海峡ダービー
海峡ダービー(かいきょうダービー、伊:Derby dello Stretto)とは、海峡を隔てて対峙する位置にホームタウン(ホームスタジアム)を置くサッカーチーム同士が対戦する試合(ダービーマッチ)の呼称である。
事例
リーグ | 本土側のチーム (本拠) | 海峡 | 島側のチーム (本拠) |
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セリエA | レッジーナ (レッジョ・ディ・カラブリア) | メッシーナ海峡 | FCメッシーナ (メッシーナ) |
J2 | ヴィッセル神戸 (神戸市) | 明石海峡・鳴門海峡 | 徳島ヴォルティス (鳴門市) |
日本
日本においては厳密に言えば上述の「神戸vs徳島」が海峡ダービーとしてあてはまる。また今後次第では関門海峡(福岡および北九州vs山口)、津軽海峡(北海道vs青森)が海峡ダービーとなりうる可能性もある。
広義においては瀬戸内海を挟んだチームが対戦するカードが一種の海峡ダービーであるといえる。日本サッカーリーグ(JSL)時代、中国地方(マツダサッカー部、川崎製鉄水島サッカー部、マツダオート広島サッカー部)と四国地方(帝人サッカー部)にチームが存在し対戦が実現したことがある。2010年現在で、本州(神戸、ファジアーノ岡山、サンフレッチェ広島)、四国(徳島、愛媛FC)、九州(大分トリニータ)の各チーム間で対戦が行われた歴史がある。
ただ日本においては表立って「海峡ダービー」という名称は使われていない。また、上記のうち広島対愛媛が「しまなみダービー」(しまなみとは西瀬戸自動車道の愛称)と一部メディアで表現された。
現在は、ガイナーレ鳥取、岡山、徳島、愛媛が「PRIDE OF 中四国」として正式に銘打って開催されている。
関連項目