mirai (フリーペーパー)

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mirai
ジャンル フリーペーパー
読者対象 山口県周南地区の飲食店等利用者
刊行頻度 月刊(毎月1日配布)
発売国 日本の旗 日本
言語 日本語
定価 無償配布
出版社 新周南新聞社
発行人 杉川茂
編集長 鎌田真樹子
刊行期間 2007年10月1日 - 現在
発行部数 公称3万部(2012年自己申告調べ)
ウェブサイト [1]
特記事項 地域経済の活性化、子供支援活動を目的として創刊
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mirai(みらい)は、山口県周南地区周南市光市下松市)を主な記事対象とする日刊新周南を発行する新周南新聞社が毎月1日に発行するフリーペーパー

2012年11月の同誌表紙によると、発行部数は3万冊。周南地区の子供支援活動を目的とする企画として創刊された。

概要[編集]

周南地区の飲食店利用者を主なターゲットとして、周南地区の子供支援活動を地域経済活性化とリンクさせる目的で発刊された雑誌である。

  • クーポン雑誌とは異なり、掲載店は広告料を出すのではなく、会計の一部が子供支援活動費となるスクラッチカードを利用者に手渡す事業に参加する形式となっている。
  • 児童養護施設に対して創刊後5年間で総額60万円の本などを届けている。
  • 前身は「きいろい本 マスコミ情報誌あくと」である。その名残として、次の3点が見られる。
    • スーパーアルクなどでは他のフリーペーパーと共用ラックで配布されているが、やっとこ家(徳山のたい焼き屋)、ザ・モール周南徳山駅などの専用ラックの内、2014年1月13日時点で「あくと」表示が見られるものがある。
    • スクラッチカードや写真送付、各種投稿用のeメールアドレスが@マーク以前「act」となっている。
    • 本誌裏表紙に「マスコミ情報誌あくと[きいろい本]MIRAI 314号 2014年1月1日」などと毎号記載されている。
  • 2015年1月号52ページにおいて、編集長名で創刊7周年を迎え、2015年4月号よりリニューアルすることが発表された。より地域への密着を目指し、情報の提供に加え、ライフスタイルの提案を行うとのことである。

主なMIRAI配布場所[編集]

紙面の大部分はスクラッチ引換券となっており、読者は(主に)該当店での飲食時、会計2,000円ごとに1枚スクラッチカードを1回の上限5枚まで受け取れる。

スクラッチを削ると、大当たり、中当たり、当たり、小当たり、ポイントが出てくる。規定の枚数をそろえると毎月20日頃を締め切りとして、ハズレなしで必ず何かをもらえる抽選に応募することができる。プレゼントされるものは、周南地区飲食店の食事券や企画参加店の割引券、整体院の体験チケットなどである。応募時に希望を指定することができるが、人気がある場合には抽選となり、他の割引券がもらえる。

このうち、中当たりは5枚集めると必ず図書券がもらえるが、プレゼントの希望を出すことができない。

スクラッチカード配布店[編集]

(2012年11月時点)

  • 徳山 90店
  • 下松 32店
  • 熊毛  1店
  • 光  15店
  • 新南陽 24店
  • ケーキ・菓子・贈答品 16店
  • オシャレ・娯楽 24店
  • その他

他には広告ページ、求人ページ、読者ページなどがある。

表紙の裏は、子どもや親子の笑顔写真がページいっぱいに敷き詰められた「笑顔の力」となっていて、応援企業である西京銀行から提供を受けている。 広告ページで周南地区の整体院を集中的に掲載し、スクラッチ応募の際に読者から寄せられた質問に対して整体師が答える企画を掲載したり、 読者ページでスクラッチ応募の際に読者から寄せられた写真を1ページ使って掲載するなど、読者モデル、読者記者が企画に参加した実感を得やすい仕組みとなっている。

特集(2015年1月号時点予定)[編集]

  • テイクアウト特集
  • 今どき習い事事情
  • リフォーム特集
  • おすすめ時短テク!!

企画[編集]

  • 新南陽再発見ラリー:2014年11月20日必着分迄で終了
  • 猫部・部員募集
  • 絵本コンテスト・絵本作品募集
  • コメントタイムカプセル
  • 人が人を応援する魔法(ZOUSANの魔法)2013年9月号18件中10件目までを次に示す。
    • 魔法番号1:親と離れて暮らしている子供に体験教室をする活動を応援。
    • 魔法番号2:山口県知事賞・県教育長賞の絵本コンテスト活動を応援。(絵本と物語のある街)
    • 魔法番号3:小子高齢化の農地荒廃を次世代に渡さない活動を応援。(未来プロジェクト協議会)
    • 魔法番号4:徳山動物園を家族の絆にしボディジュエリーの技で街をワクワクさせる活動を応援。
    • 魔法番号5:手まりなど日本伝統文化を次世代に伝える活動を応援。
    • 魔法番号6:周南出身で県外で活躍する若者の活動「周南市2.0」を応援。
    • 魔法番号7:高齢化社会・障害福祉に取り組む活動。×MIRAI
    • 魔法番号8:周南ミニバスケットボール交歓会の大会を応援×MIRAI
    • 魔法番号9:ライトアップ周南の活動を応援。×雑誌MIRAIも応援
    • 魔法番号10:闘将・毛利昭彦×MIRAIでこの街をかえる活動を応援。

読者モデル[編集]

読者モデルは、スクラッチ応募の際に写真を投稿した者(2012年9月時点200人超)であり、登録番号が割り当てられる。 キッズモデルが大多数であるが、中には次のような長期にわたり毎号掲載される常連の社会人モデルも存在する。

  • No.0007 むーたん(勝利馬の報告:一口馬主、女性とのツーショット)
  • No.0019 ふじひー(観光シーン、ゴルフ)

表紙は基本的にキッズモデルが選ばれるが、まれに読者モデル撮影会が開催され、集合写真の時もある。

読者記者[編集]

読者記者は、スクラッチ応募の際に飲食店の利用感想や当企画への新規加入店要望を出した者である。 月によっては季節のイベントが催され、例えばサンタクロース風自画像のイラストを提出して掲載されることもある。

外部リンク[編集]