カラスアゲハ
カラスアゲハ | |||||||||||||||||||||||||||
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カラスアゲハ
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Papilio bianor Cramer, 1777[1] | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
カラスアゲハ(烏揚羽) | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Chinese peacock | |||||||||||||||||||||||||||
亜種 | |||||||||||||||||||||||||||
カラスアゲハ(烏揚羽、Papilio bianor)はチョウ目アゲハチョウ科に分類されるチョウの一種。
概要
日本では北海道から沖縄まで全土に分布する。本州南部では年2-3回発生し、4-9月頃に見られる。生息域は食草・食樹の生息環境に左右されるため、本種は基本的に市街地にはいない。しかし、カラスザンショウなどの食草さえあれば、市街地でも見ることができる。
前翅長45-80 mm。本種も含めアゲハチョウ科では夏型は春型より大型になる。
オスには前翅に黒いビロード状の毛があるが、メスにはない。また、メスはオスに比べて後翅の赤斑が目立つという特徴がある。
生活史
幼虫の食草はコクサギ、キハダ、サンショウ、カラスザンショウ、ミヤマシキミ、カラタチなどミカン科の木の葉だが、栽培種のミカン類はあまり好まない。
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吸蜜するオス
亜種
- P. b. dehaanii(本土産)
- P. b. okinawensis(八重山諸島産)
- P. b. ryukyuensis(沖縄諸島産)
- P. b. amamiensis(奄美群島産)
- P. b. tokaraensis(トカラ列島産)
- P. b. hachijonis(伊豆・八丈島産)
類似種
- ミヤマカラスアゲハ Papilio maackii
種の保全状況評価
日本の以下の都道府県で、レッドリストの指定を受けている[2]。
脚注
- ^ “Papilio bianor” (英語). ITIS. 2012年5月10日閲覧。
- ^ “日本のレッドデータ検索システム(カラスアゲハ)”. エンビジョン環境保全事務局. 2012年5月10日閲覧。
参考文献
- 猪又敏男(編・解説)、松本克臣(写真)『蝶』山と溪谷社〈新装版山溪フィールドブックス〉、2006年6月、18-19,116-117頁頁。ISBN 4-635-06062-4。
- 森上信夫・林将之 『昆虫の食草・食樹ハンドブック』 文一総合出版、2007年、ISBN 978-4-8299-0026-0。