大久保 (新宿区)

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大久保(おおくぼ)は東京都新宿区にある町名。大久保一丁目から大久保三丁目までの町域を指す。旧・豊多摩郡大久保町。当地域の人口は、11,562人(2010年8月1日現在、住民基本台帳による。新宿区調べ)。郵便番号は169-0072。

韓国系料理店が並ぶ

目次

[編集] 地理

早稲田大学西早稲田キャンパス
大久保三丁目
保善高校から見た新宿高層ビルと海城学園

大正時代から終戦までは戸山界隈とともに東京有数の高級住宅街として知られ、華族実業家の邸宅が立ち並んでいた。東京大空襲で街のほぼ全域が罹災。家を失った住民は街を離れた。現在も基本的には住宅街であるが、駅周辺は百人町と合わせて日本最大のコリア・タウンといわれている[1]韓国中国をはじめタイミャンマーインド等のアジア諸国の料理店・雑貨店が立ち並ぶ。他には戸山公園といった緑地、新宿スポーツセンターや大久保スポーツプラザなどの運動施設、早稲田大学大久保キャンパスや海城中学校・高等学校といった私立中高学校、各種専門学校が多く集まる文教地区を持つ街でもある。また小泉八雲国木田独歩島崎藤村ら文学者が居を構えていたことでも知られる。

[編集] 歴史

大久保」の地名の由来は、かつてはこの地にが流れて相対的に周りより大きな低地(窪地)であったことから、大久保と呼ばれた。江戸時代までは農村であった。明治時代にはつつじの景勝地として知られ、近郊から多くの人が訪れたという。

[編集] 大久保3丁目の再開発

山手線線路と早稲田大学「西早稲田キャンパス」に挟まれた大久保3丁目では、2012年現在、大規模な再開発事業「大久保三丁目西地区開発計画」が進行している。

計画では、この地区に地上45階建て、高さ160メートルのタワーマンションをはじめ、高層オフィスビル2棟など、計三棟の超高層ビルが2013年中に竣工する予定である。

一方、住友不動産が行っているこの事業では、これら大型建築物が計画通りに完成した場合、神宮外苑イチョウ並木と聖徳記念絵画館や、日暮里富士見坂からの富士山の眺望など、貴重な東京の景観が破壊されることが判明しており、広く報道されるとともに反対運動も起こっている[2][3][4]

[編集] 交通

当町域内に鉄道駅はないが新大久保駅東新宿駅大久保駅高田馬場駅西早稲田駅が利用可能な範囲にある。幹線道路沿いにバス便も多く、これを利用する者もいる。

[編集] 施設

[編集] 公的機関

[編集] 教育機関

[編集] 医療機関

かつては二丁目12番(現在の東京社会保険事務局の所在地)に社会保険中央総合病院があったが百人町に移転したため、現在は一定規模以上の総合病院はない。

[編集] 神社仏閣

  • 全龍寺(一丁目)
  • 夫婦木神社(二丁目)

[編集] 公園

  • 戸山公園(明治通りを挟んだ反対側にもある)

[編集] その他

  • 東京都緑の図書室(戸山公園内にある)
  • なまず家 魚福(東京で唯一のナマズ料理専門店。2008年閉店。秋篠宮文仁親王が通うことで有名[要出典]

[編集] 地域内の商店会

  • 新宿マンモス通り商栄会 大久保1丁目
  • 「天使のすむまち」新大久保商店街振興組合 大久保一丁目
  • 新宿大久保新興会 大久保二丁目
  • 明和会 大久保二丁目
  • オレンジコートショッピングセンター会 大久保三丁目

2001年に大久保のニューカマー韓国人を中心に在日本韓国人連合会(韓人会)が結成された後、韓国・朝鮮系商店主と地元日本人の商店会である新大久保商店街振興組合・新宿マンモス通り商栄会等との間で会合がもたれるようになり新宿の北隣という立地を生かし、横浜神戸長崎などの中華街にならって観光地として整備し地域活性化を図ろうという案も出ている。

[編集] 地域内の町名一覧

  • 大久保 - 大久保一丁目から大久保三丁目まで。町内には早稲田大学大久保キャンパスや戸山公園がある。駅周辺以外は住宅街。地域の南東端には東新宿駅がある。

[編集] 住居表示実施前後の地名の対応

実施後 実施年月日 実施前(注意書きのないものはその一部)
大久保一丁目 1978年昭和53年)7月1日 西大久保二丁目
大久保二丁目 西大久保三丁目(全部)、西大久保四丁目
大久保三丁目 西大久保四丁目、百人町四丁目

[編集] 大久保出身の有名人

[編集] 大久保を舞台とした作品

[編集] 脚注

  1. ^ 聯合ニュース 2011年2月14日
  2. ^ 「日暮里富士見坂」損なうビル計画 神宮外苑絵画館 景観にも影響 『東京新聞』 平成23年12月22日朝刊掲載
  3. ^ 風景遺産の継承を 日暮里富士見坂のリーフレット 日暮里富士見坂を守る会 平成23年11月10日
  4. ^ 都心の富士見坂全滅 『東京新聞』 平成23年10月21日、都心から消えゆく「富士見坂」 『朝日新聞』 平成23年11月9日

[編集] 外部リンク

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