avast!

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avast! antivirus
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開発元 チェコの旗 チェコ
AVAST Software
最新版 2014.9.0.2016 / 2014年03月19日(4か月前) (2014-03-19[1]
対応OS Microsoft Windows XP/Vista/7/8/8.1
/Mac OS/Android/Linux
プラットフォーム Windows/Linux/UNIX/Mac OS/Android
種別 アンチウイルスソフトウェア
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト www.avast.co.jp
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avast!(アバスト)とは、AVAST Softwareが開発、販売するウイルス対策ソフトである。

概要[編集]

家庭での非営利使用であれば無料で利用できる「avast! Free Antivirus」(アバスト!無料アンチウイルス)のほか、有料版として「avast! Pro Antivirus」(アバスト!プロアンチウイルス)、「avast! Internet Security」(アバスト!インターネットセキュリティ)、「avast! Premier」(アバスト! プレミア)などが提供されている。

Free Antivirusは30日間の体験版として動作し、無料のユーザ登録を行えば利用期間を延長できる。ユーザー登録は一年間有効で、期限が過ぎたら再登録することで継続的な利用が可能である。Google パックにもSpyware Doctorに代わって含まれていた時期がある[2]

4.8までは無料版の名称が「avast! Home Edition」、有料版が「avast! Professional Edition」であった。4.8までのProfessional Editionはバージョン5ではPro Antivirusに該当する。4.8ではWindows 9598MeNT等の旧式OSまでサポートが行われていたが、5.0以降は対応OSから外された。6.0ではWindows 2000がサポート対象リストから外されているが、無料アンチウイルス、プロアンチウイルスについては2000でも利用可能であった(インターネットセキュリティのみ2000非対応)が、7.0以降で対応OSからは外された。また5.0以降ではインターフェイスが大きく変更された。

2013年に「avast! 2014」を発表し、これ以後はバージョン表記に年を使用している[3]

対応[編集]

無料のアンチウイルスソフトウェアとして日本で先行していたAVG Anti-Virusの無償利用可能版は、非公式な日本語化ファイルを使って日本語表示にすることは可能だったが、2007年8月8日まで公式な日本語版が存在しなかった。一方、avast! antivirusは個人のボランティア作業によるヘルプファイルを含めた日本語訳が公式に採用されたため、2004年2月27日より特別な言語ファイルを必要とせずインストール段階から完全に日本語表示されるようになった。また、2006年9月からは公式サイトにも日本語のページが開設された。

Windows向けアンチウイルスソフトウェアの中で、Windowsの最新版への対応が非常に速いことで知られる(一般発売前の段階で対応するなど)。

2009年12月3日に配信されたパターンファイル91203-0においてSpybot - Search & Destroyをはじめとする多数のBorland製開発環境で作られたソフトウェアをWin32:Delf-MZGまたはWin32:Zbot-MKKとして誤検出する問題が発生。同日午前5時50分にこの問題を解決したパターンファイル91203-1を配信した[4]

機能[編集]

  • ウイルス対策&修復
コンピュータウイルスの手動検索やコンピュータをリアルタイムで監視し、ウイルス発見時に手動駆除を行いウイルスチェストに隔離後、ウイルスに感染したファイルを修復または削除できる。手動検査では、バージョン4.8からは、進行状況を%で表示するようになった。Professional Editionならば、検査終了後に電源を切る設定もできる。バージョン5では、ヒューリスティック機能が搭載された。
  • 自動更新
ウイルス定義ファイルやプログラムなどを自動的に更新する機能。
  • ウイルスチェスト
ウイルスに感染したファイルを隔離することができる(ウイルスを保存しても危険性はない)。
OSが完全に起動する前に(ウイルスが活動を開始する前に)ハードディスクを検査する機能。バージョン4.8からは、進行状況を%で表示するようになった。
  • スケジュール機能 (プロアンチウイルス・インターネットセキュリティ版のみ)
設定した時間帯にウイルス検査を実行できる機能。バージョン5からは無料版でも利用する事が出来る。
  • セルフディフェンス
ウイルスによって常駐保護が終了されるのを防ぐ。
  • コマンドラインスキャナー (有償製品のみ)
スキャンを多くの引数とスイッチでコントロールできる機能。ある特定のディレクトリのファイル検査したり、ローカルとリモートボリューム両方を検査したりする。コマンドライン検査はネットワークを介してマウントされたボリュームでも稼働する。この方法はシェルスクリプトでの使用を目的としている。
  • スクリーンセーバー
スクリーンセーバー実行中にウイルスチェックをするように設定することができる。スクリーンセーバーは好みのものが設定できるが、進行状況を示す小さな青い画面が表示される。その画面を消すことは今のところできないが、動画を利用するスクリーンセーバー(3D飛行物体など)なら、ある程度隠すことができる。
  • スパム対策フィルタ (アバスト! インターネットセキュリティ、アバスト!プレミアのみ)
バージョン5から新たに搭載された。
  • ファイアウォール (アバスト! インターネットセキュリティ、アバスト!プレミアのみ)
バージョン5から新たに搭載された。
  • サンドボックス (有償製品のみ)
指定したアプリケーションをサンドボックス内で実行する事ができる。バージョン5から新たに搭載された。
  • セーフゾーン (有償製品のみ)
通常のデスクトップ画面から隔離された隔離環境で、キーロガー等の心配なくブラウジングができる機能。バージョン6から新たに搭載された。
  • ブラウザ・プラグイン (ウェブ評価)
ブラウザに統合され、クラウドの情報を使ってウェブサイトの評価やマルウェアの有無、フィッシング詐欺の警告などを行うプラグイン。バージョン6から新たに搭載され、バージョン9で機能が拡張された。
  • リモートアシスタンス
相手方からの依頼をもとに、相手方のコンピュータにアクセスして遠隔操作できる機能。バージョン7から新たに搭載された。
  • ストリーミングアップデート
アップデートを細かい単位で配信し、常に最新の定義情報を利用できるようにする機能。バージョン7から新たに搭載され、バージョン9で頻度と内容が改良された。
  • ソフトウェア更新状況
コンピュータにインストールされているソフトウェアのうち、マルウェアの標的となりやすいソフトウェアのアップデート情報を通知する機能。有償版では自動アップデートも可能。バージョン8から新たに搭載された。
  • ディープスクリーン
バージョン6以降の自動サンドボックスを発展させた機能で、未知のファイルを仮想環境で実行し、マルウェアが存在しないかを検査する。バージョン9から新たに搭載された。
  • 強化モード
AVAST Software社が管理するクラウド上のホワイトリストをもとに、怪しいと判定されたファイルの実行を阻止する(標準)、安全とみなしたプログラムの実行のみを許可(アグレッシブ)し、コンピュータに不慣れなユーザーの安全性を高める機能。バージョン9から新たに搭載された。
  • データ抹消 (アバスト!プレミアのみ)
コンピュータ上のファイル・パーティションなどのデータを復元できないように抹消する機能。バージョン8から新たに搭載された。
  • どこでもアクセス (アバスト!プレミアのみ)
アバスト!のインストールされたコンピュータから、あらかじめ設定したコンピュータを、受け手側の操作なしで遠隔操作できる機能。バージョン8から新たに搭載された。
  • ブラウザ・クリーンアップ
ブラウザにインストールされることの多い、各種ツールバーやアドオンを除去できる機能。単体アプリとしても提供されている。バージョン8から新たに搭載された。
  • レスキューディスク
単体起動可能なCDやUSBにアバスト!のエンジンをインストールし、スキャンを実行できるようにする機能。バージョン9から新たに搭載された。

