Xenon (マイクロプロセッサ)

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Xenon
KL Microsoft XBOX 380 CPU ES.jpg
生産時期 2005年から
設計者 IBM
生産者 GLOBALFOUNDRIES
旧:Chartered Semiconductor Manufacturing
CPU周波数 3.2GHz 
命令セット Power Architecture
コア数 3
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Xenon(ゼノン)は、マイクロソフトゲーム機であるXbox 360CPUに使用されている、PowerPCベースのマイクロプロセッサである。

概要[編集]

このプロセッサの内部的なコードネームは、IBMによっては "Waternoose" [1]マイクロソフトによっては "XCPU" と呼ばれた。このプロセッサはIBMのPowerPC命令セットアーキテクチャをベースとし、1つのダイの上の3つの独立したプロセッサコアにより構成される。これらのコアは、プレイステーション3用に専用に設計されたCellPPEの微修正版である[2][3]。それぞれのコアは2つのシンメトリックなハードウェアスレッド(SMT)を持ち、合計で6つのハードウェアスレッドをゲームで使用できる。それぞれの独立したコアは8KBのL1命令キャッシュと8KBのL1データキャッシュを持つ。

このプロセッサはパッケージングに "XCPU" とラベルされ、Charteredにより製造されている。Chartered は2007年に半導体製造プロセスを65nmに細分化し、製造コストを削減した。なお、2010年1月にCharteredが合併し、GLOBALFOUNDRIESが半導体製造を担当している。

なお"Xenon" の名称は、Xbox 360 の初期の開発時のコードネームとしても使用された。

仕様[編集]

脚注[編集]

  1. ^ "Learning from failure - The inside story on how IBM out-foxed Intel with the Xbox 360", Dean Takahashi, Electronic Business, May 1, 2006
  2. ^ "Processing The Truth: An Interview With David Shippy", Leigh Alexander, Gamasutra, January 16, 2009
  3. ^ "Playing the Fool", Jonathan V. Last, Wall Street Journal, December 30, 2008
  4. ^ a b c d e Jeffrey Brown (2005年12月6日). “Application-customized CPU design: The Microsoft Xbox 360 CPU story”. 2007年9月8日閲覧。
  5. ^ César A. Berardini (2006年8月21日). “Chartered to Manufacture 65-nm Xbox 360 CPUs”. 2008年1月9日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]