中田さちが丘線

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中田さちが丘線(なかたさちがおかせん)は、神奈川県横浜市における都市計画道路泉区中田東一丁目を起点として相鉄いずみ野線緑園都市駅付近を通過し、旭区善部町までを結ぶ。全線開通時の延長は約5.9kmである。

都市計画法に基づく名称は「横浜国際港都建設計画道路3・3・40号中田さちが丘線」。

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路線データ

路線概要

起点側

起点となる中田町東原交差点では神奈川県道22号横浜伊勢原線長後街道)と接続している。本線は北東方向に進んで岡津町交差点付近まで完成しており、この交差点では神奈川県道401号瀬谷柏尾線と接続している。

岡津地区

その後、同交差点より直進してトンネルにより岡津の山を越える計画となっている。なお、トンネル建造予定地手前の阿久和川を越える下岡津橋は1994年平成6年)3月、街路を越える下岡津第二橋は1999年(平成11年)8月にそれぞれ竣工しているものの、2014年6月時点で本線における供用開始には至っていない[1]。トンネルを抜けると同じく都市計画道路の権太坂和泉線(3・4・10号/事業中神奈川県道218号弥生台桜木町線にも該当)[2][3][4]、および道の名瀬街道(横浜市道名瀬第241号線)と接続する計画で、本線においてこの約270mの区間が唯一の未開通部分である[5]。また、名瀬街道から緑園都市方面までを結ぶ約140m(名瀬街道以北)の区間については2009年平成21年)に開通しており[6]、以前より完成していた本線の終点側に対して現状ではT字型に接続しているが、全線開通時までには本線を直進方向に整備する方針である(本線の岡津地区における整備事業は2020年(平成32年)度頃までに完了予定)[7][8][9]

終点側

終点側は緑園都市から善部町方面まで既に完成している。相鉄いずみ野線の緑園都市駅周辺では本線を中心(基幹道路)として電線の地中化や機能的な主要道路を配置しており、緑豊かな美しい街並みが形成されている。緑園都市より北上すると同線南万騎が原駅の西方を通過し、第三善部跨線橋(1988年(昭和63年)3月竣工)で東海道新幹線の頭上を越えて終点の桃源台交差点に至る。この交差点では同じく都市計画道路の鴨居上飯田線と接続している。

通過する自治体

接続路線

沿線構造物

  • 下岡津橋(阿久和川をまたぐ、泉区岡津町の橋梁
  • 下岡津第二橋(街路をまたぐ、泉区岡津町の橋梁)
  • 本線のトンネル(岡津の山を越える泉区岡津町のトンネル、今後整備予定・名称未定)
  • 第三善部跨線橋(東海道新幹線をまたぐ、旭区善部町の橋梁)

脚注

  1. ^ 都計道中田さちが丘線岡津地区(未成区間)(気になる道路、特異な道)
  2. ^ 権太坂和泉線(名瀬・岡津地区)(横浜市道路局)
  3. ^ 権太坂和泉線(通信用語の基礎知識)
  4. ^ 権太坂和泉線(Googleマップ/投稿者:さとし、2013年8月8日更新)
  5. ^ 都市計画道路(横浜市)(Googleマップ/投稿者:Tetra、2013年11月21日更新)
  6. ^ 中田さちが丘線(岡津地区)の完成について!! ~ 泉区岡津町の名瀬街道以北 140mが2月17日に開通します ~ (PDF) (横浜市道路局 平成21年 (2009年) 2月10日)
  7. ^ 中田さちが丘線(岡津地区)(横浜市道路局)
  8. ^ 都市計画道路の優先整備路線について(平成28年3月版)(横浜市道路局) ※この中で、本線については泉区のPDFファイルを参照
  9. ^ 中田さちが丘線(通信用語の基礎知識)

参考文献・資料

外部リンク