∀ガンダムの登場兵器

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∀ガンダムの登場兵器(ターンエーガンダムのとうじょうへいき)では、テレビアニメ『∀ガンダム』およびその派生作品に登場する架空のモビルスーツ(MS)や架空の艦船・宇宙戦艦等について記述する。

発掘兵器(地球)[編集]

∀ガンダム[編集]

カプル[編集]

ボルジャーノン[編集]

キャノン・イルフート[編集]

諸元
キャノン・イルフート
CANNON ILLEFUT
型式番号 SPA-51
所属 ディアナ・カウンター
頭頂高 15m弱
武装 背部ガトリング式機関砲
搭乗者 ウィル・ゲイム

ウィル・ゲイムがキングスレーの谷で発掘したMS。

ボルジャーノン等と比べて機体の全高が15m程度と小さく、宇宙世紀0120年代頃の地球連邦軍製の機体に共通する普及タイプのコクピットブロックを使用している事から、バビロニア建国戦争当時に存在した機種のひとつであると見られている。

中距離支援用MSとして開発・製造されたと思われ、武装は右肩のガトリング砲のみで、ビームサーベル等の近接兵器は装備されていない。その為、格闘戦には全く不向きな機体となっている。また、防御に関しては、宇宙世紀0120年代頃には一部で実用化されていたビームシールドは装備されておらず、陸戦型ジムが使用する小型シールドの先端に見られるようなスパイクと、地球連邦軍のマークに似た十字のマークの付いた中型の盾を装備している。ただし、強度はあまり高くない。

ウィルが発掘した際には機能が万全ではなく、後にディアナ・カウンターによるオーバーホールを受け、動力炉の換装と操縦系統が改善されている。

劇中での活躍
当機は、キングスレーの谷でウィル・ゲイムによって発掘された。その後、彼が発掘した宇宙船の引渡しをめぐってミリシャとトラブルになり、当機と共にディアナカウンターへ投降。投降後はディアナカウンターの指揮下へ組み込まれ、自らの宇宙船を奪取しようとミリシャと交戦する。交戦中に宇宙船の奪取を焦るあまり突出してしまい、一機で奮戦するが、機体性能はミリシャのMSと比較してそれほど優れておらず、大した戦果を挙げることなく、ギャバンのボルジャーノンマシンガンに左腕を破壊された後、ガトリング砲が弾切れもしくは故障を起こし使用不能となり、丸腰のところへボルジャーノンバズーカの接続射撃を受けて撃破された。その際に搭乗者のウィル自身も爆死。
当初、準備稿などではウィル・ゲイムの搭乗機に「ヘビガン」の名称が用いられており、本機ではなくヘビーガンが登場する予定が立てられていたという説がある。本放送当時の『コミックボンボン』誌上の先取り情報でもその名を確認できる。また、これとは別に、ボルジャーノンに相当する役割として、当初ザクIIではなくイフリートが採用されるという案が存在していた時期もあり、本機の名称はそれから紆余曲折を経た後の名残といわれている。

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ウィルゲム[編集]

黒歴史の遺産のひとつとされ、大型MS格納庫や可動式ブリッジを備えておりMS運搬用として開発された宇宙戦艦らしい。大気圏内飛行能力を有し、メガ粒子砲や対空機銃なども装備されている。また、宇宙での運用において両翼部が分離する構造も有している。発掘された当初は単独で大気圏から離脱するための装備がなく、打ち上げにはマスドライバーが利用されたが、それでも推進力が足りず∀ガンダムとスモーが上昇の手助けをした。航続時間にも問題があり、宇宙に出てから月に向かうためにザックトレーガーを経由する必要に迫られた。

