九広軽鉄川崎電車

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九広鉄路川崎電車
九広鉄路川崎電車、番号1090+1205
基本情報
製造所 川崎重工業
主要諸元
編成 30(番号1201-1210は運転席がない)
軌間 1,435 mm
電気方式 直流750V
最高運転速度 70 km/h
設計最高速度 80 km/h
減速度(常用) 4.68 km/h/s
編成定員 220
編成重量 32t(自重)
全長 20,200 mm
全幅 2,650 mm
全高 3,015 mm
編成出力 AEG 直流モータ - 134kW
制御装置 AEG GTO Chopper
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川崎電車(かわさきでんしゃ)は、香港九広鉄路(KCR)が保有する直流電車2007年12月2日から、香港鉄路港鉄 MTR)に貸し出す形をとっている。川崎重工業製のためこう呼ばれている。

概要

天水囲支線の1993年9月開業にあわせて、九広鉄路(KCR)が1992年に川崎重工業より30両購入し、軽軌(ライトレール)路線で使用している。全て電動車であるが、1071号~1090号が片運転台、1201号~1210号は運転台無しとなっている。入線当時は橙色に塗装されていたが、1997年2000年にかけて現在の塗装に変更されている。行先表示機は前面の方向幕のみで、後部にはなかったのだが、2002年2003年にかけてLED式に換装し、後部にも路線番号を表示するようになった。この他2005年にはアコモデーションの改造が行われ、座席数を26に減じて、その空いたスペースに4組の半座位(Poach seats)を設置し定員を254人に増やしている。

関連項目

外部リンク