組合立高等学校
組合立高等学校(くみあいりつこうとうがっこう)は、
概況
県の教育委員会(以下、「県教委」)が管轄する。
高等学校の設立を必要とする市町村が地方自治法に規定する一部事務組合である学校組合を結成することにより設立される。
歴史的には県立移管を前提に設立され予定通り県立移管された学校、県立移管は前提としていなかったが県立移管が合理的なため県立移管された学校、近年の市町村合併により組合を結成していた自治体が一つの自治体になったため市立高等学校、町立高等学校、村立高等学校への名称変更した学校、その他少子化による統廃合などもありその数も減少傾向にある。
組合立高等学校一覧
群馬県
福岡県
かつて存在した組合立高等学校
北海道
- 組合立上ノ国高等学校:上ノ国町、江差町、厚沢部町、乙部町による組合立学校
- 1984年、北海道に移管。
秋田県
- 2005年、市町村合併の際に上小阿仁村が組合から脱退したことにより北秋田市に移管されて「北秋田市立」になる。
- その後、2011年3月に秋田県に移管されて「秋田県公立」を経て幾つかの他校と合併。
- 現・秋田県立秋田北鷹高等学校
山梨県
- 2004年、設置者のうち小淵沢町を除く3町村が明野村・須玉町・白州町・武川村と合併し、北杜市が発足したことに伴い、北杜市・小淵沢町学校組合立に移行。2006年、北杜市と小淵沢町の合併により、北杜市立に移行。
長野県
- 組合立長野県高遠高等学校:上伊那郡東部1町6ケ村組合による組合立学校
- 1949年、長野県に移管。
- 1957年、長野県に移管。
- 組合立長野県松川高等学校:飯田市および下伊那郡全町村による組合立学校
- 1987年、長野県に移管。
石川県
- 1952年、石川県に移管。
鹿児島県
- 笠沙町・大浦村・坊津町組合立笠沙高等学校:笠沙町、大浦村及び坊津町の3町村組合による組合立学校
- 1962年、鹿児島県に移管。