劇中での活躍
当機は、ウィル・ゲイムがキングスレーの谷で発掘し、ミリシャが掘り起こしてホレス・ニーベンムーンレィスの手を借りて改修し、発掘者であるウィル・ゲイムの名を取り「ウィルゲム」と名づけられた。
グエン・サード・ラインフォードが月に向かい直接交渉のため、マニューピチのマスドライバーから宇宙へ飛び、月へと向かう。月で黒歴史を知ったグエンらがギム・ギンガナムと手を取ると、そのままグエン指揮の下地球へ帰還、ディアナらと戦った。だが、ディアナ・カウンター、地球連合軍とギンガナム隊が戦闘になると、反転し戦闘を傍観する立場を取ったためにギンガナムの怒りを買い、ターンXの砲撃を受け行動不能となり不時着した。
戦後、ミリシャやボルジャーノ公が改修し、「ローラ・ローラ号」と改名。ディアナ・ソレル(キエル・ハイム)やレット隊らなどが月へ帰還する際に再び運用された。その際には三段階の分離によりマスドライバーやザックトレーガーを使用せずとも月へ帰還出来るようになった様子。
小説『月に繭地には果実』では、グエンが月の技術によって世界の覇者となろうと目論み、冷凍冬眠中のムーンレィスごと「冬の宮殿」を焼き払うなどの暴挙を行ったため、ウィルゲム内でディアナ・ソレルによって射殺され、その後、月面砲カイラス・ギリによってディアナとともに消失している。
曽我篤士版のコミカライズでは、グエンがギンガナムと組みディアナに反目。戦闘中、乗船していたウィルゲムの艦橋へ、ハリー・オードのスモーの攻撃を受け破損。グエンを除いた乗員が退去した後、その後に乗り込んだメリーベル・ガジェットと、重傷を負ったグエンを乗せ地球圏から離れ、宇宙を漂流している。

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ムットゥー[編集]

発掘兵器(月)[編集]

ターンX[編集]

バンデット[編集]

諸元
バンデット
BANDIT
型式番号 G-M1F/XM-0754
所属 ギンガナム艦隊
頭頂高 18.0m
本体重量 7.9t
武装 ビーム・サーベル×2
胸部ミサイル×4
背部ミサイルポッド×2
スクゥィーズ兵器×2
ウージィ・アーマー
搭乗者 メリーベル・ガジット

月のマウンテンサイクルから発掘されたMS。型式番号G-M1Fはギンガナム艦隊での識別子であり、設定では本来の型番XM-0754とされている。 単機では「バンデット」、複数機運用される場合は「バンディッツ」と呼ばれる[1]

パイロット無しで行動可能であるが、制御方法は不明。モビルウォーリアーという無人機機能とする資料あり。またメリーベルの能力で操作されている説もある。立ち乗りタイプの珍しいコックピットである。

元々は対MS犯罪用を目的として開発された公安機とされる。そのためMSを捕獲するための武装が付いている。背部ウェポンラックにはナイフ、ハサミ等のオプションが用意されていたらしい。背部には可動式の大型スラスターが装備されており、高い機動性を持つ。装甲は、フレームから分泌させたナノマシンを硬化させて対弾性を得るウージィーアーマー(分泌装甲)と呼ばれる特殊なもので、旧時代でナノマシンが禁止されたときに封印されたらしい。ビームサーベルは手からエネルギーを供給するタイプではなく、スイッチで起動する。背部にスクゥィーズ兵器(ツメワイヤー)も装備している。スクゥィーズ兵器の外側(肩の後ろ辺り)にも同じ様な紫色の円筒状のものを付けている場合があり、これはバンデットから射出後に多数のミサイルを射出する武器である(名称不明)。49話でディアナカウンターのアルマイヤー相手に使用した。また最終話でロランとギンガナムの会話に割り込んだ攻撃も全く同じ表現の攻撃の為、これであったと考えられる。 上記のように頑丈な装甲で、ウォドムをパンチで倒した事もある。地上で飛行した事があるが、この際スラスターは方向転換にしか使っていないので、それ以外に飛行専用のシステムが搭載されているようである。

型式番号の「XM」は旧ガンダムシリーズの「クロスボーン・バンガード」の機体群を連想させるが、時代背景などは全く異なるものと思われ、関連性は不明である。

劇中での活躍
ギンガナム艦隊の手によりターンXと同時期に発掘されたらしい。メリーベル・ガジットが使用した。高い機体性能を持ってディアナ・カウンターやミリシャ部隊を翻弄している。最終決戦でコレン・ナンダーの駆るカプルと交戦し、頭にミンチドリルを食らって撃墜された。そのまま地上に墜落したが破損せず、パイロットのメリーベルも無事だった。
備考
最終話でコレンに「窓枠」と言われた。劇場版では「カブトガニ」に変更。

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ズサン[編集]

ムーンレィス[編集]

アルマイヤー[編集]

