志賀高原スキー場

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志賀高原スキー場
Higashinishidateyama.JPG
蓮池スキー場から見た西館山(左)東館山(右)
所在地 長野県下高井郡山ノ内町平穏7148・7149
長野県下高井郡山ノ内町志賀高原焼額山
長野県下高井郡山ノ内町奥志賀高原
標高 2,305 m / 1,325 m
(標高差) (980m)
コース数 79本
コース面積 425ha
最長滑走距離 6,000m
最大傾斜 39
索道数 52 本
公式サイト shigakogen-ski.com/

志賀高原スキー場(しがこうげんスキーじょう)は、日本スキー場長野県下高井郡山ノ内町に位置する。

概要[編集]

志賀高原スキー場は、上信越高原国立公園志賀高原をベースとする大小様々な規模のスキー場群の総称である。日本最大級の規模や豊富な積雪で知られ、ウィンタースポーツのメッカとも言える長野県下でも、最も有名かつ人気なスキー場の1つである。なお、横手山・渋峠スキー場の最高地点は海抜2,305mであり、通常のリフトを備えたスキー場としては日本で最も高い地点にある(シーズンに限り簡易のTバーリフトが設けられる千畳敷スキー場を除く)。

2014-2015シーズン現在19スキー場で構成され、52基のリフト・ゴンドラリフトがあり、全山共通リフト券で全てのエリアを滑走可能である。ただし滑走してのエリア移動ができない場所もあり、各スキー場を結ぶシャトルバスが運行されている。シャトルバスは2014-2015シーズン現在無料化されておりリフト券提示なしで乗車できる。例年11月後半より順次オープンし、12月に入るとすべてオープンする。標高の高い上層部では5月の大型連休まで、横手山など場所によっては5月の終わりごろまでオープンしている。また、ヘリスキーやツアースキーも行われている。

なお、志賀高原スキー場全体の標高差は980mだが、ゲレンデの山頂(横手山)と山麓(ブナ平の下部)とではエリアが異なるため、通しで滑走出来るコースは存在しない。複数エリアにわたるルートでは寺小屋-東館山-発哺ブナ平の730m、単一エリアでは横手山の600mが滑走可能な最大標高差となる。

1998年には白馬八方尾根スキー場等とともに長野五輪のアルペン競技の主要会場の1つとなり、72の国・地域の選手達によって激戦が繰り広げられた。

画像右端 志賀高原・奥志賀高原スキー場
焼額山から見た一ノ瀬、高天原、タンネの森、寺子屋山スキー場
西館山から見た蓮池、丸池、ジャイアントスキー場
一之瀬エリアからみた焼額山スキー場
横手山スキー場

中央エリア[編集]

標高2,125mの寺小屋峰の中腹に広がる一の瀬ファミリー・タンネの森・高天ヶ原・東館山・西館山・寺小屋・発哺ブナ平・ジャイアント・蓮池・丸池・サンバレーで構成される中央部(約173ha)はそれぞれのエリアが独自の特色をもち、それらが一体となり他のスキー場には無い多様性を醸し出している。ファミリー向けの施設が充実し一番人気を誇る一の瀬エリアや、ワールドカップで使用された大回転コースなど難関コース数多くのエキスパートから一目置かれるジャイアント・西館山エリア、幅150mを越える緩やかな斜面が続く発哺ブナ平エリア、玄関口に位置し、隣接するジャイアントコースへの連絡路設置により利用しやすくなった蓮池エリアなど、1日では滑り足りない程のコースバリーエーションが魅力である。この中央エリアのみ有効の共通リフト券も発売されている。

なお、丸池スキー場は日本初のリフト敷設スキー場である。

焼額・奥志賀エリア[編集]

中央部から奥志賀スーパー林道を挟んで相対する焼額山・奥志賀高原エリア(約121ha)は、焼額山の東側斜面をふんだんに使った広々としたゲレンデである。各所からほぼ山頂までゴンドラで行けるため、眺望が素晴らしい。

