サンダー (ポケモン)
サンダー | |
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基礎データ | |
英語名 | Zapdos |
進化体系 | たねポケモン |
進化前 | なし |
進化後 | なし |
世代 | 第1世代 |
ポケモン学 | |
分類 | でんげきポケモン |
タイプ | でんき / ひこう |
高さ | 1.6m |
重さ | 52.6kg |
特性 | プレッシャー |
サンダーは、ポケットモンスターシリーズに登場する1025種のポケモン(架空の生物)のうちの一種である。
特徴
全身が黄色い羽毛に包まれている。翼や尾の先は鋭く尖っており、くちばしは長く伸びている。全体として雷撃のような鋭利なデザインをしている。
普段は雷雲の中で暮らしており、時折その割れ目から突如現れる。基本的にいつも帯電しており、羽ばたく度に火花が発生する。夏の嵐の元凶の一つだという。
ゲームでのサンダー
『赤・緑・青・ピカチュウ』『ファイアレッド・リーフグリーン』では「むじんはつでんしょ」に1匹だけ生息している。レベルは50。
『プラチナ』では、全国図鑑入手後、パルパークに行き、ハクタイシティにいるオーキド博士に話しかけると、シンオウ各地を飛び回るようになる。このバージョンのみレベルは60。
『ハートゴールド・ソウルシルバー』ではカントーの全バッジ収集完了後に「はつでんしょ」の外に現れる。レベルは50。
能力は全体的に高く、特に「とくこう」「すばやさ」に優れている。ひこうタイプを持つため、本来でんきタイプが苦手とするじめんタイプの技を受けない。ポケモン図鑑には「雷に打たれると力が沸いてくる」とあるが、「ちくでん(でんきタイプのわざを受けるとHP回復)」や「でんきエンジン」のとくせいは持たない。
外伝作品でのサンダー
『ポケモンXD』ではシャドー総帥のデスゴルドからスナッチできる。このサンダーは通常では覚えられない「じんつうりき」・「きんぞくおん」・「バトンタッチ」を覚えている。レベルは50。
『ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊』ではダーテングを連れ去り、「ライメイのやま」の頂上にボスとして登場。伝説のポケモンとしては救助隊と最初に対戦する。仲間になるのはエンディングを迎えてからで、再びライメイの山の頂上にいるサンダーと対戦して勝利すれば仲間になる可能性がある。初期レベルは45。
『大乱闘スマッシュブラザーズDX』ではモンスターボールから登場するポケモンの中で出現率の低い伝説のポケモンの1体。「でんきショック」で攻撃する。
アニメでのサンダー
『無印』第243話「サンダーとクリスタル! みずうみのひみつ!」でサトシ達が電気タイプのポケモンを癒す湖に辿り着いたときに姿を現した。声優は小西克幸。
『ダイヤモンド&パール』では第94話「パチリスお熱です! 2人でお留守番!?」では野生のサンダーがロケット団の前を飛行していた。同じく第173話では、マキナ(声:沖佳苗)が以前バトルをしている際にたまたま上空に飛んでいた。
アニメの世界においては、同じ伝説の鳥ポケモンであるフリーザーの雪山伝説やファイヤーの火の鳥伝説があるのに対し、サンダーの伝承は少ないようである。
映画でのサンダー
1999年公開の『幻のポケモン ルギア爆誕』では、最初にファイヤーと争う。
2006年公開の『ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ』では、エンディングでジャッキーがサンダーをキャプチャしている。
ポケモンカードでのサンダー
初登場はポケットモンスターカードゲーム第1弾拡張パックで、雷タイプとして収録された。その際のレアリティは★で、ホログラム入りのレアカードだった。伝説の鳥ポケモン三種の中では最も登場が早く、三種の中で最も強力だった。また、闘タイプに抵抗力を持ち、雷デッキの中心となる存在だった。
漫画でのサンダー
『ポケットモンスターSPECIAL』では、第一章でフリーザー、ファイヤーと融合して異形の三つ首鳥ポケモンに変貌したことがある。ロケット団から解放された後は、ブルーのポケモンとなってホウオウ、ルギアとの戦いにも参加。