ディアナ・カウンターの主力艦艇。海亀のようなフォルムを持ち、メガ粒子砲やビームカッターなどで武装している。強行突入任務を想定して開発されており、数機のMSを搭載することも可能である。地球降下作戦時に多数が降下し、主力となった。同型艦にホエールズがある。

ホエールズ[編集]

地球へ向かったギンガナム艦隊の追撃のため、動かなかったアルマイヤー級の1隻を改修したもの。追撃をさせないため、ギンガナムの指示により月の艦艇は全て破壊され、航行不能にさせられたが、親衛隊の予備艦として停泊してあった同艦は大きな損害を受けなかったため、ムーンレィスの一般市民の協力のもと改修を行い使用された。その際、塗装は紫から明るい青系統に変更されたほか、改修に携わったハメット達運河人の手により、クジラのイラストが入れられた。ホエールズという名称は、そのことからディアナが命名した。性能面では通常のアルマイヤー級と変わりない。艦長はダイスケ。

ソレイユ[編集]

ディアナ・カウンター旗艦であり、ディアナ・ソレルが直接指揮することもあった。

後にギム・ギンガナムと戦う者が集う艦となり、ディアナの指揮の元戦い抜いた。

見かけは白い城塞のようだが、優美な外見にそぐわず戦闘能力は非常に高く、一種のバリアIフィールドを発展させた物)も装備しており月光蝶を撒き散らすターンXを阻止すべく奮戦した。

小説『月に繭 地には果実』ではフィル・アッカマンの指揮の下、ミリシャの残存兵力が結集したルジャーナ領首都オールトンに侵攻をかけるが、ガス兵器を搭載した複葉機の特攻によって船体の三分の一を閉鎖、さらにカイラス・ギリから発射されたビームが直撃し、オールトンもろとも消滅した。

フラット[編集]

諸元
フラット
FLAT
型式番号 FLAT-L06D
所属 ディアナ・カウンター
レット隊
イングレッサ・ミリシャ
頭頂高 20.6m
全長 14.7m(降下形態時)
重量 22.3t
出力 15000kW
武装 ヒートエッジ
ボックスビームライフル
ボックスバズーカ
ボックスミサイルランチャー
ソニックブラスト
コンテナ爆弾(ハイヒール)
搭乗者 ロラン・セアック
ジョゼフ・ヨット
キャンサー・カフカ
ソシエ・ハイム

ディアナ・カウンターの大気圏突入能力を持つ可変MS。型式番号FLAT-L06D。

本来は都市部での暴徒鎮圧用に生産された「ライアットMS」である。劇中では地球帰還作戦以前に改修され地球への降下に利用されており、ロラン達やレット隊の先祖である100年前の降下部隊などが使用している。ミリシャ側からは「ハイヒール」と呼ばれる。

名称は「Flexible Ladder Actuater Technology(柔軟な梯子状の駆動装置技術)」の頭文字をとり「FLAT(フラット)」と呼称される様になったとされている。機体は「スパインシステム」と呼ばれる独特のフレームで構成され、その名の通り背骨を中心にして胴体や手足が接続されている。まだ月と地球で人の行き来があり、地球上にもまだMSのテクノロジーが残っていた時代のもので、劇中に登場するものは月に一度持ち帰られた機体の改造品であるという。それだけに残存数はあまり多くはなく、増産もされていない。ただし劇中に登場する機体の中では、最も新しい機種であるという。

特徴的な装備としては音響兵器ソニックブラストが挙げられる。これは表層に張り巡らされたマイクロマシンの状の振動素子を作動させることにより、高周波を発生させるものである。もともとは吐き気を催させ暴徒を無力化する鎮圧兵器であるが、装甲全体に極超音速を超える振動を発生させソニック・シールドとして運用することも可能である。マイクロマシンは表面のテクスチャーを変化させる事も可能で、背面カメラから取り込んだ映像を表面に転写し、カメレオンのように景色に同化するという迷彩機能なども備えていたという。ディアナ・カウンターではこれらの特性を利用し、単機での大気圏への突入や、地中への潜行、また外部からの攻撃を防ぐといった使い方がなされている。これはソニックブレードとして攻撃にも転用可能で、並みのモビルスーツの装甲程度ならその振動で貫通することができる。佐藤茂の小説版に至っては、ディアナの演説のスピーカーとしても利用された。だがこの機能のために固定武装は排除され、射撃武器の運用はマニピュレータで制御できるものに限られてしまっている。