とりわけ焼額山エリアは、要所に架けられたリフト、上級者から初級者までレベルを問わず爽快なクルージングが楽しめる種々のコースなど、プリンスホテル系列らしい行き届いたサービスが際立つ。五輪が開催されたオリンピックコースや最大斜度39度のエキスパートコースなど山頂を中心に左右に放射する20本のコースは自然の景観が素晴らしく、はるか北アルプスまでの眺望が可能。草津方面へのヘリツアーも行われている。

一方の奥志賀エリアは志賀高原の最奥に位置し、スキーやホテル関係を除き商業施設は無い。閑静な古き雰囲気を残し、ゆっくり楽しむ大人のリゾートとなっている。スキーのみの滑走となっており、また雪質も上々で、尾根伝いに左右に別れる約3kmのダウンヒルコースとなっている。急斜面には迂回コースが設置され、いわゆるちびっこ広場があったりスキースクールがあるなど初心者でも楽しめるための気配りも忘れていない。小さなペンション街も存在する。スキーシーズン以外も避暑や紅葉など通年リゾートとして機能している。

渋峠・横手山・熊の湯エリア[編集]

群馬県との境界に程近いこのエリアは、最高地点標高2,305mの横手山から最下部笠岳までを結ぶゲレンデ(131ha)となっている。熊の湯エリアのモーグルコースのコブ斜面、横手山の眼下に広がる大パノラマ・パウダースノー・全長約4kmにも及ぶロングコース等が好評。宿泊施設の多い熊の湯エリアは古くから温泉地としても知られる。また標高が高いため気温が低く、冬季は自然の厳しさを十二分に満喫する事が可能で、横手山・渋峠スキー場では、5月下旬まで営業している。なお、横手山エリア・熊の湯エリアは長くスノーボード禁止で、スキーオンリーのゲレンデとしては国内随一の規模を誇っていた。しかし、2007年シーズンより横手山と渋峠が1つのスキー場として生まれ変わったのに伴い、山頂付近の一部と熊の湯を除きスノーボードの滑走が可能となった。熊の湯から横手山へは連絡コースがあり滑り込みができる(積雪が十分ある国道292号冬季閉鎖期間中に限る)が、その逆は滑り込めない。2009年冬より前山スキー場・笠岳スキー場が営業休止となっている。

交通アクセス[編集]

  • 道路
    • 冬季は日本最高所の国道峠である国道292号渋峠(標高2172m)は通行止となるので、群馬県草津町方面からアクセスはできない。上信越自動車道信州中野ICから志賀中野有料道路を経由して中野市から国道292号で向かうのがよい。この国道はオリンピック以降快走路となっており、途中には一風変わったループ橋がある。しかしながら湯田中辺りをすぎると峠道である事には変わりなく、事故も多い。特にいくつかあるトンネルは、途中でカーブしている事もあり、凍結による事故が非常に多い(道路に雪が無くてもトンネル内は凍結している場合も多い)ので十分な注意が必要である。
  • 鉄道およびバス
    • 長野電鉄湯田中駅下車、長電バスの路線バスで約30分(目的地のスキー場によって所要時間は異なる)。
    • JR東日本北陸新幹線長野駅下車、長電バスの急行バスで約70分。湯田中まで鉄道を使う場合とほとんど変わらない。
    • 飯山駅下車、長電バスの急行バスで約70分。
    • 首都圏ターミナル駅や関西などからスキーバスも多く運行されている。
    • スキーシーズン中は、長電バスの路線バスが一部の時間帯に志賀高原エリア内においてスキーシャトルバスとして運行され、無料で乗車することができる。なお、スキーシャトルバスの運行終了時刻はリフトの運行終了時刻に近く、ぎりぎりまで滑ると乗り遅れる可能性があるため、時刻の確認が必要。スキーシャトルバス運行時間帯以外は通常の路線バスのみとなり、乗車には運賃が必要。かつては志賀高原スキー場共通リフト券(ICチケットに限る)所持者で、乗車時点で有効のものであれば、そのリフト券でスキーシャトルバスに乗車することができた。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]