ジミー・カーワン

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ジミー・カーワン(Quinton James Cowan、1982年3月6日 - )は、ニュージーランド出身のラグビー選手。ポジションはスクラムハーフ(SH)

日本語表記では「カウワン」または「コーワン」の場合もある。

人物[編集]

1982年3月6日、ニュージーランド:ゴア英語版で生まれる。

身長186cm、体重92kg。

愛称は「Jim」、「Jimbo」、「Bluey」。

弟は同じサウスランド州代表のスコット・カーワン英語版(Scott Cowan)。

キャリア[編集]

ゴア・ハイスクール卒業、2000年、18歳でサウスランド州代表に選ばれ、ニュージーランド州代表選手権(現ITM CUP)に出場。2003年にスーパー12(現スーパーラグビー)のハイランダーズに入り、同じポジションのダニー・リー(Danny Lee)やバイロン・ケラハーの指導を受け、ケラハーが移籍した翌シーズンにはレギュラー定着する。

2004年、サウスランド州代表チームの史上最年少50ゲーム出場(22歳)を達成、この年の活躍で、オールブラックスに選ばれ、欧州ツアーのイタリア戦でデビュー。

2005年、スーパー14でNew Zealand Super 14 Player of the Year Awardを受賞。ブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・ライオンズニュージーランドツアーではオールブラックスに選ばれなかったが、サウスランド州代表とライオンズとの試合で、ギャヴィン・ヘンソンの2トライのみの得点に抑えたディフェンスが評価され、同年11月の欧州ツアーに選ばれる。

2007年ジュニアオールブラックスに選出、IRBパシフィックネイションズカップに出場する。同年のエアニュージーランドカップでプレイオフ進出に大きく貢献、翌2008年、ふたたびオールブラックスに選出。

2009年からハイランダーズでキャプテンに就任。2010年、ニュージーランドラグビー協会と2012年までの契約更新、サウスランド、ハイランダーズでプレイすることとなる。

マタウラ[編集]

カーワンがハイスクール卒業後に所属したマタウラ・ラグビークラブ(Mataura Rugby Club)のある人口2,000人足らずの小さな町マタウラから、リンゼイ・タウンゼンド(Lindsay Townsend、1955年選出)とジャスティン・マーシャルの3人のオールブラックス(3人ともポジションはハーフバック)が輩出されている。

リンク[編集]