常駐保護の内容[編集]

  • ファイルシステムシールド (標準シールド)
システム上で実行されているアプリケーションや操作しているデータなどを監視・保護。
  • メールシールド (インターネットメールシールド)
Outlook Expressなどのメールによるウイルスの監視・保護・ヒューリスティック分析。
  • ウェブシールド (Webシールド)
WebページからのHTTPトラフィックを監視してウイルスなど検知し、通信を遮断する機能。ブラウザにマルウェアコードが到達する前に検出・遮断することを目的としている。バージョン9からは、ネットワークシールド、スクリプトシールドを統合した。

削除・統合された機能[編集]

バージョン4まで存在[編集]

  • Push iAVS (4.x Professional Edition のみ)
AVAST Softwereからのメールによってできるだけ早くウイルス定義ファイルを更新する機能。
  • ウイルス修復データベース (VRDB)
あらかじめ正常な状態のシステムデータベースを作成し、ウイルスに感染しても速やかに元通りに復元することが出来るようにする機能。
  • スキン
avast!の公式ページ内からZIP圧縮されたファイルをダウンロードしてGUIを変えることが出来る。また、設定によりスキンを使用しないようにすることもできる。
  • Outlook/Exchangeシールド
Microsoft Outlook専用の保護プログラム。バージョン5ではメールシールドに統合された。

バージョン8まで存在[編集]

  • IMシールド (インスタントメッセージシールド)
インスタントメッセンジャーでやりとりされるメッセージ、ファイルなどを監視・保護。バージョン9では除去された。
  • P2Pシールド
ファイル共有ソフトでやりとりされるファイルなどを監視・保護。バージョン9では除去された。
  • ネットワークシールド
コンピュータウイルスなどからコンピュータを保護する侵入検知システム。インターネットワームの攻撃から保護する。悪意のあるURLをブラックリストにより遮断する機能も備える。バージョン9ではウェブシールドに統合された。
  • スクリプトシールド
システム上で実行される全てのスクリプトを監視するほか、WEBブラウザ(Internet Explorer)などのWEBページの一部で実行されるスクリプトを全てスキャンする。バージョン5.xまでは有料版にのみ搭載されていたが、バージョン6.0からは無料版でも利用可能となった。バージョン9ではウェブシールドに統合された。
  • 挙動監視シールド
プログラムによるレジストリ、ネットワーク、ファイルアクセスなどを監視し、怪しい挙動があった場合に警告する機能。バージョン5から新たに搭載されたが、バージョン9では単体のシールドとしては表示されなくなった。
  • 自動サンドボックス
怪しいと判定されたアプリケーションを自動的にサンドボックス内で実行する機能。バージョン6で新たに搭載されたが、バージョン9ではディープスクリーンへと置き換えられた。

製品[編集]

ほかにサーバ向けのLinux版、非商用利用のホームユーザのみ使用可能な無料のLinux版、MacOS版などがある。スマートフォン等に採用されているAndroidにも「avast! Mobile Security」として無料で提供されている。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ avast! Release History
  2. ^ 当初はフランス語ドイツ語イタリア語チェコ語スペイン語ポルトガル語ロシア語ポーランド語版のみだったが、現在は日本語版にも含まれている。avast! blog » Free avast! 5 Chosen for Google Packより。
  3. ^ AVAST、誕生から25周年を迎える“アバスト!”シリーズの最新版「avast! 2014」を公開
  4. ^ Win32:Delf-MZG false positive issue statement

外部リンク[編集]