愛宕山 (南房総市)
愛宕山 | |
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伊予ヶ岳より望む愛宕山 | |
標高 | 408.2 m |
所在地 | 日本 千葉県南房総市 |
位置 | 北緯35度06分53秒 東経139度59分12秒 / 北緯35.11472度 東経139.98667度座標: 北緯35度06分53秒 東経139度59分12秒 / 北緯35.11472度 東経139.98667度 |
山系 | 房総丘陵 |
種類 | 丘陵 |
愛宕山の位置 | |
プロジェクト 山 |
愛宕山(あたごやま)は、千葉県南房総市にある山である。標高408.2m。房総丘陵(嶺岡山地)の山の一つである。千葉県の最高峰。県内には他に「愛宕山」を称する山が複数存在するため、嶺岡愛宕山(みねおかあたごやま)とも称される。
安房国に逃れた源頼朝が、この山頂に地蔵菩薩を奉納して再起を誓ったといわれている。ただし、江戸時代以後には隣の「二ツ山」を最高峰とする説が出されて議論となった[1]が、大正期に再調査をした結果、二ツ山は標高376mとされて愛宕山が最高峰とされた[2]。
現在、この山の山頂付近は航空自衛隊の防空レーダー施設(峯岡山分屯基地)となっており、山頂脇にある三角点及び愛宕神社も施設の構内にある。登頂する場合は事前に施設宛に申請しなければ、三角点まで行くことができない。全国の各都道府県の最高峰の山で唯一、自由に登ることができない山である。
嶺岡中央林道(嶺岡スカイライン)などから施設のゲートまで自動車で行くことができる。
都道府県別最高地点としては最も低い。次が沖縄県の於茂登岳(526m)であり、京都府の皆子山(972m)が続く。東京スカイツリーの第2展望台「天望回廊」(450m)よりも低く、したがって千葉県内の全ての地点は第2展望台よりも低いところに位置する。