相生の松

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現在の高砂神社内にある相生の松。

相生の松(あいおいのまつ)とは、雌株・雄株の2本のが寄り添って生え、1つ根から立ち上がるように見えるもの。また、黒松赤松が1つの根から生え出た松のこと。[要検証]

松は永遠長寿を象徴することから、相生の松は特に縁結び和合長寿の象徴とされる。「相生の松」とよばれる松は日本各地に点在するが、特に兵庫県高砂市高砂神社の松が有名である。

能『高砂』では、高砂の松と住吉の松とが相生の松であるとし、夫婦和合をうたっている。

「高砂や、この浦舟に帆を上げて。この浦舟に帆を上げて、月もろともに出で汐の、波の淡路の島蔭や遠く鳴尾の沖過ぎて、はや住の江に着きにけり、はや住の江に着きにけり」[1]

所在地

脚注

関連項目