OpenPOWER Foundation

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OpenPOWER Foundation(オープンパワー・ファウンデーション)は、Power Architecture製品に関連する開発コミュニティ。

2013年8月6日にIBMにより開始され OpenPOWER Consortium(オープンパワー・コンソーシアム)として発表された[1]

会員

設立会員はGoogleIBM、Mellanox、NVIDIA、Tyan。

2013年12月の法人化以後の参加メンバーは、Canonical、サムスン電子、Micron、日立製作所、Emulex, Fusion-IO、SK Hynix、Xilinx、Jülich Supercomputer Center、Oregon State Universityなど[2]

概要

IBMは、プロセッサーの詳細、ファームウェア、ソフトウェアなどのPower Architectureに関連する技術を公開し、それらを自由なライセンスとして提供し、メンバー企業はパートナーとともに協調型開発モデルを採用する[3][4]。その目標は、将来のデータセンタークラウドコンピューティングのための各ベンダーがカスタマイズしたサーバー、ネットワーキング、ストレージハードウェアを構築するための、サーバーベンダー用の生態系(エコシステム)を創出し始める事にある[5]

Power.orgはPower Architecture命令セット(ISA)に関する主体として存続するが、今後は詳細の実装はIBMから許諾された自由なライセンスの下で、各ベンダーが自由に実施できる。

参照

  1. ^ Google, IBM, Mellanox, NVIDIA, Tyan Announce Development Group for Data Centers
  2. ^ Current Member - OpenPOWER Foundation
  3. ^ IBM opens up Power chips, ARM-style, to take on Chipzilla
  4. ^ Open and Collaborative Development is the Future of Cloud Computing - IBM's A Smarter Planet blog
  5. ^ IBM's OpenPower consortium with Nvidia, Google aims to advance datacenter

外部リンク