GuitarFreaksXG&DrumManiaXG
GuitarFreaksXG(ギターフリークス エックス・ジー)及びDrumManiaXG(ドラムマニア エックス・ジー)は、2010年よりコナミデジタルエンタテインメントが発売したギター/ドラムシミュレーションの音楽ゲームである。従来シリーズであるGUITARFREAKS・drummaniaと並行して稼働開始となり、現在はこのシリーズのみ新作が発売されている。BEMANIシリーズの1つである。
ここでは、最新バージョンのGITADORA(ギタドラ)も解説する。
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概要 [編集]
GUITARFREAKS・drummaniaシリーズから筐体を大幅にグレードアップし、それぞれに新しい入力デバイスが追加されより複雑な演奏を可能にした。従来シリーズがギタドラと一纏めに通称されていた事から、本シリーズもユーザー・開発スタッフ両者からギタドラXGと呼ばれる事が多い。本シリーズ2作目までは従来シリーズも並行して展開されていたが、ギタドラシリーズは2011年稼働開始の『V8』でシリーズ完結となった(2013年4月にV8のe-amusementサービスが終了)
筐体は従来シリーズのブラウン管モニターから37インチ液晶へ変更されており、画面操作用のボタンも上下左右・決定・ヘルプの6ボタンが搭載された。GuitarFreaksXGでは筐体の左右に大型スピーカーユニット、DrumManiaXGでは筐体下部に振動パネルとステージを模した支柱が設置されている。これらを廃した小型筐体も後に発売された。
従来シリーズからの変更点 [編集]
GUITARFREAKS、drummaniaの項目も参照されたい。
操作デバイス [編集]
GuitarFreaksXG [編集]
ギターデバイスはネックボタンが『R・G・B』の3つから『R・G・B・Y・P』の5つに増え、ネック部分も細く変更されている。5つのボタンを握りながら同時に押さえる事は出来ないので、実際のギターでフレット移動するようにプレーする場面がある。R・B・Pボタンには表面に突起部分があるので、目視せずとも押さえているボタン位置がわかりやすくなっている。
エフェクトはギターデバイスのエフェクターノブで強さを設定し、新たに足で操作するフットスイッチ3つとワウペダルが登場した。また、ゲーム中新たに登場するロングノーツでネックボタンを押している間はギター音にビブラートが掛かる。
ワイリングは従来の上方向に加えて、下方向、前後方向が追加された。また、ワイリングをした際にギター本体が振動する。
DrumManiaXG [編集]
ドラムデバイスは『ハイハット・スネア・バスドラム・ハイタム・ロータム・シンバル』の構成から3つのデバイスが追加され、『レフトシンバル・ハイハット・レフトペダル・スネア・ライトペダル・ハイタム・ロータム・フロアタム・シンバル』という構成になった。これによりツーバスパートやより複雑なタムワーク、ハイハットペダルでのリズムキープなどが譜面に登場するようになった。また、曲中登場するボーナスノーツを叩いた際には振動パネルが作動する。
プレー難易度 [編集]
1つの楽曲に対しNORVICE・REGULER・EXPERTの3タイプが必ず存在し、ボス曲など一部の楽曲には更に最高難易度であるMASTER譜面が存在する。またGuitarFreaks側ではギターパートとベースパートの2つが切り替え可能で、従来のオープンピックパートが廃止された代わりに、ギター・ベースパートにもOPENノーツが登場するようになった。
シリーズが進むにつれて徐々に緩和されているが、ギター側のOPENノーツやPノーツ、ドラム側のレフトペダルノーツは低難易度譜面では出現しないようになっている。各ノーツの使用率は選曲画面でグラフ化されている。
レベル表記は従来の99段階表記から1.00〜9.99までの小数点込み表記へと変更された(ただし、現時点で使用されているのは9.90までで、全く使用されていない数値が多々存在する)。
旧作楽曲 [編集]
2012年現在も、従来シリーズの楽曲は一部のみプレー可能である。初代XG稼働初期では僅か50曲程度の収録に留まったが、度重なるアップデートやイベントで110曲程度を追加収録し、XG2以降も段階的に移植が進んでいる。ロングバージョン楽曲は全く移植されていない(新曲としても制作されていない)。 従来シリーズと全く同じデバイス構成で遊べるCLASSICモードであれば、並行稼働しているシリーズの楽曲は全て遊ぶ事が出来る(XG3で廃止)。
スキルシステム [編集]
これまでの作品同様、プレイヤーの技量を示す指標として「スキルポイント」が設定されている。曲ごとのスキルポイントは以下の式に基づき決定される。
- 曲ごとの難易度 × 達成率(%) × 20 = その曲におけるスキル
達成率は各譜面でどれだけ正確に叩けたかを示し、全て最高評価の「PERFECT」でフルコンボを達成した際に100%(EXCELLENT)となる。重みはPERFECT評価の場合85%(GREAT評価の場合は15%)、最大コンボ数(全体のノーツ数に対する最大コンボ記録の割合)が15%となっている。
前述の式に基づきスキルを計算すると
- 難易度1.00の曲で達成率100%の場合 1.00×1.00×20=20ポイント
- 難易度3.00の曲で達成率80%の場合 3.00×0.80×20=48ポイント
- 難易度9.99の曲で達成率100%の場合 9.99×1.00×20=199.8ポイント(理論上の最高値)
となる。なお、スキルポイントは小数点以下第二位まで算出される。また、演奏に失敗した場合は達成率に関わらず0ポイントとなる他、AUTOなどを使用した場合0.5倍、もしくは0倍(スキルポイントなし)の倍率がかけられる。
1曲に設定されている譜面ごとにスキルポイントは管理されるが、その中で一番高いスキルポイントのみがその曲のスキルとカウントされる。そのため、別譜面で高いスキルポイントを獲得すると高い方のスキルポイントが設定される。ただし、難易度と達成率次第では難易度が低い譜面の方が高ポイントとなる場合がある。
- 難易度3.00で達成率90%(54ポイント)と難易度4.00で達成率80%(64ポイント)では難易度4.00の譜面がカウントされるが、難易度4.00で達成率60%(48ポイント)だった場合は難易度3.00の譜面がカウントされる。
以上を基に、各曲のスキルポイントをはじきだし、そのシリーズで初出となる新曲と過去に登場したことのある旧曲(公式サイトでは「EXISTING」と呼ばれている)の中でそれぞれスキルポイント上位25曲ずつ、計50曲の合計スキルポイントがそのプレイヤーの総スキルとして決定される。理論上は9.99の曲50曲を全て100%でクリアした際の9990ポイントであるが、難易度の設定上最高値は9000ポイント弱となっている。また、スキル対象外の曲を含めた全曲合計のスキルポイントは「全曲スキル」として別に管理され、主に幅広くプレーしているかの指標となる。
その時点のスキルに応じてネームプレートの色が変動する。1000ポイント未満は白で表示され、以降は獲得スキルにより淡黄(1000~1999.99)→黄(2000~2999.99)→緑(3000~3999.9)→青(4000~4999.99)→紫(5000~5999.99)→赤(6000~6999.99)→銅(7000~7499.99)→銀(7500~7999.99)→金(8000~8499.99)→虹色[1](8500以上)へと変わる。また、赤以下は下三桁が500未満の場合は単色、500以上の場合は白とのグラデーションで表記される。協力や対戦でマッチングする他プレイヤーのスキルはこれによりある程度把握することができる。ただし、正確な現在のスキルを調べるにはe-AMUSEMENT GATEで確認する必要がある。
シリーズ作品 [編集]
GuitarFreaksXG&DrumManiaXG [編集]
2010年3月稼働。キャッチフレーズは「"you hope to X-Grade here!"」(XGシリーズ共通のキャッチフレーズである)。新曲は専用ビデオクリップがある物と共通ムービーにアニメーションが付いている物の2種類があった。セッション推奨キャンペーンが行われ、セッションする事でステージ数が増加したり解禁楽曲が増えるボーナスが付いた。オンライン対戦モードも存在したが、筐体によってはゲームにならない程の処理落ちが頻発し稼働終了まで改善されなかった。200円3ステージを基本とし、同年10月頃から100円設定に変更する店舗が全国的に見られた。
- 楽曲解禁イベント
- jukebox
- 稼働初期から4度に渡って開催。プレー終了時に最大35曲の中から1曲(セッション等によって増加可能)を必ず獲得出来る。主に旧曲移植を目的としたイベントで、楽曲リクエストも行われた。
- X-Trial
- 課題となる5曲のスコアを競う全プレイヤー参加可能な大会。スコアによるランクが高いプレイヤーから順番に賞品である楽曲が解禁されていく。
- jukebox
GuitarFreaksXG2&DrumManiaXG2 [編集]
2011年3月稼働。キャッチフレーズは「カラダで感じるGrooooooove!」。本作からPASELI対応となった。グループ機能に重点が置かれており、グループメンバーが提示したミッションに挑戦したり、メンバーがプレーした楽曲のログを参照することで隠し曲を無条件で遊ぶ事が出来た。店舗対抗・グループ対抗の公式大会も開催された。本作ではコナミオリジナル新曲にビデオクリップが無く、オンラインプレー要素が搭載される事もなかった。
- 楽曲解禁イベント
- グループわいわいキャンペーン
- グループ人数が規定の人数に到達すると楽曲が解禁し、専用のEXTRAステージ・ENCOREステージが登場した。
- 15日連続新曲解禁 "XG2+"
- 夏に行われた大型アップデート。ライブポイントを貯めて解禁出来る楽曲が1日1曲ずつ、15日連続で増えていく。
- グループわいわいキャンペーン
GuitarFreaksXG3&DrumManiaXG3 [編集]
2012年2月稼働。キャッチフレーズは「XGを、はじめよう!!」。プレー画面が大幅に変更・簡易化され、ビデオクリップではなく3Dアバターの演奏がメインビジュアルとなった (ビデオクリップは今作新規収録曲のみライセンス楽曲のPV含めて完全廃止。前作までのビデオクリップの表示は存在し、XG2には新たにXGでの汎用クリップが割り振られている)。 全曲を対象にしたオンラインマッチング機能を搭載し、ギター・ドラム関わらず最大3人までのオンライン同時プレーをサポート。 ただし稼働途中よりリニューアルされ、マッチング機能の対象は毎日選出される30曲のみになった。
- 楽曲解禁イベント
- Pleasure box
- ゲーム中手に入るLivePointや3種類のプレート、あるいはPASELIを元手にガチャを回し、隠し曲やアバターのキーを特定数集める事で解禁していく。
- Pleasure boxの中身は月1回程度リニューアルし、コストは多く掛かるが次回のPleasure box対象曲が解禁可能な『Pleasure Box フライングゲット』も存在する。
- 解禁キーが重複する事が大きなポイントで、当然ながら運次第でどれだけガチャを回してもキーが揃わない事もあったため、マッチングシステムと同時に本イベントもリニューアルされ、単純に解禁したい曲を選んでポイント等を注入していく形式になった。
- Pleasure box
GITADORA [編集]
2013年2月稼働。 今作よりシステム用OSがWindows XP EmbeddedからDance Evolutionでも採用されているWindows Embedded Standard 7に変更された。
プレー要素はXG3より更に簡略化され、3Dアバターやオンラインマッチングといった前作の要素が殆ど削除された。 メインビジュアルはビデオクリップに戻り、V3以前のクリップが殆ど削除されたが、V4以降やXGシリーズのHDクリップの画質はかなり向上している。
- 楽曲解禁イベント
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- iOS/Android用アプリ
- 今作での新楽曲の解禁は全てiOS/Android用のアプリ「GITADORA」を通し、他のプレーヤーと協力して曲ごとの「ライブ」を複数回成功させることにより楽曲を解禁できる。
- 解禁楽曲の選択はPCやフィーチャーフォンでも可能。アプリを使用できないフィーチャーフォンではミニゲームができないため若干不利になる(協力プレーヤーにアプリ使用者がいればアーケード版のプレイのみで解禁自体は可能)
脚注 [編集]
- ^ ネームがグラデーションアニメになる
外部リンク [編集]
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