京コトはじめ
京コトはじめ | |
---|---|
ジャンル | 情報番組 |
出演者 | 森田洋平(NHKアナウンサー) |
製作 | |
制作 | NHK大阪放送局 |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2021年4月2日 - |
放送時間 | 金曜日 14:05 - 14:50 |
放送分 | 45分 |
公式サイト | |
特記事項: ミニ番組としても随時放送。 |
『京コトはじめ』(きょうコトはじめ)は2021年4月2日から放送している、NHK大阪放送局制作の、主に京都府に関する情報番組である。
概要
東京のNHK放送センターのバックアップ機能を持つNHK大阪放送局の機能強化の一環として、『列島ニュース』の枠拡大、『ニュース きん5時』の新設などとあわせ、金曜の大阪放送局制作の生放送番組の1つとして放送を開始した[1]。2021年3月までは金曜14時台に、同じく大阪放送局制作で『ごごナマ おいしい金曜日』を放送していたため、事実上この枠を引き継いでいる。
内容としては、京都の魅力を毎回1つのテーマに沿って紹介し、そのテーマに関する職人などをゲストに招いて紹介するというものである[注 1]。京都に関する番組ではあるが、前述の事情から、制作局は京都放送局ではなく大阪放送局である。紹介VTRのナレーションも、大阪放送局のアナウンサーが週替わりで担当している。なお、紹介VTRでは、京都放送局やNHKワールド JAPANで過去に放送された京都に関する番組映像を二次利用しているものもあり、京都放送局のアナウンサーも後述する「京コト+」のコーナーのリポーターとして出演している。
また、放送開始直前の2021年3月12日 13:40 - 14:30[注 2]に事前番組・パイロット版を放送した。
2 - 5分程度のミニ番組としても放送されており、「古都の美 "匠(たくみ)の技" 〇〇」(〇〇には「京菓子」「庭」等)として随時放送されている。当初は関西地区のみでの放送だったが、2021年10月からは全国で放送されている。
2022年4月からは、京都や関西ゆかりの芸能人などのゲストが、従来の職人のゲストとは別に、週替わりで出演するようになっている。一方で、「全国ここでもコトはじめ」(京都以外の全国からの中継)が行われなくなった。
放送時間
- 毎週金曜日 14:05 - 14:50
- 『国会中継』や、高校野球中継時(『選抜高等学校野球大会』・『全国高等学校野球選手権大会』)等は休止。
- レギュラー放送開始以降、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置について、新たな宣言発出・対象地域拡大・期間延長などの決定が金曜日に行われることが多い。その場合、午前中に基本的対処方針分科会にて諮問を諮り了承された上で、午後に議院運営委員会への事前説明が行われる場合が大方である。 この影響により、当番組の放送前日・当日に急遽、議院運営委員会質疑に関する国会中継が『NHKニュース』への内包の扱いで挟まれ、当番組の放送時刻と重なるケースが相次いでいる。これで実際に、2021年4月23日(第204回国会・参議院議院運営委員会)[2]が休止となった。更には、翌月5月は4週全て休止となり、1ヶ月全く放送がない状態となった[注 3][3][4][5]。
- 2021年7月16日放送を最後に、以後は『2020年東京オリンピック』『第103回全国高等学校野球選手権大会』『2020年東京パラリンピック』とスポーツ中継が相次ぐため、2021年9月10日までのおよそ2ヶ月間放送がなかった(前述の『ニュース きん5時』もほぼ同様の状態であった)。
- 2022年7月1日放送は、大阪放送局が属する関西地域や、関東地方などでは第26回参議院議員通常選挙の政見放送のため休止。政見放送を同時刻に行わない一部地域では、当番組で過去に放送されたものの再放送を実施するため、実質的な裏送りとなった。翌週8日も同様の対応予定だったが、安倍晋三銃撃事件に伴う報道特別体制のため、全国で番組休止となった。
