立山山麓スキー場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索
立山山麓スキー場
Gokurakuzakaski.jpg
所在地 富山県富山市原(極楽坂)
富山県富山市本宮花切割(らいちょうバレー)
標高 1,188 m / 480 m
(標高差) (708m)
コース数 11本
最長滑走距離 3,000m
最大傾斜 32
索道数 10 本
公式サイト 立山山麓スキー場

立山山麓スキー場(たてやまさんろくスキーじょう)は、富山県富山市(旧上新川郡大山町)の原地区から粟巣野地区に跨るスキー場の総称。極楽坂、らいちょうバレーの2つのスキー場から構成される。

目次

[編集] 概要

富山地方鉄道立山線本宮駅立山駅から近いところに位置する、北陸地方を代表するスキー場の1つ。極楽坂エリアとらいちょうバレーエリアは隣接し、ゲレンデ上部で往来が可能。「立山山麓共通券」という券で、隣の粟巣野スキー場を含めた3つのスキー場を利用できる。

[編集] 運営と呼称の変更

元々、2つのスキー場は別々の運営母体を持っており、粟巣野スキー場と共に同一地域に所在するスキー場の総称として「立山山麓スキー場」と呼ばれていた。しかし、2006年のシーズンから、らいちょうバレースキー場が富山県営から富山市営に移管されたことに伴い、富山市主体の第三セクターで隣の極楽坂スキー場の運営母体である大山観光開発がらいちょうバレースキー場の運営も行うこととなった。隣接し上部で接続するこの2つのスキー場の運営を一本化し、スキー場の名称を「立山山麓スキー場」とすることになった。また、構成する2つのスキー場をそれぞれ「極楽坂エリア」、「らいちょうバレーエリア」と呼称することになった。

そのため、「立山山麓スキー場」という名称には、「極楽坂エリアとらいちょうバレーエリアから成るスキー場の名前」と「立山山麓スキー場(極楽坂エリア+らいちょうバレーエリア)と粟巣野スキー場の総称」の2つの意味がある。

[編集] らいちょうバレー

らいちょうバレーエリアは、富山県富山市本宮花切割にある立山山麓スキー場の東側に位置するゲレンデである。2005年のシーズンまではらいちょうバレースキー場であった。

元々富山県を代表するスキー場で、県内初のゴンドラリフトを有し、以前は「県営ゴンドラスキー場」という名称だった。

[編集] コース

ユートピアゲレンデ。奥に見えるのがパラダイスゲレンデ。
  • ユートピアゲレンデ(初級)
  • パラダイスゲレンデ(中上級)

ファミリー向けのコースが充実している。パラダイスゲレンデ上部と中間部で極楽坂エリアと接続。パラダイスゲレンデで2007年3月15日全日本スキー選手権大会フリースタイル競技が行われた。

[編集] リフト

リフト 距離 標高差 毎時輸送力
ゴンドラ 1,831m - 900人
第2ペアパラレルA 870m - 1,200人
第2ペアパラレルB 324m - 1,200人
第3ペア ※ 699m - 1,200人
第5ペア 623m - 1,200人

※第3ペアは2006年度のシーズン営業終了まで、シングルリフトであった。

近年までユートピアゲレンデ西側に第1パラレルA・B(いずれもシングル)が運転されていたが、県から市への経営移行に伴う地権者とのトラブルのため運転出来なくなり、2008年2月現在ケーブルが外され、当面運転を休止している。また、パラダイスゲレンデ西側に第4ペアが運転されていたが、2010年1月現在すべての施設が撤去され運転を終了した。

かつて、現在の第5ペアが設置されている場所には、全国的に珍しかったケーブルが途中で向きを変える屈曲リフトがゴンドラ山頂駅付近まで運転されていた。現在はすべて撤去済み。

[編集] 施設

ゴンゴラ内から撮影した第1駐車場。
  • ナイター設備あり(ユートピアゲレンデのみ)
  • レンタルショップ
  • スクール(スキー、スノーボード)
  • 駐車場(3ヵ所、1,400台、無料)

[編集] 極楽坂

極楽坂エリアは、富山県富山市原にある立山山麓スキー場の西側に位置するゲレンデである。2005年のシーズンまでは極楽坂スキー場であった。

牛岳温泉スキー場と並んで、富山市街から最も近いゲレンデ。らいちょうバレーエリアと同じほどの利用者がある。

[編集] コース

  • ファミリーゲレンデ(初級)
  • チャレンジコース(中級)
  • ロマンスコース(中級)
  • ジャイアントコース(上級)
  • モーグルコース(上級)
  • エキスパートコース(上級)

らいちょうバレーエリアに比べ、上級者・競技者向けのコースが充実しているのが特徴。ジャイアントコース上部と中間部でらいちょうバレーエリアと接続。

2000年に行われた「とやま国体冬季大会」には、チャンピオン・チャレンジコースでアルペンスキー競技のジャイアントスラローム大回転)が行われた。また、チャレンジコース横の70m級(ノーマルヒル)ジャンプ台では純ジャンプ競技が行われた。

[編集] リフト

リフト 距離 標高差 毎時輸送力
ビスタクワッド 1,468m - 2,400人
第1クワッド ※ 423m - 2,056人
第3ペア 527m - 1,200人
第8ペア 697m - 1,200人
第9ペア 716m - 1,200人

2007年度より運転開始。設備変更以前はペアリフトであった。

1990年代後半にリフトの見直しが進み、一部のゲレンデで残っていたシングルリフトなど利用者の少ないリフトを廃止した。また、上部西端のアルペンコース(旧 金山ゲレンデ)は廃止となった。

[編集] 施設

  • ナイター設備あり(ファミリーゲレンデ)2009-2010年シーズンは極楽坂エリアではナイター営業は行なわれていない。
  • レンタルショップ
  • スクール(スキー、スノーボード)
  • 駐車場(2ヵ所、1,200台、無料)

[編集] 利用状況

年間利用客数
  • 極楽坂エリア - 約11万人
  • らいちょうバレーエリア - 約12万人

利用者の大半は富山県内からの客である。粟巣野スキー場と合わせると富山県内のスキー場の利用客数の約30~40%にあたる。


[編集] オフシーズンの利用

らいちょうバレーエリアのゴンドラリフトはオフシーズンにも運行され大品山鍬崎山への登山道の一部として運転されているほか第5ペアリフト降り場付近には展望台があり(ゴンドラ降り場から徒歩約10分)、晴れた日には富山湾・能登半島や雄大な立山連峰を一望できる。さらに展望台広場横には、幸せの鐘「ハッピーツイン・ベル」が設置されている。 近年は、トレッキングコースが整備されゲレンデや周辺でトレッキングが楽しめるようになり、らいちょうバレー・極楽坂エリアの山麓付近ではイベントが実施されることが多い。

その他、キャンプ・パークゴルフ・フィールドアスレチック(立山山麓家族旅行村)などがある。立山パラグライダースクールではパラグライダーの体験も実施されている。

2011年よりらいちょうバレーエリアのゴンドラ頂上駅付近で、「ジップラインアドベンチャー立山」という木々の間にワイヤーを張り滑車を用い滑空するジップラインを開始した。コースは全長48mから158mの6コースがある。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

個人用ツール
名前空間
変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス