JFEスチール西日本製鉄所
JFEスチール西日本製鉄所(ジェイエフイースチールにしにほんせいてつしょ)は、広島県福山市鋼管町1番地および岡山県倉敷市水島川崎通り1丁目にあるJFEスチールの銑鋼一貫製鉄所。福山地区と倉敷地区に分かれている。管理業務事務所は福山地区に所在。
概要
福山地区
地区概要
- 敷地面積 1420万m²(福山900万m²笠岡520万m²)
- 高炉などは福山市に所在するが、岡山県笠岡市にも敷地があり、鋼管などを製造している。県境をまたぐ部分には両国橋と新両国橋という2本の橋がかけられている。
沿革
- 1965年(昭和40年)2月 日本鋼管福山製鉄所発足。
- 1966年(昭和41年)2月 建設予定地に入っていた陸上自衛隊福山駐屯地閉鎖。駐屯していた陸上自衛隊福山地区病院は日本鋼管の負担で兵庫県川西駐屯地へ新病院建設の上移転、陸上自衛隊阪神地区病院へ改称。
- 2003年(平成15年)4月 川崎製鉄との合併により、倉敷と一体の西日本製鉄所となる。
生産品
高炉
番号、炉内容積m³、2009年12月現在
- No.2 2,828
- No.3 3,223(休止中)
- No.4 5,000
- No.5 5,500
第3高炉は2009年2月より休止中で、2011年1月より改修工事に入り5月には炉容積4300m³となり稼働する見込みである。
アクセス
- 〒721-8510
- 広島県福山市鋼管町1番地
- JR福山駅下車 中国バス鋼管町下車(所要時間約25分)
- 日本鋼管時代は「鋼管正門前」と名乗っていたが、JFE成立後「鋼管町」に改名した。
- 以前は笠岡・井原・幕山団地・大谷台団地・東福山駅等各方面行があり、井笠鉄道も乗り入れていたが、現在は福山駅前からの3系統(手城・鋼管町経由鋼管病院行、深津隧道・鋼管病院経由鋼管町行、深津隧道・ローズタウン・鋼管病院経由鋼管町行)の3系統のみの運行となった。
倉敷地区
地区概要
かつては川崎製鉄の水島製鉄所であった。三菱自動車工業水島製作所に隣接している
生産品
熱延 厚板 線材・棒鋼
高炉
2010年2月現在
- 第1高炉 : 2,564 m³ (休止中)
- 第2高炉 : 4,100 m³
- 第3高炉 : 5,055 m³
- 第4高炉 : 5,005 m³