ギャル鉄
『ギャル鉄』(ギャルてつ)は 松山せいじによる日本の漫画。『チャンピオンRED』(秋田書店)にて2020年10月より連載開始[1]。松山の鉄道漫画としては『鉄娘な3姉妹』『ゆりてつ』に続く作品である[1]。
あらすじ
新宿駅で男性サラリーマンがギャルにぶつかり、相手に中央線で山梨県の四方津へ連れて行かれる[1]。サラリーマンは彼女が鉄道マニアであることを知り、二人はそれから連れ立って鉄道旅行に出かけるようになる[1]。
制作の経緯
前述した『鉄娘な3姉妹』『ゆりてつ』は小学館の『月刊サンデーGX』で連載された、いずれも鉄道に興味ある少女たちの物語。『ゆりてつ』に続いて松山は鉄道マニア少女とサラリーマンの物語を温めていた。まず『小さな鉄のメロディ』として『COMIC鉄ちゃん』に掲載(辰巳書店が鉄道アンソロジー漫画雑誌として2014年に創刊)するが、一号のみ出しての廃刊で6年後になって秋田書店とのタッグで実現することになった[要出典]。
登場人物
主要人物
- 後藤寺ミオ(ごとうじ ミオ)
- 主人公。見た目はギャルメークな女子高生だが、実はハードコアな鉄道マニア。彼女の胸にぶつかった日田彦を拉致して連れてきたところは以前、小さいころに兄と訪問したところであったという。
- 田川日田彦(たがわ ひたひこ)
- うだつの上がらない眼鏡のサラリーマン。ミオの胸にぶつかってしまい、そのまま拉致されたが「連れていきたい場所を一緒に見るだけ」とわかり、一安心。彼女の鉄道を語る表情に癒され、その後もミオと鉄道活動をすることとなった。
脚注
- ^ a b c d “「ゆりてつ」「鉄娘な3姉妹」松山せいじ新連載はギャル×鉄道、チャンピオンREDで開幕”. コミックナタリー. (2020年10月17日) 2020年11月11日閲覧。