キク目

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2021年6月28日 (月) 12:03; 126.157.107.26 (会話) による版 (キキョウ類の学名の修正)(日時は個人設定で未設定ならUTC

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
キク目
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : キク類 asterids
階級なし : キキョウ類 campanulids
: キク目 Asterales
学名
Asterales
Lindl. (1833)

キク目(キクもく、学名: Asterales)は、双子葉植物の一つ。11に約1,70027,000が属する[1]。属種のほとんどは、ヒマワリデイジーなどが属するキク科で占められている。被子植物の中で進化の進んだグループであり、大きな目となっている。

分類[編集]

キク目

Rousseaceae

キキョウ科

ユガミウチワ科

アルセウオスミア科

フェリネ科

アルゴフィルム科

スティリディウム科

ミツガシワ科

クサトベラ科

カリケラ科

キク科

系統[1]

過去の分類体系[編集]

クロンキスト体系[編集]

クロンキスト体系ではキク科のみを含む単型目である。

新エングラー体系[編集]

エングラーと共同研究者らはキク科をキキョウ科に近縁と考えて、キキョウ目に所属させた。そのため、新エングラー体系ではキク目の名前は使われていない。キク科をキキョウ科の間に系統関係を認めている点では、APGと同じである。

脚注[編集]

  1. ^ a b Asterales”. Angiosperm Phylogeny Website. 2013年2月20日閲覧。
  2. ^ a b コーナー, E. J . H.渡辺, 清彦『図説熱帯植物集成』廣川書店、1969年、851頁。 

関連項目[編集]