GNU readline
| 開発元 | Brian Fox, Chet Ramey |
|---|---|
| 最新版 | 6.1 / 2010年01月3日[1] |
| プログラミング言語 | C言語 |
| 対応OS | 各種 |
| ライセンス | GNU General Public License |
| 公式サイト | 公式サイト |
GNU readline(グニュー・リードライン)は、GNUプロジェクトが開発・保守しているライブラリの1つ。GPLでライセンスされ、bashなどのプロジェクトで使われている。
readline を使ったアプリケーションでは、CTRL-B押下でカーソルを1文字ぶん戻し、CTRL-F押下で1文字ぶん進め、CTRL-Rでコマンド履歴を検索できる。これらのショートカットキー(前述はデフォルトであり、vi風のバインディングも可能)はGNUの最も有名なプロジェクトであるテキストエディタ Emacs に倣ったものである。readline には他にも、キルリング(コピー・アンド・ペーストをより柔軟にしたもの)、コマンド行補完といった基本機能がある。クロスプラットフォームのライブラリであるため、アプリケーションの行編集動作を各種システムで同一にすることができる。
readline は設定ファイルでカスタマイズでき、設定ファイルの位置はデフォルト(~/.inputrc)もあるが、アプリケーションで指定したパスでもよい。このファイルでキーバインディングなどをカスタマイズできる。
批判 [編集]
既知のバグと制限があり、サードパーティのアプリケーションでの採用が難しい[要出典]。一部機能は文書通りには動作せず(例えば、ローカルエコーをディセーブルできない)、キーバインディングの削除ができない。manページには、「大きすぎ、遅すぎる」とある。[2]
GPLと非互換のライセンスで配布されているプログラムの中には、readline をオプション機能としているものがある。その場合ユーザーがビルドするときにreadlineを使うか使わないかを指定する。しかし、リチャード・ストールマンと Bruno Haible の間で交わされた電子メールによれば[3]、そのような手間をかけてもGPLでないライセンスを採用することはできない。しかしその後、NetBSDの editline ライブラリが同じ機能を提供するようになり、ストールマンが主張したことは今日では意味が弱まっている。
脚注・出典 [編集]
- ^ http://www.mail-archive.com/info-gnu@gnu.org/msg00871.html
- ^ readline(3) FreeBSDのmanページ(英語)の BUGS 節
- ^ Why CLISP is under GPL
外部リンク [編集]
- GNU readline ホームページ
- The Tecla command-line editing library - MIT系ライセンスによる readline の置換
- Editline Library (libedit) - BSDライセンスによる readline の置換
- Haskeline - Haskellによる readline 実装。BSDライセンス
- rlwrap - readline の機能を持たないコマンドにreadline機能を提供するツール
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