紅しょうが

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牛丼店に備え付けられている紅しょうがの一例

紅しょうが(べにしょうが)は、ショウガの塊根を梅酢に漬けた漬物の一種。

由来

作り方

塊状の根生姜(ねしょうが)を塩で下漬けした後、梅酢(梅干しを漬けた後に残る漬け汁)で数日間漬けこみ、取り出して細切りにする。

この際の梅酢は、赤紫蘇を用いた梅酢を用いると(紫蘇の色が移って)濃い紫色になるが、シソを用いていない梅酢を用いた場合でも、ショウガの中にアントシアン系色素が含まれているため、梅酢の酸と反応して淡い薄紅色に漬けあがる。

なお工業的に製造する場合は、赤系の食用色素を混ぜた、梅酢を用いた調味液で、あらかじめ細切りにしておいたショウガを漬け込む製法が多い。

利用法

そのまま食べることもあるが、基本的には色取り・あしらい・口直し・付け合わせとしての性格が強い。

形態としては、お好み焼きたこ焼きなどに用いるみじん切り紅生姜焼きそばなどに添えられる千切紅生姜寿司などに添えられる平切紅生姜ガリ)などに分けられる。

牛丼博多ラーメン沖縄そばの店のほとんどは、紅しょうがを入れた器を客席に置いており、客が自分でトッピングするようになっている。

紅しょうがを付け合せにする料理

関連項目