神通峡温泉

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神通峡温泉
温泉情報
所在地 富山県富山市楡原字東島100番2
座標 北緯36度32分15秒 東経137度13分50秒 / 北緯36.53750度 東経137.23056度 / 36.53750; 137.23056座標: 北緯36度32分15秒 東経137度13分50秒 / 北緯36.53750度 東経137.23056度 / 36.53750; 137.23056
交通 高山本線楡原駅交通アクセス
泉質 ナトリウム-炭酸水素塩-塩化物泉
泉温(摂氏 44.9 °C
湧出量 170 L
pH 8.41
液性の分類 弱アルカリ性
浸透圧の分類 低張性
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神通峡温泉(じんづうきょうおんせん)は、富山県富山市楡原にあった温泉である。

温泉施設はかつて温泉病院が存在していたが、後述の通り廃業している。なお、温泉については2021年11月12日より源泉が汲上不能になった神通峡岩稲温泉(楽今日館)へタンクローリーで運搬されることになった[1]

泉質[編集]

泉質はカルシウムなど金属石鹸を殆ど含まない炭酸水素塩泉(重曹泉)であるのが特徴で、ヌルヌルした浴感がある[2]

この温泉が廃業した後に開業した神通峡岩稲温泉も同様の泉質であることから、神通峡周辺は重曹泉型の炭酸水素塩が見つかりやすい地質であると考えられる。

  • ナトリウム-炭酸水素塩-塩化物泉
    • 源泉温度 44.9℃
    • pH8.41、低張性、弱アルカリ性
    • 溶存物質量 1,335 mg/kg

温泉街[編集]

現在は廃業しているが、建物は残っている。

交通アクセス[編集]

公共交通

JR西日本高山本線楡原駅で下車の後、徒歩10分程度。

国道41号の道沿いにある。北陸自動車道富山ICからは18km程度。

脚注[編集]

  1. ^ 『北日本新聞』2021年11月13日付20面『新源泉もお肌つるつる 細入の楽今日館 "美人の湯"待望の復活』より。
  2. ^ 源泉一覧表 (PDF) 富山県.2021年5月12日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]