CSDコロコロ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。BVB~jawiki (会話 | 投稿記録) による 2015年11月28日 (土) 09:21個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎外部リンク)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

CSDコロコロ
原語表記 Club Social y Deportivo Colo Colo
愛称 El Colo
El Popular
El Cacique
Albos
Eterno Campeón
クラブカラー
創設年 1925年
所属リーグ チリ・フットボールリーグ
所属ディビジョン プリメーラ・ディビシオン
ホームタウン サンティアゴ・デ・チレ
ホームスタジアム エスタディオ・モヌメンタル・ダビド・アレジャーノ
収容人数 47,000
代表者 ラウール・ラバーン
監督 チリの旗 エクトル・タピア
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

コロコロスペイン語: Club Social y Deportivo Colo Colo)は、チリの首都サンティアゴを本拠地とするサッカークラブチーム。

国内リーグでは通算23回の優勝を誇り、チリのクラブでは唯一コパ・リベルタドーレスを制するなど、チリ屈指の強豪であり最も人気のあるクラブである。[1]

クラブ名のコロコロは、スペインによる侵略に対して最後まで降伏せず戦い続けたマプチェ族の首長「コロコロ」の名前である。

歴史

コロコロは1925年4月19日に創設された。

1991年6月5日にエスダディオ・モヌメンタルでおこなわれた対オリンピア戦で3対0で快勝し、コパ・リベルタドーレスの優勝を決め南米サッカー界の頂点に立った。

1991年の12月8日に国立霞ヶ丘陸上競技場で行われたトヨタカップではユーゴスラビア(当時)のレッドスター・ベオグラードと対戦。初出場同士の戦いであった。コロコロはピサロ、マルティネス、バルティチオットを中心に優勢に試合を進めた。また相手のキャプテン、サビチェビッチが前半終了直前に退場処分になり数的有利な状態になったが、カウンターからの攻撃で3失点を喫し敗北、クラブチーム世界一になることはできなかった。

1980年代から1990年代は圧倒的な強さを誇るも、2000年代に入るとクラブの経営危機などもあり一旦弱体化。しかし、2006年以降はリーグタイトルを獲得し続けており、古豪復活を印象づけている。

ライバル

コロコロの最大のライバルはウニベルシダ・デ・チレである。そして、この対戦はエル・スーペル・クラシコ・デ・フットボール・チレーノ(チリのスーペル・クラシコ)と呼ばれ、チリで最も関心を集め、権威のあるダービー・マッチである。

タイトル

国内タイトル

  • リーグ:29回
1937(シーズン無敗), 1939, 1941(シーズン無敗), 1944, 1947, 1953, 1956, 1960, 1963, 1970, 1972, 1979, 1981, 1983, 1986, 1989, 1990, 1991, 1993, 1996, 1997後期, 1998, 2002全国, 2006前期, 2006後期, 2007前期, 2007後期, 2008後期, 2009後期
  • カップ:14回
1933, 1938, 1940, 1945, 1958, 1974, 1981, 1982, 1985, 1988, 1989, 1990, 1994, 1996

国際タイトル

1991
1991
1992

成績

2012年までは暦年(1月-12月)を1シーズンとし、暦年前半にアペルトゥーラ、暦年後半にクラウスーラを行なっていた。2013-14シーズンからはシーズン開始時期を半年ずらし、7月-翌年6月を1シーズンとし、暦年後半にアペルトゥーラ、暦年前半にクラウスーラを行なっている。移行期間となった2013年は半年を1シーズンとし、トランシシオン(移行)という名称のシーズンを行なった。

シーズン ディビジョン レギュラーシーズン プレーオフ 備考
順位 試合数 得点 失点 勝ち点
2007 アペルトゥーラ プリメーラ 1位 20 14 5 1 47 16 47 なし
クラウスーラ グループ1位 20 11 6 3 40 21 39 優勝
2008 アペルトゥーラ プリメーラ グループ1位 19 7 6 6 35 29 27 決勝敗退
クラウスーラ グループ2位 18 10 3 5 32 19 33 優勝
2009 アペルトゥーラ プリメーラ 13位 17 5 4 8 28 28 19 出場せず
クラウスーラ 4位 17 8 4 5 28 19 28 優勝
2010 通年[2] プリメーラ 2位 34 22 5 7 67 34 71 なし
2011 アペルトゥーラ プリメーラ 8位 17 7 3 7 28 26 24 準々決勝敗退
クラウスーラ 3位 17 9 3 5 27 28 30 準決勝敗退
2012 アペルトゥーラ プリメーラ 6位 17 7 5 5 22 21 26 準決勝敗退
クラウスーラ 1位 17 9 6 2 32 14 33 準決勝敗退
2013 トランシシオン プリメーラ 10位 17 6 3 8 26 27 21 なし
2013-2014 アペルトゥーラ プリメーラ 8位 17 7 3 7 22 23 24 なし
クラウスーラ なし

現所属メンバー

2015年1月15日時点

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
1 GK パラグアイ フスト・ビジャール
2 DF チリ クリスティアン・ビルチェス
3 MF チリ クライディオ・マルドナード
4 DF パラグアイ ホセ・カセレス
5 DF アルゼンチン フリオ・バロッソ
6 MF チリ ホルヘ・ラグエス
7 FW チリ エステバン・パレデス
8 MF チリ エステバン・パベス
9 MF チリ ルイス・ペドロ・フィゲロア
10 FW アルゼンチン エミリアーノ・ベッキオ
11 MF チリ ゴンサロ・フィエーロ
12 GK チリ パウロ・ガルセス
14 DF チリ カルロス・コントレラス
15 DF チリ ジャン・ボーセジュール
17 FW チリ フェリペ・フローレス
18 DF アメリカ合衆国 モドゥ・ジャダマ
19 FW チリ ニコラス・オレジャーナ
No. Pos. 選手名
20 MF チリ ハイメ・バルデス
21 DF チリ カミーロ・ロドリゲス
22 FW チリ フアン・デルガド
23 MF チリ クラウディオ・バウサ
24 DF チリ アルディ・セベロ
25 GK チリ バブロ・ソト
26 FW チリ ウンベルト・スアソ
27 DF チリ ルイス・パベス
28 DF チリ ディラン・スニガ
29 FW チリ ロベルト・リベーロス
30 MF チリ ルシアーノ・ディアス
31 GK チリ イグナシオ・ゴンサレス
32 MF チリ ブライアン・カルバージョ
33 MF チリ リカルド・アルバレス
35 FW チリ ダニエル・マルウエ
37 GK エクアドル オマール・カラバリ
-- MF チリ ホルヘ・アラジャ
監督

歴代監督

歴代所属選手

GK

DF

MF

FW

脚注

  1. ^ http://www.lanacion.cl/prontus_noticias_v2/site/artic/20090130/pags/20090130201049.html
  2. ^ 2月27日にチリ地震が発生し、日程の消化に支障が出たため、2001年以来となる通年制が採用された。

外部リンク