諏訪通り (東京都)
諏訪通り(すわどおり)は、東京都新宿区馬場下町の馬場下町交差点から、新宿区大久保三丁目の鉄道交差部に至る道路の通称。東京都道25号飯田橋石神井新座線の支線。都市計画道路補助74号線の一部。
延伸工事および、立体交差化工事
並行する早稲田通り高田馬場駅付近などの渋滞緩和のため、諏訪通りは小滝橋交差点まで延伸する工事が進んでいる。これに伴い、現在、鉄道等との立体交差化工事と、街路拡幅整備(用地取得が難航した、高田馬場四丁目の街区番号1・23・24番の200m部分)が行われている。
現時点では、鉄道交差部から小滝橋交差点までは新宿区道であり、今後この部分が東京都道となるか区道のままかは未定。この部分は現在のところ諏訪通りには含まれない。
立体交差化工事
前述の場所において、JR山手線・JR埼京線・西武新宿線・都市計画道路補助72号線(高田馬場駅前通り)をアンダーパスする工事である。 平成27年度に立体交差部の開通予定[1]。
この立体交差は、JRの西側(高田馬場四丁目)の土地が東を下となる斜面となっていることから、当初はオーバーパス(陸橋)式の立体交差が予定されていた。しかし、日照や騒音に対する不安から近隣住民の反対があったため、アンダーパス(トンネル)式の立体交差に変更された。
完成すると、本線は幅9メートル(片側1車線)、側道は幅4.5メートル、歩道は幅3.5メートルの計27メートルになる。本線は、鉄道や補助72号線をトンネルでくぐるが、側道・歩道は、従来からある高さ3メートル・幅6メートルのガード下を拡幅する形になる。
2006年4月24日(月)、この工事として行われたガード(第一戸塚架道橋)下の拡幅工事(HEP&JES工法)に際して、調整エレメントに注入したコンクリートがエレメント上部に溢れ、JR山手線・埼京線の路盤を25メートルにわたり最大で約6.6センチメートル押し上げてしまい、両路線が5時間半にわたりストップするという事故が発生している。
交差する道路・鉄道
- 早稲田通り(馬場下町交差点と小滝橋交差点)
- 環状4号線(早稲田通りとの重複区間)
- 箱根山通り
- 明治通り(諏訪町交差点)
- 高田馬場駅前通り(都市計画道路補助72号線)
- 西武新宿線
- JR埼京線・湘南新宿ライン
- JR山手線
- 東京メトロ副都心線
道路沿いの主な施設
脚注・出典
- ^ 東京都第三建設事務所に確認済