不思議なピーチパイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。240f:e3:309f:1:18d0:66db:92ef:e45e (会話) による 2022年10月22日 (土) 18:04個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎解説)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

不思議なピーチパイ
竹内まりやシングル
初出アルバム『LOVE SONGS
B面 さよならの夜明け
リリース
規格 レコード
ジャンル ポップス
レーベル RCA/RVC
RVS-557
作詞・作曲 作詞:安井かずみ
作曲:加藤和彦
チャート最高順位
竹内まりや シングル 年表
SEPTEMBER
(1979年)
不思議なピーチパイ
(1980年)
二人のバカンス
(1980年)
LOVE SONGS 収録曲
SIDE 1
  1. FLY AWAY
  2. さよならの夜明け
  3. 磁気嵐
  4. 象牙海岸
  5. 五線紙
SIDE 2
  1. LONELY WIND
  2. 恋の終わりに
  3. 待っているわ
  4. SEPTEMBER
  5. 不思議なピーチパイ
  6. little lullaby
テンプレートを表示

不思議なピーチパイ」(ふしぎなピーチパイ)は、竹内まりやの4枚目のシングル。1980年2月5日RCA(現:ソニー・ミュージックレーベルズ)より発売された。

解説

  • 資生堂化粧品の'80春キャンペーンCMソングとして使用された。曲名は土屋耕一考案のキャンペーンタイトル「ピーチパイ」に糸井重里が「不思議な」を付け足した[3]
  • レコーディングの際、スタジオに来た作詞者の安井かずみが「まりや、この曲はあなたの声にぴったりのポップスだわ!」と語っていた。彼女の予想通りこの曲は竹内にとって初めての大ヒットとなった[4]
  • 竹内はこの曲で初のオリコンTOP10入りを果たした。その後、最高3位まで上昇するロング・ヒットを記録する[1]。最終的な累計売上は39.2万枚に達した。
  • ザ・ベストテン』(TBSテレビ)でも「今週のスポットライト」で初出演後にランクインし、最高3位・通算7週間ベストテン入りするなど、竹内の名前が大きく知れ渡るきっかけとなった[2]
  • 同曲のヒット当時は、『ザ・ベストテン』や『夜のヒットスタジオ』(フジテレビ)などのテレビ歌番組へ積極的に出演し、当曲を披露していた。
  • 『ザ・ベストテン』に3月27日に10位でランクインされた際、コンサートを行っていた大阪フェスティバルホールより生中継で登場となった。
  • その時、ベストテン登場1000組目となったことからスタッフより「初登場の記念に何か贈り物をしたい」と竹内に提案したところ「会場においてある公衆電話に、自分の写真を飾って欲しい」と答えた。
  • 本人の写真入りの公衆電話は、初登場した日に会場に贈呈され、数年間会場に置かれ、多くの人が利用した。
  • B面の「さよならの夜明け」は、竹内自身が作詞、作曲は山下達郎が手掛けた楽曲である。

収録曲

  1. 不思議なピーチパイ
    作詞:安井かずみ/作曲:加藤和彦/編曲:加藤和彦・清水信之
    • 資生堂化粧品 ’80春のキャンペーンソング
  2. さよならの夜明け
    作詞:竹内まりや/作曲:山下達郎/編曲:Gene Page

収録アルバム

  • LOVE SONGS』 (1980年6月5日)
  • 『VIVA MARIYA!!』 (1982年3月5日)
  • Expressions』 (2008年10月1日)

カヴァー

不思議なピーチパイ

脚注

  1. ^ a b c d オリコンランキング情報サービス「you大樹」
  2. ^ a b c 角川インタラクティブ・メディア「別冊ザ・テレビジョン ザ・ベストテン 〜蘇る! 80'sポップスHITヒストリー〜」2004年12月、ISBN 978-4-0489-4453-3
  3. ^ みんなCM音楽を歌っていた。大森昭男ともうひとつのJ-POP 立ち読み版 第4回 CMソングからイメージソングへほぼ日刊イトイ新聞
  4. ^ 竹内まりやのベスト・アルバムExpressions』内ライナーノーツより

外部リンク

竹内まりや Official Site