劇中では降下用可変MSとして使用されているが、機体単体での航宙能力は持っていない。そのため大気圏突入の際には専用のキャリアで輸送される。また一旦モビルアーマー (MA) 形態からMS形態に変形すると、再度変形するためには専用の設備を必要とするなど、こういった目的での運用面では課題も残っている。なお、レット隊は海上を航行するウィルゲムを追跡する為にフラットにホバー飛行ができるように改造を施した。また、それ以前にも両腕を横に広げ足を上下逆さにする事で簡易的な飛行形態を取って飛行を行っていた。ジョゼフも地球上でギンガナム隊と交戦する際にこの機能を使用している。

劇中での活躍
環境適応試験のためロラン・セアックらが月から地球へと帰還する際に使用した。ロラン達が乗ってきた機体(フラット2番)はキースがパン屋の資金を得るためにミリシャに売り渡され、ジョゼフ・ヨットが搭乗するようになる。最終決戦ではジョゼフが∀ガンダムに乗っていた為、ロランが∀ガンダムのコアファイターを装着した状態で使用していたが、ロランが降りた後にソシエ・ハイムが乗り、決戦の後の彼を迎える。
また帰還民の子孫であるレット隊の面々の主力装備として改造されたフラットが登場、ほとんどの攻撃を無力化し、ダメージを受けなかったことでミリシャ側を騒然とさせたが、∀ガンダムのビームサーベルを受け撤退した。後に資源衛星ミスルトゥなどでロランらと共闘し、ディアナ・ソレルの月帰還をサポートした。
劇中では、ジョゼフの機体、ロラン達と共に地球降下した機体、レット隊の機体、白の宮殿の部隊の機体のみ確認されている。

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ウォドム[編集]

諸元
ウォドム
WODOM
型式番号 JMA-0530(MODEL U)
所属 ディアナ・カウンター
頭頂高 40.0m
武装 大型ビーム砲
ミサイル×6
対空バルカン
搭乗者 ポゥ・エイジ

ディアナ・カウンターの主力である巨大MS(MAとも)。

機動戦士ガンダムに登場したMAビグ・ザムに似たシルエットを持ち、全高も40mと量産型MSとしては非常に大型。そのため地上での運用では機動性に若干難がある。脚部は非常に巨大で、その姿からミリシャ側からは「カカシ」と呼ばれる。頭部ユニットにはジェネレータ直結の戦艦クラスのビーム砲(一部メガ粒子砲と表記されている資料もある)とミサイル発射口が4門備えられており、状況に応じて頭部ユニットの脱着も可能。装甲にはナノスキンが用いられており、∀ガンダムほどではないが簡易的な修復機能を有している。コクピットは複座型(1人でも運用可能)で、この時代のモビルスーツの標準である股関節部分に設置されている。ウォドムとは「WALKING DOME」の略。ディアナ・カウンターの他、ザックトレーガーに配備された赤っぽい機体(光の加減でそう見えるだけで実際は同じ配色という設定)が確認されている。

なお、ポゥ機は後にジェネレータの増設改造を受けており、一部メディアでは「強化型ウォドム」と表記されている。ただし急造の外付け装備でバランスは悪く、常に両手で支える必要があった。ビーム砲の破壊力は大きく向上しているものの、その姿はどこか愛嬌さえ感じられた。

型式番号は機動武闘伝Gガンダムに登場した ファントマ(JMA-27T)と共通点がある。

劇中での活躍
地球に帰還したディアナ・カウンターの主力MSとして登場。ノックスの地上人が初めて遭遇したMSで、第2話では突如空から襲来した異形の物体として描かれている。ポゥ・エイジが威嚇目的で放ったビーム砲の影響を受けたため、石像に模して眠っていた∀ガンダムが再起動することとなる。地上で多数がミリシャと交戦、当初はその圧倒的な攻撃力を持ってミリシャの戦力を蹂躙していた。
しかしミリシャも多数のMSを持ち出し、扱いが慣れてくるに従い、機動性に劣ることから一方的に攻撃されてしまうことも増え、著しい活躍は見られなくなっていった。さらに、もともと技量において勝るギンガナム隊との戦いでは空からの先制攻撃を受けた上に小型で物量も多いマヒローに押され、多くが撃破されていった。ただ、接近戦を挑んだジョゼフ・ヨットの乗るフラットを一蹴したり、メガ粒子砲の一撃でアスピーテを撃破したりと機体自体のパワーと兵装は強力である。

