朱鷺の墓

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朱鷺の墓』(ときのはか)は、五木寛之小説及びそれを原作としたテレビドラマ作品である。

概要

日露戦争下の城下町金沢を舞台に、美貌の芸妓・染乃とロシア貴族出身の青年将校イワーノフとの恋の行方を描いた作品。「婦人画報」連載途中より話題となり、テレビドラマ演劇にもなった。

作品名には「朱鷺の墓」とあるが、物語中では実際の朱鷺は登場しない。

テレビドラマ

1970年版

1970年1月12日1月30日NHK銀河ドラマ」枠(月曜~金曜21時00分~21時30分)にて放送された連続スタジオドラマ。同枠20作目。カラー作品。全15回。NHK東京制作。

キャスト

スタッフ

1973年版

1973年4月30日6月15日フジテレビライオン奥様劇場」枠にて放送された連続テレビ映画。カラー作品。全35回。

概要

「奥様劇場」第68作。歌舞伎座テレビ室の制作としては6作目にあたる。平均視聴率7.9%、最高視聴率9.8%(いずれもビデオリサーチ調べ)。 スタッフとして進行を務めていた杉浦孝昭おすぎ)が女郎役で出演。神田隆はNHK版と同じ役で配役された。 イワーノフ役を演じた石崎二郎は佐分利信の子息。

キャスト

スタッフ

その後の展開

フジテレビ ライオン奥様劇場
前番組 番組名 次番組
愛と悲しみのとき
(1973.3.5 - 1973.4.27)
朱鷺の墓
(1973.4.30 - 1973.6.15)
二人だけの朝
(1973.6.18- 1973.8.3)