真丘奈央
真丘 奈央(まさおか なお、6月11日 - )は、元宝塚歌劇団花組の男役。
略歴
- 1989年4月、宝塚音楽学校に入学。
- 1991年、77期生として宝塚歌劇団に入団。入団時の成績は40人中3番[1]。月組『ベルサイユのばら -オスカル編-』で初舞台。同期生に春野寿美礼、朝海ひかる、安蘭けい、花總まり、成瀬こうきなど。
- 1992年1月13日[1]、花組に配属。
- 2000年、ベルリン公演のメンバーに選抜される。
- 2004年11月21日[1]、『La Esperanza-いつか叶う-/TAKARAZUKA舞夢(マイム)!』の東京宝塚劇場千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団。
- 2009年4月、国立音楽大学・声楽科に入学し、学業の傍らでコンサートや舞台出演などで活動している。
宝塚歌劇団時代の舞台出演
- 1993年2月、『メランコリック・ジゴロ/ラ・ノーバ!』新人公演:クロード(本役:姿月あさと)
- 1996年6月、『ハウ・トゥー・サクシード-努力しないで出世する方法-』新人公演:ビグリー社長(本役:星原美沙緒)
- 1996年12月、『RYOMA -硬派・坂本竜馬!II-』(ドラマシティ・東京特別)中浜万次郎
- 1997年2月、『失われた楽園 -ハリウッド・バビロン-/サザンクロス・レビュー』キース、新人公演:サミュエル・ヘリンジャー(本役:岸香織)
- 1997年4月、『君に恋してラビリンス!』(バウ)ロバート
- 1997年8月、『ザッツ・レビュー』 次助、新人公演:瀬川牡丹(本役:岸香織)
- 1997年10月、『白い朝』(バウ・東京特別)松造
- 1998年2月、『ザッツ・レビュー』(中日)次助
- 1998年10月、『Endless Love -永遠の愛-』(バウ・名古屋特別・東京特別)セーカル
- 2000年6月、『宝塚 雪・月・花/サンライズ・タカラヅカ』(ベルリン)
- 2001年1月、『花組 エンカレッジコンサート』(バウ)
- 2001年4月、『マノン』(バウ・東京特別)ガロア隊長
- 2001年1月、『花組 バウ・エンカレッジコンサート・リプライズ』(バウ)
- 2002年3月、『琥珀色の雨にぬれて/Cocktail -カクテル-』クラーク
- 2002年4月、『風と共に去りぬ』(日生)ベル・ワットリング
- 2002年8月、『あかねさす紫の花/Cocktail -カクテル-』(博多座)鏡王
- 2002年10月、『エリザベート~愛と死の輪舞(ロンド)~』ラウシャー大司教
- 2003年5月、『野風の笛/レビュー誕生 -夢を創る仲間たち-』 傀儡師・苗代
- 2003年10月、『二都物語』(バウ・東京特別)バーサッド
- 2004年1月、『飛翔無限/アプローズ・タカラヅカ! -ゴールデン90-』出語りA
- 2004年5月、『ジャワの踊り子』(全国ツアー)国王
- 2004年8月、『La Esperanza-いつか叶う-/TAKARAZUKA舞夢(マイム)!』ヘルナンデス *退団公演
宝塚歌劇団退団後の出演
コンサート・ライブ
舞台
- 『女と猫とカゲロウと。』(2006年、歌劇★ビジュー 公演)
- 『HONK!』(2007年、全労済ホールスペース・ゼロ)-2000年オリビエ賞受賞作品
- 『ジンギスカン~わが剣、熱砂を染めよ~』(2008年、ル・テアトル銀座)
- 『月光のカンタータ』(2009年、心斎橋・そごう劇場)
脚注
- ^ a b c 『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』小林公一・監修、阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日、P.103。ISBN 9784484146010