このように、国会中継や臨時ニュースの影響を受けやすい時間帯でもあるためか、本来の生放送で放送されているのは、番組開始当初の2021年4月を除けばごく僅かにとどまっている。生放送を予定していた週が休止された場合は、その日のうちに収録を行い、後日放送という形となる。この際、番組冒頭で森田が登場する際や中継コーナー時に「〇月〇日に収録したものです」という字幕表記があるほか、森田が通常「京都から生放送でお届けします」と言うところを「京都からお伝えします」などと挨拶が変更される。
主なコーナー
いずれも、番組後半で行われる。
- 京コト+(京コトプラス)
- 全国ここでもコトはじめ
出演者
通常放送
- 森田洋平(NHKアナウンサー[注 5]) - MC(ただし、ミニ番組「古都の美 "匠(たくみ)の技"」には出演なし。)
- その日のテーマに関わる職人1名以上
- 京都ゆかりの芸能人などゲスト1名(2022年4月より、毎週いずれか1名が出演)
- 大原千鶴[注 6](料理研究家、京都府出身)
- 奥野史子(元女子アーティスティックスイミング選手、京都府出身)
- 桂塩鯛(落語家、京都府出身)
- 桂米二(落語家、京都府出身)
- ジェフ・バーグランド(京都外国語大学教授)
ミニ番組「古都の美 "匠(たくみ)の技"」
- 瀬戸秀夫(NHKアナウンサー) - ナレーション担当
関連項目
- Core Kyoto - NHKワールドJAPANで放送されている番組(国内ではBS1で放送)。番組で放送された映像を二次利用することがある。
脚注
注釈
- ^ 通常は京都府内からの生中継または収録放送であるが、新型インフルエンザ等緊急事態宣言が発令された場合は大阪放送局内のスタジオからの放送となる(本件に関係なく、テーマによっては大阪のスタジオからの放送とする場合もある)。後述する中継コーナーも、この場合は事前収録で対応するケースもある。
- ^ 14:00 - 14:05は、『NHKニュース』のため中断。この13:40 - 14:30という放送時間は、先週3月5日まで放送されていた、前述の『ごごナマ おいしい金曜日』と同じである。
- ^ このうち4月23日・5月7日は、前述のパイロット版の再編集版(実質的な再放送)を予定していた。5月14日(北海道・岡山・広島へ緊急事態宣言発令)・21日(沖縄県へ緊急事態宣言発令)・28日(宣言延長)は通常の生放送を予定していたが、全て議院運営委員会質疑のため中止。生放送を予定していた当日に収録を行い、6月18日以降順次放送している。
- ^ 畠山は『きょうの料理』を隔週担当のため非番時に出演。石橋は、『ニュース きん5時』が大相撲中継で中止の時期に出演。ただし、この2名以外の大阪放送局のアナウンサーが担当することもある。
- ^ 当番組開始の2021年4月付で、大阪放送局に異動。
- ^ 前述の『きょうの料理』にも月1回程度出演しているため、出演がない週に出演。
出典
- ^ “2021年度 国内放送番組編成計画” (PDF). 日本放送協会 (2021年2月10日). 2021年2月10日閲覧。
- ^ ニュース 「中継・参議院議院運営委員会」 - NHKクロニクル
- ^ ニュース 「中継・衆議院議院運営委員会」 - NHKクロニクル
- ^ ニュース 「中継・衆議院議院運営委員会」 - NHKクロニクル
- ^ ニュース 「中継・衆議院議院運営委員会」 - NHKクロニクル
外部リンク
- 京コトはじめ - NHK - 公式サイト
- 京コトはじめ - NHK放送史
NHK総合 金曜 14:05 - 14:50 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
ごごナマ 金曜第2部(おいしい金曜日)(14:05 - 14:30)
ごごナマ 金曜第3部(ごごウタ)(月1回、14:30 - 15:00) 先取りきょうの健康(『ごごウタ』未放送時、14:30 - 14:45) ミニ番組(『ごごウタ』未放送時、14:45 - 14:55) |
京コトはじめ
(2021年4月2日 - ) |
-
|