FLAG (アニメ)

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FLAG(フラッグ)は、2006年6月16日バンダイチャンネルより放送された全13話のWebアニメ作品である。その後CS放送などで放送され、2009年1月3日からはTOKYO MXで地上波初放送される。同年2月22日NHK BS-hiのアニメ映画劇場枠で、総集編である「FLAG 一千万のクフラの記録」が放送された。

チベットをモデル[1]とする中央アジアの架空の小国ウディヤーナの内戦を、カメラマン白州冴子を主人公として描く。第三者視点を一切廃し、一人称主観のカメラファインダーを示す画面でストーリーが進行する。

作品タイトルの「FLAG」は、劇中の白州が撮影して国際的に有名になった写真に付けられたタイトルである。

登場人物[編集]

白州冴子(しらす さえこ)
- 田中麗奈
主人公。カメラマン。行き詰まりを感じていた頃に赤城の展覧会を訪れたことがきっかけで赤城と知り合い彼に師事。赤城の勧めで内戦中のウディヤーナに向かい、後の彼女を運命付ける写真「FLAG」を撮影し一躍時の人となり、国連の誘いで再びウディヤーナを訪れシーダック隊に帯同する。
赤城圭一(あかぎ けいいち)
声 - 石塚運昇
白州の先輩で同じくカメラマン。高橋良輔がかつて原作を担当し、『ガサラキ』とも世界観を一部共有した小説『DEAD POINT‐死点‐』で同名のカメラマンが主人公となっているが、関係は不明。
後に白州の遺した写真や動画を編集しながら彼女の足跡を辿り、ウディヤーナ内戦における国連の意図を浮き彫りにしようとするが公表の意志はなく、自身では「けじめ/残務整理」と位置づけている。
クリス・エバーソルト
声 - 日高奈留美
UNF(国連軍)士官SDC(シーダック)隊隊長、大尉。多目的機動兵器「ハーヴィック(HAVWC=High Agility Versatile Weapon Carrier)」操縦士。
当初は白州を預かる責任から白州の前線への同行を渋るが部下達の説得もあってこれを許可。本来は他者に対して理解のある人物であり、後に上層部の許可を得ないまま強行作戦を決行する際目撃者としての白州に信頼を寄せる。
ナディ・オロウカンディ
声 - 長嶝高士
UNF士官シーダック隊隊員、少尉。「失敗国家」と呼ばれる国の出身。戦場カメラマンに対してはその無神経さに立腹すると同時に自分達の置かれている現状を世界に発信してくれる目撃者としての役割に期待しており、カメラマンとしての白州にも好意的に接する。
ハカン・アクバル
声 - 佐藤ゆうこ
同上、少尉。かつてPKOとして民族紛争に関わった過去があり、その時に感じた無力感からシーダック隊、ひいては後の強行作戦にも積極的に参加する。
ラウェル・スーミン
声 - 浅川悠
同上、中尉。情報将校。
一柳信(いちやなぎ しん)
声 - 川田紳司
同上、中尉。ハーヴィック操縦士。危険を承知で自ら灯に飛び込む蛾になぞらえて自分の操縦するハーヴィックに蛾のパーソナルマークを描く。
ヤン・ニッカネン
声 - 乃村健次
同上、中尉。ハーヴィック操縦士。ハーヴィックについてはその前身のエグゾスケルトンから開発に携わっており、メカニズムに知悉している。
クリスチャン・ベローキ
声 - 岩崎ひろし
同上、中尉。整備主任。
リサ
声 - 小林沙苗
赤城と親交のある女性ジャーナリスト。国連軍によるウディヤーナ首都スバシ市内への空爆により同業の恋人を亡くしており、国連軍スポークスマンの公式発表に対して極めて懐疑的である。
ナラヤ
声 - 斎藤志郎
赤城が雇っている現地の情報屋。赤城の無茶な要求に内心困惑している。
元クフラの少女
声 - 折笠富美子
赤城がスバシ市内で出会った少女。かつて現地の宗教における聖少女「クフラ」を務めており、赤城に謝意と示唆に富む発言を伝える。

スタッフ[編集]

サブタイトル[編集]

  1. 「フラッグ」
  2. 「ポートレート」
  3. 「同行取材」
  4. 「新月の夜」
  5. 「暗闇の双曲線」
  6. 「闇の中の光」
  7. 「再始動」
  1. 「XR2 ロンクー」
  2. 「ゲルと大地」
  3. 「シーダック+1」
  4. 「ファインダーごしの再会」
  5. 「フラッグ奪回」
  6. 「光の中へ」

主題歌[編集]

「Lights」
歌・作詞:信近エリ/作曲・編曲:大沢伸一

関連書籍[編集]

ホビージャパンHJ文庫よりノベライズ作品が刊行される。

2007年3月30日発売 ISBN 978-4-89425-541-8

脚注[編集]

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  1. ^ 公式サイトでシリーズ構成・脚本担当の野崎透が明言している。ただし、監督高橋良輔は本作にいわゆる「チベット問題」を描く意図はないと述べている。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]