汎スラヴ色
汎スラヴ色(はんスラヴしょく)とは、スラヴ民族および、スラヴ諸国の旗に用いられる赤、青、そして白色からなる配色のことをさす。この配色は自由と革命の理想を象徴しており、非スラヴ系においても国旗として使用する国もある(フランス、オランダ等)。
汎スラヴ色はスラヴ民族の共通の起源を象徴するものとして、第一回汎スラヴ会議(1848年)に提案された。もともとはロシア帝国の三色旗を端緒としており、これが19世紀ヨーロッパにおける汎スラヴ運動に採用された。(ロシアの国旗も参照。)フランスのトリコロール発祥の三色旗とは異なり、汎スラヴ主義の三色は横分けで配置するのが原則である。
ブルガリアの国旗も同様に汎スラヴ色に分類されるが農業を表す緑を青の代わりに用いている。[要出典]またモンテネグロの国旗も2004年に変更されるまでは汎スラヴ色が使用されていた。
現在使用されている汎スラヴ色の旗
国家
自治地区など
かつて使用されていた汎スラヴ色の旗
-
?チェコスロバキア(1920年 - 1992年)