比奈駅

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比奈駅
駅舎(2010年3月)
ひな
HINA
岳南原田 (1.0 km)
(1.0 km) 岳南富士岡
所在地 静岡県富士市比奈666-1
北緯35度9分42.15秒 東経138度42分49.81秒 / 北緯35.1617083度 東経138.7138361度 / 35.1617083; 138.7138361座標: 北緯35度9分42.15秒 東経138度42分49.81秒 / 北緯35.1617083度 東経138.7138361度 / 35.1617083; 138.7138361
所属事業者 岳南電車
所属路線 岳南線
キロ程 5.4 km(吉原起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
55人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1951年昭和26年)12月20日
備考 無人駅
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比奈駅(ひなえき)は、静岡県富士市比奈にある岳南電車岳南線である。

歴史

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅であり、列車の交換が可能である。構内には多くの側線日本製紙吉永工場への専用線がある。かつては奥多摩工業への専用線もあったが、現在は撤去されている。

また、駅東部の興亜工業に隣接する場所に5線のヤード線が存在する。かつてはヤード線に機回し線の設備や興亜工業への専用線も存在した。

駅舎は構内の北側にあり、駅舎とホーム東端を繋ぐ構内踏切が設置されている。貨物輸送の休止に伴い2012年(平成24年)3月17日より無人駅となった。

2015年(平成27年)11月14日からは、当駅北側で営業していた鉄道模型店フジドリームスタジオ501が駅舎内に移転。窓口を売り場に、駅員休憩室をレイアウトに改装し営業している。

貨物取扱

比奈駅東部のヤード線。

当駅は貨物列車廃止直前の岳南鉄道で運行されるすべての貨物列車の始発・終着駅であり、専用線発着のコンテナ貨物・専用線発着の車扱貨物の取扱駅となっていた。

日本製紙吉永工場(旧・大昭和製紙吉永工場)へ専用線が続いており、コンテナや有蓋車(ワム80000形貨車)を用いた製品輸送などが行われていた。有蓋車の発送先は越谷貨物ターミナル駅梅田駅であった。

なお、同工場の貨物取扱は隣の岳南原田駅でも行われていた。

利用状況

『静岡県統計年鑑』によれば1日平均の乗降人員は以下の通りである。

  • 2001年度 - 147人(乗車72人・降車75人)
  • 2002年度 - 128人(乗車66人・降車62人)
  • 2003年度 - 117人(乗車60人・降車57人)
  • 2004年度 - 131人(乗車66人・降車65人)
  • 2007年度 - 123人(乗車61人・降車62人)

また、貨物の取扱量は以下の通りである。

  • 2006年度 - 発送量105,265トン、到着2,335トン[1]
  • 2007年度 - 発送量79,360トン、到着2,596トン[2]

駅周辺

隣の駅

岳南電車
岳南線
岳南原田駅 - 比奈駅 - 岳南富士岡駅

脚注

  1. ^ 富士市統計書
  2. ^ 静岡県統計年鑑

関連項目