武豊火力発電所

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武豊火力発電所
たけとよかりょくはつでんしょ
武豊火力発電所
種類 火力発電所
電気事業者 中部電力
所在地 日本の旗 日本
愛知県知多郡武豊町字竜宮1番地1
北緯34度49分28.66秒 東経136度55分24.76秒 / 北緯34.8246278度 東経136.9235444度 / 34.8246278; 136.9235444座標: 北緯34度49分28.66秒 東経136度55分24.76秒 / 北緯34.8246278度 東経136.9235444度 / 34.8246278; 136.9235444
2号機
発電方式 汽力発電
出力 37.5万 kW
燃料 原油重油
営業運転開始日 1972年(昭和47年)6月
3号機
発電方式 汽力発電
出力 37.5万 kW
燃料 原油、重油
営業運転開始日 1972年(昭和47年)9月
4号機
発電方式 汽力発電
出力 37.5万 kW
燃料 原油、重油
営業運転開始日 1972年(昭和47年)11月
公式サイト:武豊火力発電所
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武豊火力発電所(たけとよかりょくはつでんしょ)は、愛知県知多郡武豊町字竜宮1-1にある中部電力石油火力発電所

概要

重要港湾である衣浦港の西岸に位置する。同港の対岸には碧南火力発電所が立地している。1966年に1号機が運転を開始、4号機までが建設された。

その後、設備の老朽化に伴い1号機が廃止された。石油火力発電であるため「石炭利用拡大に関するIEA宣言」に基づき、2号機を長期計画停止させるなど、低稼働率状態が続いていた。

2011年5月23日、中部電力は浜岡原子力発電所の稼働停止要請を受け、長期計画停止火力機の再稼働を決定[1]、2号機を7月31日に再稼働させた[2]

また、敷地内にメガソーラーたけとよ発電所(太陽光発電)が併設されており、2011年10月31日に運転を開始した[3]。本項で説明する。

2015年度中に2号機から4号機の運転を停止し、その後に1号機から4号機までの発電設備を撤去、2018年度に石炭を燃料とする5号機を着工し、2021年度に運転を開始する予定である[4][5]

発電設備

  • 火力発電総出力:112.5万kW[6]
  • 敷地面積:約66万3,000m²
2号機(2011年8月9日運転再開)
定格出力:37.5万kW
使用燃料:原油重油
営業運転開始:1972年(昭和47年)6月
3号機
定格出力:37.5万kW
使用燃料:原油、重油
営業運転開始:1972年(昭和47年)9月
4号機
定格出力:37.5万kW
使用燃料:原油、重油 
営業運転開始:1972年(昭和47年)11月
メガソーラーたけとよ
敷地面積:約12万m²
設備:ソーラーパネル3万9,168枚
出力:約7,500kW
想定年間発電量:約730万kWh
営業運転開始:2011年(平成23年)10月31日

計画されている発電設備

5号機[4][5]
定格出力:107万kW
使用燃料:石炭
熱効率:45%以上(低位発熱量基準)
着工予定:2018年度(平成30年度)
営業運転開始予定:2021年度(平成33年度)

廃止された発電設備

1号機
定格出力:22万kW
使用燃料:原油、重油
営業運転期間:1966年(昭和41年) - 2002年(平成14年)3月

出典

関連項目

外部リンク