長崎サラダ

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長崎サラダ(ながさきサラダ)は、長崎県長崎市の一部の飲食店でメニューとなっているB級グルメ料理で、皿うどんを使ったサラダ、もしくは麺料理

概要

店によって形態は異なるが、一般的にはパリパリに揚げた細麺の皿うどんの上に、生野菜を載せドレッシングなどをかけるか、マヨネーズなどで和えた生野菜を載せた料理。中華鍋で野菜や肉などを炒めて、あんかけにしたものを載せるのが一般の皿うどんであるが、生の野菜に置き換わっている。

ちゃんぽんトルコライス佐世保バーガーといった一般に定着したB級グルメや郷土料理と比べると、まだまだ知名度が低いが、田上富久長崎市長が、自らのホームページで「好きな食べ物」として公言してから広がり[1]、近年認知度が高まっているご当地グルメの一つである。

単品としての提供以外に、定食の内の一品として供される場合もある。

歴史

遅くとも2006年までには存在している。元は日本赤十字社長崎原爆病院1階にある食堂で提供していた料理で、これを田上市長が取り上げたことから話題となり、長崎市内の飲食店に広がった。

2006年3月には福岡市マルタイが長崎サラダを家庭で手軽に食べるための、極細揚げ麺のみの「パリパリサラダ麺」を販売開始した。

2009年3月にはグリコ栄養食品が「米油で揚げた麺のパリパリサラダ」を発売、この商品にはマヨネーズ風ゴマドレッシングが添付されている。

2009年9月の第一回「九州ご当地グルメグランプリ」にもノミネートされている。

脚注

  1. ^ 田上富久大辞典”. 長崎市役所. 2011年12月3日閲覧。

関連項目

外部リンク