モーセ五書
ヘブライ聖書 または 旧約聖書 |
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詳細は聖書正典を参照 |
ユダヤ教、プロテスタント、 カトリック教会、東方教会 |
ユダヤ教とプロテスタントが除外 |
東方正教会が含む |
ロシア正教会とエチオピア正教会が含む |
エチオピア正教会が含む |
ペシッタ訳聖書が含む |
古代教会スラブ語聖書が含む |
モーセ五書(モーセごしょ)、あるいはトーラ(ヘブライ語: תורה, Torah)、トーラーとは、旧約聖書の最初の5つの書である。モーゼの五書、律法(りっぽう)とも呼ばれる。これらはモーセが書いたという伝承があったのでモーセ五書と言われるが、近代以降の文書仮説では異なる時代の合成文書であるという仮説を立て、モーセが直接書いたという説を否定する。ただし保守的なキリスト教会と学者は今日もモーセ記者説を支持している[1][2]。また正教会における註解書には、こうした学説の対立に触れず、「伝統的に」モーセが著者であるとされているという記述にとどめているものもある[3]。
モーセ五書一覧
キリスト教
区分
律法は1.道徳律法、2.司法律法、3.儀式律法にわけられる。このうち、道徳律法は永続性があるが、儀式律法はイエス・キリストの十字架によって成就された。[4]
脚注
関連項目
外部リンク
- 木幡藤子. “最近の五書研究を整理してみると” (PDF). 広島大学. 2010年5月7日閲覧。