私たちはどこに行くの?

私たちはどこに行くの?
	وهلأ لوين؟
監督	ナディーン・ラバキー
脚本	ナディーン・ラバキー; ロドニー・エル・ハッダード; ジハード・ホジェイリー; バッサム・ハビブ; トーマス・ビデガン（フランス語版） (共同);
製作	ナディーン・ラバキー; アンヌ・ドミニク・トゥーサン（フランス語版）;
製作総指揮	ララ・チェケルジャン; アブラ・ホーリー;
出演者	ナディーン・ラバキー; レイラ・ハキム; クロード・バズ・ムソーバー; アントワネット・エル＝ノウフェリー;
音楽	ハーレド・ムザンナル（英語版）
撮影	クリストフ・オーファンスタン（フランス語版）
編集	ヴェロニク・ランジュ（フランス語版）
公開	2011年5月16日 (CIFF); 2011年9月22日; 2012年5月11日
上映時間	110分
製作国	レバノン; フランス; エジプト; イタリア
言語	アラビア語
製作費	US$6.7 million
興行収入	US$21 million
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『私たちはどこに行くの?』（アラビア語: وهلأ لوين؟‎）は、ナディーン・ラバキー監督による2011年のレバノンの映画である。第64回カンヌ国際映画祭のある視点部門でプレミア上映された^[3]。第84回アカデミー賞外国語映画賞にレバノン代表作として出品されたが^[4]^[5]、落選した^[6]。また第36回トロント国際映画祭では観客賞を獲得した^[7]。世界興行収入は2100万ドルに達しており、レバノン映画及びアラブ映画としては同じくラバキーが監督した『存在のない子供たち』（2018年）に抜かれるまで最大のヒット作であった^[8]^[2]。

プロット[編集]

キャスト[編集]

ナディーン・ラバキー
レイラ・ハキム
クロード・バズ・ムソーバー
アントワネット・エル＝ノウフェリー

公開[編集]

プレミア上映は第64回カンヌ国際映画祭のある視点で行われた^[9]^[10]。フランスでは2011年9月14日、レバノン、シリア、ヨルダンでは2011年9月22日に公開された。日本では2017年にイスラーム映画祭2で上映された^[11]。

受賞とノミネート[編集]

映画祭・賞	部門	候補	結果	参照
カンヌ国際映画祭	ある視点賞	ナディーン・ラバキー	ノミネート
	エキュメニカル審査員特別賞	ナディーン・ラバキー	受賞	^[12]^[13]
	フランソワ・シャレ賞（英語版）	ナディーン・ラバキー	受賞
トロント国際映画祭	観客賞	ナディーン・ラバキー	受賞
サン・セバスティアン国際映画祭	観客賞 (ヨーロッパ映画部門)	ナディーン・ラバキー、バッサム・ハビブ	受賞	^[14]
クリティクス・チョイス・アワード	外国語映画賞	『私たちはどこに行くの?』	ノミネート	^[15]

参考文献[編集]

外部リンク[編集]

Where Do We Go Now? - IMDb（英語）

[1] Keslassy, Elsa (November 5, 2010), Nadine Labaki is ready to 'Go', Variety 2013年10月15日閲覧。

[arabamericannews-2] “Lebanese filmmakers' movie 'Capharnaum' wins Jury Prize at Cannes Film Festival”. The Arab American News. (2018年5月25日) 2019年5月11日閲覧。

[Cannes-3] “Festival de Cannes: Official Selection”. Cannes. 2011年4月14日閲覧。

[oscar-4] Punter, Jennie (2011年9月9日). “Lebanon picks Labaki pic for Oscars”. Variety 2011年9月10日閲覧。

[AMPAS-5] “63 Countries Vie for 2011 Foreign Language Film Oscar”. oscars.org. 2011年10月14日閲覧。

[Oscar_Shortlist-6] “9 Foreign Language Films Vie for Oscar”. 2012年1月19日閲覧。

[7] "The people’s surprise at TIFF". Toronto Star, September 18, 2011.

[8] Jr, Mike Fleming (2018年5月11日). “‘Capernaum’ Director Nadine Labaki Signs With CAA”. Deadline 2019年5月11日閲覧。

[9] ttp://www.festival-cannes.fr/assets/File/Web/DOSSIERPRESSE2011/DP%20ANG.pdf

[10] ttp://www.festival-cannes.fr/en/archives/ficheFilm/id/11169647/year/2011.html

[11] “イスラーム映画祭”. イスラーム映画祭. 2019年8月28日閲覧。

[12] Hopewell, John (21 May 2011), 'Le Havre' win top Fipresci crits' award 2013年10月15日閲覧。

[13] "Ecuminal Jury", Ecumenical Jury – Press Release 2011

[San_Sebastian_Audience_Award-14] ttp://www.sansebastianfestival.com/in/pagina.php?ap=3&id=2042

[15] “'Hugo,' 'The Artist' top nominees for Critics Choice Awards”. ロサンゼルス・タイムズ (2011年12月13日). 2019年8月28日閲覧。

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表話編歴トロント国際映画祭観客賞
1978-1980年	ガールフレンド（1978） Best Boy（1979）ジェラシー（1980）
1981-2000年	英雄モラント/傷だらけの戦士（1981）テンペスト（1982）再会の時（1983）プレイス・イン・ザ・ハート（1984）オフィシャル・ストーリー（1985）アメリカ帝国の滅亡（1986）プリンセス・ブライド・ストーリー（1987）神経衰弱ぎりぎりの女たち（1988）ロジャー&ミー（1989）シラノ・ド・ベルジュラック（1990）フィッシャー・キング（1991）ダンシング・ヒーロー（1992）スナッパー（1993）司祭（1994）アントニアの食卓（1995）シャイン（1996）ハンギング・ガーデン（1997）ライフ・イズ・ビューティフル（1998）アメリカン・ビューティー（1999）グリーン・デスティニー（2000）
2001-2020年	アメリ（2001）クジラの島の少女（2002）座頭市（2003）ホテル・ルワンダ（2004）ツォツィ（2005） Bella（2006）イースタン・プロミス（2007）スラムドッグ$ミリオネア（2008）プレシャス（2009）英国王のスピーチ（2010）私たちはどこに行くの?（2011）世界にひとつのプレイブック（2012）それでも夜は明ける（2013）イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密（2014）ルーム（2015）ラ・ラ・ランド（2016）スリー・ビルボード（2017）グリーンブック（2018）ジョジョ・ラビット（2019）ノマドランド（2020）
2021-現在	ベルファスト（2021）フェイブルマンズ（2022）アメリカン・フィクション（2023）