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ウァッド[編集]

諸元
ウァッド
WAD
型式番号 MRC-U11D
所属 ディアナ・カウンター
全高 7.0m
武装 ジョイントバスター
ガトリング式機関砲
ロケット弾発射砲
機関砲
ミンチドリル

ディアナ・カウンターの汎用小型MS。

複座型となっており、2人で運用される。ウァッドとは「WALKING DUMPLING」の略。脊髄型のガイドレール「スパイン・フレーム」構造を持ち、上下半身をガイドレールで繋ぎながら分離させることができる。独自の武器として、電流を流し敵機の動きを止める十手状の「ジョイントバスター」を持つが、本来は対人掃討用に設計されているため、MSが相手では分が悪い。

ミリシャ側からは「アルマジロ」と呼ばれる。メカニックデザイナーは大河原邦男。

劇中での活躍
地球へと帰還を進めるディアナ・カウンターの主力MSとして登場。劇中で初めて撃墜されたMSでもある(ウォドムは小破が多かった)。低い全高と特異な形状から、劇中ではMSとは思えぬ奇怪な動きで走り回り、小動物のような愛らしさをも見せていた。目立った戦績は挙げておらず、歩兵部隊のトラックに倒されたり、の直撃で撃破されたりもしている。
ミリシャ側に鹵獲された機体は赤系統の色に再塗装され「アルマジロ」と呼ばれる。宇宙に上がったウィルゲムに搭載され、主にメシェー・クンが搭乗し、戦闘よりも情報伝達や荷物輸送などで活躍している。

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ベロナ[編集]

諸元
ベロナ “マイティーフェロー“
BELLONA (MIGHTY FELLOW)
型式番号 MRC-C03
所属 ムーンレィス

ムーンレィスの作業機械。

ウァッドのベースとなった機体であり、ウァッドと同じ可動フレーム「スパイン・フレーム」を有する。開発メーカーの商品名は「マイティーフェロー」。ボルジャーノンよりも操作性は高いらしい。

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モビル・リブ[編集]

諸元
モビル・リブ“ジェット・ストリーム”
MOBIL RIB (JET STREAM)
型式番号 MR-SP105Ω
所属 ムーンレィス
頭頂高 20.0m

ムーンレィスの作業機械。

ウァッドと同じスパイン・フレーム構造。「モビル・リブ」はこの手の作業機械全般を指す言葉であり、正式名称は「ジェット・ストリーム」という。命名由来は正面の3連星からの連想。 作業用ではあるがそこそこのパワーを持っており、使い方次第では十分に戦闘用に転用可能である。

劇中での活躍
ディアナ・カウンターの施設作りに運用されていたが、ミリシャに奪われて戦力とされた。

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スモー[編集]

イーゲル[編集]

諸元
イーゲル
EAGAIL
型式番号 TAF-M9
所属 ディアナ・カウンター
頭頂高 21.0m(ビースト形態時14.0m)
武装 ミンチドリル
搭乗者 コレン・ナンダー

コレン・ナンダー専用MS。

かつて火星の覇権を争う戦いで活躍したMSで、アフターウォー時代のガンダムヴァサーゴと技術的なつながりがあるといわれている。[要出典]

ウァッドと同じスパイン・フレーム構造で、頭部が打撃用の武器になっているパキケファロサウルスを思わせる2足歩行の恐竜のような前傾姿勢の高速移動形態に変型する。センサー類は首周りに装備されている。ビームライフル(劇中台詞ではビームライフルだが、画面上ではスモーのビームガンに酷似)を持ち出し使用したことも。

ロランの∀ガンダムと地下で決闘し、後一歩の所まで追い詰めるが、ビームサーベルで頭部を切断されマグマの中へ落ちてしまい、コレンは運良く脱出したものの機体は頭部を残しそのまま融けていった。なお、破損を免れたミンチドリルは戦利品としてミリシャの発掘作業に転用されている。

