日本社会事業短期大学
日本社会事業短期大学 | |
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大学設置 | 1950年 |
創立 | 1946年 |
廃止 | 1962年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人日本社会事業学校 |
本部所在地 | 東京都渋谷区原宿266-2 |
学部 | 社会事業科 |
日本社会事業短期大学(にほんしゃかいじぎょうたんきだいがく、英語: The Japan School of Social Work[1])は、東京都渋谷区原宿266-2に本部を置いていた日本の私立大学である。1950年に設置され、1962年に廃止された。大学の略称は社事短。学生募集は1957年度まで。翌年度より日本社会事業大学の設置により短期大学は学生募集を停止し、1962年3月31日 正式廃止[2]。
概要
大学全体
- 学校法人日本社会事業学校により運営されていた日本の私立短期大学。旧来の日本社会事業専門学校を発展改組する形で東京都渋谷区原宿において1950年に設置された。社会事業科のみ単科短大で、今日の日本社会事業大学の母体となっている
教育および研究
- 当時、全国でも数少ない社会福祉に関する専門教育が行われていた。
沿革
- 1946年10月7日 財団法人中央社会事業協会を運営主体として、日本社会事業学校を設置。
- 1947年3月31日 財団法人中央社会事業協会が、財団法人日本社会事業協会に組織変更。日本社会事業学校を廃止し、専門学校令に基づいて、同財団法人が運営する日本社会事業専門学校を設立。
- 1950年 日本社会事業専門学校を廃止し、日本社会事業短期大学社会事業科を設置。
- 1951年3月 - 学校教育法に基づき、財団法人日本社会事業協会が学校法人日本社会事業学校に組織変更。
- 1957年度をもって学生募集が終了となる。翌年度より日本社会事業大学へ移行。
- 1962年3月31日 正式廃止[2]。
基礎データ
所在地
- 東京都渋谷区原宿266-2
教育および研究
組織
学科
- 社会事業科
専攻科
- なし
別科
- なし
取得資格について
- 中学校教諭二種免許状と高等学校教諭仮免許状が設けられていた。教科はそれぞれ社会となっていた。1953年11月認可で、1955年度より設けられていた[3][4]。
- ほか、保母資格を取得するための課程も設けられていた。
附属機関
研究
- 『日本社會事業短期大學研究紀要』[1]
大学関係者と組織
大学関係者組織
大学関係者一覧
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施設
キャンパス
寮
卒業後の進路について
就職について
- 社会事業科:概ね大半が、社会事業に従事していたものとなっている[3]
参考文献
- 『全国学校総覧』
- 『短期大学一覧』
- 『全国私立大學・短期大學入学案内』(昭和27年度用:日本私立大學協會 日本私立短期大學協會共編)
- 『教員養成課程認定大学短期大学一覧』(文部省大学学術局編)
- 『教員養成課程認定大学・短期大学等総覧』(全国高等学校長協会編。第一法規出版)
- 『全国短期大学高等専門学校一覧』(文部省高等教育局技術教育課監修)
- 『日本社会事業大学四十年史』
日本社会事業短期大学に関する書物
- 現在、日本社会事業大学附属図書館に「日本社会事業短期大学」に関する書物が数多く所蔵されているとの情報がある。詳細は、ホームページ参照。