奈村信重

奈村 信重（なむら のぶしげ）は、日本の実業家、馬主。

経歴

息子で、歯科医師の奈村睦弘が開業する歯科のサイト内のコラムによれば、70代になりくも膜下出血で倒れ半身不随となる。2014年の時点で車椅子を使用する状態であったことも確認されている。

その後、享年92歳で死去している。

馬主活動

奈村の勝負服を着用した熊沢重文

日本中央競馬会（JRA）に登録していた馬主として知られた。勝負服の柄は薄紫、水色一文字、冠名は「ナムラ」を用いた。関連企業として一口馬主クラブの「ナムラホースクラブ」があったが現存していない。現在は、息子の奈村睦弘が所有馬と勝負服を引き継いでいる。

来歴

• 1968年 - 馬主資格取得。
• 1972年 - シングンが金鯱賞を制し、重賞初勝利。

主な所有馬

中小牧場の生産馬、地味な血統の馬を多く所有している。その一方、社台グループ系統や外国産馬はほとんど所有しない。サンデーサイレンス産駒も1頭も所有しなかった。

• シングン（金鯱賞、朝日チャレンジカップ）
• レイクファイア（CBC賞）
• キャプテンナムラ（菊花賞2着、阪神大賞典、鳴尾記念）
• ナムラモノノフ（阪神大賞典、京都大障害）
• ナムラコクオー（ラジオたんぱ杯3歳ステークス、シンザン記念、NHK杯、プロキオンステークス）
• グレイスナムラ（京都牝馬ステークス）
• ナムラサンクス（ダイヤモンドステークス）
• ナムラリュージュ（阪神スプリングジャンプ）
• ナムラマース（札幌2歳ステークス、毎日杯）
• ナムラクレセント（菊花賞3着、天皇賞・春3着、阪神大賞典）
• ナムラタイタン（武蔵野ステークス）
• ナムラビクター（アンタレスステークス）