神明 (足立区)

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神明
神明町交差点付近
神明町交差点付近
神明の位置(東京23区内)
神明
神明
神明の位置
北緯35度47分38.8秒 東経139度50分9.26秒 / 北緯35.794111度 東経139.8359056度 / 35.794111; 139.8359056
日本の旗 日本
都道府県 東京都
特別区 足立区
人口
2017年(平成29年)12月1日現在)[1]
 • 合計 4,996人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
121-0051[2]
市外局番 03[3]
ナンバープレート 足立

神明(しんめい)は、東京都足立区の地名。現行行政地名は神明一丁目から三丁目。住居表示実施済み区域である。郵便番号は、121-0051[2]

隣接する地域は、北は埼玉県八潮市浮塚、東は六木、南は花畑運河を挟んで辰沼および神明南、西は綾瀬川を挟んで南花畑

地域

東京都足立区の北東部、周囲を垳川、綾瀬川、花畑運河、葛西用水路に囲まれた町が神明である。町域内に初等教育学校以上の教育機関がなく、域内学童は周囲を取り囲む川を越えて近隣の小中学校へと通っている。

地価

住宅地の地価は、2014年平成26年)1月1日公示地価によれば、神明1-3-4の地点で17万4000円/m2となっている[4]

地名の由来

かつての神明は久左衛門新田と呼ばれていた。この地のお宮を「神明様」として祀っていたことから、足立区成立時に久左衛門新田には神明町の名が付けられ、後の住居表示の実施の時にも神明の名が踏襲された。

世帯数と人口

2017年(平成29年)12月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯数 人口
神明一丁目 372世帯 854人
神明二丁目 839世帯 1,901人
神明三丁目 974世帯 2,241人
2,185世帯 4,996人

小・中学校の学区

区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[5]。なお、足立区では学校選択制度を導入しており、区内全域から選択することが可能。ただし、小学校に関しては、2018年(平成30年)度から学区域または学区域に隣接する学校のみの選択になる。[6][7]

丁目 番地 小学校 中学校
神明一丁目 全域 足立区立花畑小学校 足立区立第十三中学校
神明二丁目 1番
その他 足立区立六木小学校
神明三丁目 4番以降
その他 足立区立花畑小学校

施設

保育
  • 足立区立神明町保育園
公園・児童遊園
  • 神明北公園
  • 神明東公園
  • 神明水の森公園
  • 神明六木遊歩道
  • 神明二丁目児童遊園
  • 神明二丁目第二児童遊園

史跡

歴史

久左衛門新田は寛永7年(1630年)に星野彦六という人物が辰沼新田とともに開墾した。当時は土合村と呼ばれていたのが、彦六の子である久左衛門の時代に久左衛門新田と呼ばれるようになった。元禄8年(1695年)の検地の時に久左衛門が願い出た時に久左衛門新田と改められたといわれるが、正保の頃(1644年-1648年)の記録には既に久左衛門新田と記載されている。[8]

年表

  • 1889年5月1日 - 東京府南足立郡久左衛門新田が周辺の村と合併し、花畑村が誕生。花畑村大字久左衛門新田となる。
  • 1932年10月1日 - 南足立郡が東京市足立区となる。久左衛門新田は神明町とされる。
  • 1963年 - 神明町の一部が神明南町や辰沼町などの周辺町に編入される。
  • 1973年11月1日 - 神明町の一部に住居表示が実施され、谷中四丁目に編入される。
  • 1976年10月1日 - 神明町の一部に住居表示が実施され、谷中五丁目に編入される。
  • 1978年4月1日 - 神明町・花畑町・六木町の一部に住居表示が実施され、神明一-三丁目が新設される。同日、神明町の一部に住居表示が実施され、六木三・四丁目、北加平町に編入される。

脚注

  1. ^ a b 足立区の町丁別の世帯と人口”. 足立区 (2017年12月4日). 2017年12月7日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2017年12月7日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年12月7日閲覧。
  4. ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
  5. ^ 区立小・中学校の通学区域表・通学区域図”. 足立区 (2017年4月15日). 2017年12月7日閲覧。
  6. ^ 学校選択制度について”. 足立区 (2017年6月1日). 2017年12月7日閲覧。
  7. ^ 小学校の「学校選択制度の改正」について”. 足立区 (2017年5月3日). 2017年12月7日閲覧。
  8. ^ 新編武蔵風土記稿 久左衛門新田.

参考文献

関連項目

外部リンク