曽我篤士の漫画版では、コレンが搭乗しノックスの街で∀ガンダムと戦い、ロランを追い詰めるが、戦闘を止めようとしたディアナに威嚇狙撃され、その精神的なショックでディアナの名を叫びながら機体諸共自爆している。

デザイナーは大河原邦男。

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ゴッゾー[編集]

諸元
ゴッゾー
GOZZO
型式番号 NRS-P701
所属 ディアナ・カウンター
頭頂高 15m弱
本体重量 34.2t
武装 長距離レールガン
マイクロミサイル
搭乗者 ヤコップ
ブルーノ

ディアナ・カウンターの小型MS。(型式番号:NRS-P701)

本来は宇宙空間用の支援機とされ、武装は長距離用レールガンと腕部にミサイルを装備している。そのため地上での運用ではバランスが悪く、使い勝手は今一つのようである。劇中ではヤコップとブルーノが使用した2機のみ登場。後に改修され、ゴドウィンとなる。

コクピットのデザインが機動新世紀ガンダムXの新地球連邦のモビルスーツとほぼ同じである。型番にも類似性があるが一致していない。

劇中での活躍
コレン・ナンダーと共に降下してきたブルーノ、ヤコップの乗機として登場。劇中ではコレンの指示のままにノックスの街を破壊したり、イングレッサミリシャを襲撃したりと暴れまわっていたが、ディアナと一緒にいたロランの∀を襲撃した際にレールガン、両腕、脚部を撃破され機体は放棄された。

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ゴドウィン[編集]

諸元
ゴドウィン
GODWIN
型式番号 NRS-P701R
所属 ミリシャ
頭頂高 15m弱
武装 対空・対地キャノン
ヒートホーク
搭乗者 ヤコップ
ブルーノ

ミリシャの改造MS。

ヤコップとブルーノがミリシャに合流した際に半壊し放棄されていたゴッゾーを回収し、ミリシャが改造した機体。レールガンの代わりに高射砲が装備され、損壊した腕はボルジャーノンのものを使用して再生されている。また地上での安定性向上のために脚部が大型になっているほか、格闘専用にボルジャーノンのヒートホークを装備している。イングレッサミリシャの戦力として活躍した。

劇中での活躍
ヤコップとブルーノがどこからか持ち込み、改修した機体。コレン・ナンダーが∀の張子を破壊するのに使用した。その後ブルーノとヤコップはギャロップの専属オペレータとなったためこの機体はミリシャに譲渡されたらしい。マニューピチにてディアナ・カウンターの砲撃を受け撃墜されている。

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マヒロー[編集]

諸元
マヒロー
MAHIROO
型式番号 G838
所属 ギンガナム艦隊
全高 16.0m
本体重量 7.0t
武装 トロイダル状防楯
内蔵メガ粒子砲
左腕半固定式カッター
小型ハンドガン
搭乗者 スエッソン・ステロ
キャンサー・カフカ

ギンガナム艦隊の主力MS。

一説には、人工筋繊維を使用したモビルトレースシステムが搭載されていたとも言われる。構造はシンプルで各部が取り外し・交換可能。戦闘中でも、破損した部位だけを切り離す事ができる。装甲は薄めで、ユニットがむき出しの部位が多い。シールドにはメガ粒子砲と円環状の粒子加速器が内蔵されており、火力は非常に高い。他にも半固定式のカッター「REN-DO」からは鉄鋼弾が撃てるなど、充実した武装を持っている。宇宙空間での遠距離戦向きの機体で、集団での運用や一撃離脱などの戦法を採ることに主眼が置かれている。地球上で飛行し続けられるほどの高い推力を持っており、機動性も高い。センサーの能力も高く、単独で大気圏突入も可能。型番はG=ギンガナム、8=筋繊維高分子モーターの構成分子の数、3=駆動システム制御系のデータバス数、8=筋繊維高分子モーターの駆動軸の自由度、をそれぞれ表す。名前の由来は機体デザインを担当した前田真宏より。また、ニュータイプ誌において、頭部の動力パイプ、右肩部のシールド、左手のカッターなどはザクを意識してデザインされたと言う旨が掲載された。機体名のマヒローという名前は原作者である富野が当時の前田の会社に直接電話をかけ「前田君のデザインの名前、マヒロでいいよね?」の言葉で決まったということを後に語っている。

