に編成替え。

1977年3月15日、除籍。

参考文献

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  • 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
  • 世界の艦船 増刊第63集 自衛艦史を彩った12隻』(海人社、2003年)
  • 世界の艦船 増刊第66集 海上自衛隊全艦艇史』(海人社、2004年)

関連項目

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