二都物語
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『二都物語』(にとものがたり、A Tale of Two Cities)は、ディケンズの長編小説。1859年刊。
フランス革命を背景に、ダーニーとカートンという2人の青年と、無罪の牢人の娘であるルーシーとの悲劇的な恋を描く。作者後期の佳作の一つ。
2008年現在までに全世界で2億冊を発行した[1]。
目次 |
[編集] あらすじ
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
1775年、ルーシー・マネットは、無実の罪で18年間バスティーユ牢獄に入れられていた父クライアント・マネットが開放されたことを聞き、ルーシーは父をイギリスに連れて帰る。マネットは、はじめは牢獄の中のときと同じように靴を作ってばかりいたが、5年後にはすっかり回復した。
フランスからイギリスへの帰途で出会ったのは、フランスの亡命貴族のチャールズ・ダーニーであった。ダーニーはスパイの容疑で裁判にかけられるが、ルーシーとマネット、そしてダーニーによく似た弁護士シドニー・カートンに助けられた。そしてダーニーとカートンの2人はルーシーに恋をする。カートンは酒びたりの身であったために、ルーシーは裕福な身の上のダーニーと結ばれた。
ダーニーはマネットを獄に入れたエブルモント侯爵の血縁者であったが、マネットはそれを知った上で2人の仲を認める。2人はしばらく幸せに暮らすが、ダーニーはあるとき、かつての召使いの身に及んだ危機を知り、フランス革命後のパリに渡った。しかしそれは旧貴族階級に怨嗟を抱くフランス民衆の陰謀であり、密通の罪で捕らえられる。一度は逃れたものの再び別の罪で裁判にかけられ、死刑を宣告されてしまう。ルーシーを愛していたカートンは、ルーシーを悲しませないために、ダーニーを助け自らが身代わりとなって処刑される。
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] 主な登場人物
- ルーシー・マネット
- マネット医師の娘。死んでいたと思っていた父とフランスで再会する。
- チャールズ・ダーニー
- フランスからの亡命貴族。裁判をカートンたちに助けられ、そのときの証人となったルーシーと結ばれる。
- シドニー・カートン
- 弁護士。普段は酒びたりのだらしない生活を送る。ルーシーを愛しているが、ルーシーがダーニーを愛していることを知り、身を引く。
[編集] 邦訳
[編集] 映像化作品
- 嵐の三色旗 - 1936年、アメリカ映画。ジャック・コンウェー監督。アカデミー作品賞候補。
- 二都物語 - 1957年、イギリス映画。ラルフ・トーマス監督。
[編集] 舞台化
1985年、月組により上演。主な出演は大地真央・黒木瞳・剣幸。詳細は別項「宝塚歌劇団によって舞台化された作品の一覧」を参照されたし。
[編集] 関連項目
- 三都物語 (二都物語をもじって名づけられたキャンペーンおよび楽曲)