劇中での活躍
第37話にて初登場。ミスルトゥに逃げ込んだディアナを追い詰めるため、ギンガナムが尖兵として送り込んだ。襲撃作戦に参加していた機体の内、シッキネンの駆る機体がキャンサー・カフカに奪取され、ディアナ脱出の際にロランらと共闘し活躍している。その後劇中ではミリシャと何度も戦った。ゴールドスモーの搭乗者ハリー・オードとは相性が悪いのか、何度も撃破された。
地球降下後は本来の性能を発揮して空から各都市を襲撃し、量産化されたボルジャーノンを壊滅させていった。また地球に残留していたディアナ・カウンターも飛行可能な戦力が限られていたため、大気圏内を自由に飛び回るマヒローには手を焼いていた。さらには物量の差も激しく複数機でウォドムを襲撃し撃墜している。シールドに紋章と「2」という数字をマーキングを施しているスエッソン機は最終決戦においてターンXと∀ガンダムの戦闘に割り込んだ際、邪魔をされたと激昂したギンガナムのターンXに撃墜されている。

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ジャンダルム[編集]

宇宙戦艦。所属はギンガナム隊で、艦長はミーム・ミドガルド。メガ粒子砲などで武装している。数百年前にディアナが地球に降下した時にも運用され、独特のフォルムである戦艦後部の羽衣が推進部となり、Iフィールドを成形し単独で大気圏を飛行が可能である。 戦艦後部のフォルムを見た地球人から、「羽衣船」と呼ばれ伝説となった。

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アスピーテ[編集]

ギンガナム隊の主力艦艇。アルマイヤーに似たフォルムを持ち、おそらくアルマイヤー後に設計・製造されたものと推測される。アルマイヤー同じくメガ粒子砲などで武装、艦艇中心にMS射出用カタパルトを備え、大気圏突入や飛行能力も有している。整備は完璧で、ディアナ連合軍を苦しめアルマイヤーに特攻を仕掛ける姿も描かれている。だが、ディアナ連合軍の前に全艦が撃破、もしくは投降したとされる。

主な艦長はギム・ギンガナム。

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TV・劇場版未登場の機体[編集]

ムーンバタフライ[編集]

小説『月に繭地には果実』に登場。パイロットはディアナ・ソレルキエル・ハイム。蝶型の大型MAで、サイコミュを搭載している。主な武装は蝶型のファンネル

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月光蝶[編集]

佐藤茂著の小説版に登場。ギム・ギンガナムの祖父が所有していた機械人形コレクションのひとつで、ミスルトゥに隠匿されていた。パイロットはディアナ・ソレル。巨大な「赤い蕾」とも「乙女の秘所」とも称される形態から「月光色に白く輝く蝶」に変形する。大きさはソレイユを覆えそうなほどもあり、核に女神像のような華奢な機械人形が佇んでいる。

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ブラックドール[編集]

佐藤茂著の小説版に登場。ロスト・マウンテンから発掘された。その描写からサイコガンダムとみられる巨大な黒い機体。

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4LEG[編集]

シド・ミードによって描き起こされたデザインのうち、本編未登場の機体。ミリシャ側の機体として設定された可変機である。戦闘の他に各種の作業を目的としたユーティリティ・モビルスーツとして構想されていた。一見フラットにも似たシルエットから異形のMAへと変形する。元デザインのまま電撃ホビーマガジンモデルグラフィックスにおいてフルスクラッチ作例も製作されている。 後に本デザインを参考に別作品でイージスガンダムが登場した。

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モビル・カウダータ[編集]

諸元
モビル・カウダータ
型式番号 G838
所属 ディアナ・カウンター
全高 10M
重量 6t
搭乗者 ロラン・セアック

漫画『∀ガンダム 月の風』に登場。フラットをベースに縮小・再設計されたディアナ・カウンターの訓練用MS。スパインフレームで連結された4本の腕と、球形キャノピーで覆われた大きな頭部が特徴。構成される部品も少なく、機体を理解し易いと云う理由から訓練用として使用されている。そのため特に固定の武装等は装備していない。作中ではディアナ・カウンターの訓練用だけでなく、「アーステイル」と呼ばれるMSの耐久レースに出場している。

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関連商品[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ ∀ガンダムオフィシャルサイト参照。

関連項目[編集]