カラスアゲハ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
カラスアゲハ
Papilio bianor.jpg
カラスアゲハ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: チョウ目(鱗翅目) Lepidopter
上科 : アゲハチョウ上科 Papilionoidea
: アゲハチョウ科 Papilionidae
亜科 : アゲハチョウ亜科 Papilioninae
: アゲハチョウ属 Papilio
: カラスアゲハ P. bianor
学名
Papilio bianor
Cramer, 1777[1]
和名
カラスアゲハ(烏揚羽)
英名
Chinese peacock
亜種

カラスアゲハ(烏揚羽、Papilio bianor)はチョウ目アゲハチョウ科に分類されるチョウの一種。

概要[編集]

日本では北海道から沖縄まで全土に分布する。本州南部では年2-3回発生し、4-9月頃に見られる。生息域は食草・食樹の生息環境に左右されるため、本種は基本的に市街地にはいない。しかし、カラスザンショウなどの食草さえあれば、市街地でも見ることができる。他のアゲハの仲間と比べ飛ぶ速度が遅め。

前翅長45-80 mm。本種も含めアゲハチョウ科では夏型は春型より大型になる。

オスには前翅に黒いビロード状の毛があるが、メスにはない。また、メスはオスに比べて後翅の赤斑が目立つという特徴がある。

生活史[編集]

幼虫の食草コクサギキハダサンショウカラスザンショウミヤマシキミカラタチなどミカン科の木の葉だが、栽培種のミカン類はあまり好まない。

亜種[編集]

  • P. b. dehaanii(本土産)
  • P. b. okinawensis(八重山諸島産)
  • P. b. ryukyuensis(沖縄諸島産)
  • P. b. amamiensis(奄美群島産)
  • P. b. tokaraensis(トカラ列島産)
  • P. b. hachijonis(伊豆・八丈島産)

類似種[編集]

種の保全状況評価[編集]

日本の以下の都道府県で、レッドリストの指定を受けている[2]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ Papilio bianor” (英語). ITIS. 2012年5月10日閲覧。
  2. ^ 日本のレッドデータ検索システム(カラスアゲハ)”. エンビジョン環境保全事務局. 2012年5月10日閲覧。

参考文献[編集]

関連項目[編集]