国際バカロレア資格

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国際バカロレア資格(こくさいバカロレアしかく、: International Baccalaureate)とは、スイス財団法人 国際バカロレア機構(Organisation du Baccalaureat International)の定める教育課程を修了すると得られる資格である。2010年時点で、全世界139カ国の3086校の学校で採用されている。

初等中等高等の教育課程それぞれについて一定の履修基準があり、課程修了時に修了試験を受ける。英語フランス語スペイン語を公式教授言語として定めている。教育言語だけでなく生徒の母語の履修が必修である点で[要出典]、国家が実施する教育課程とは異なる。たとえばアメリカン・スクールでは日本語は日本語を第一言語とする生徒にとって必修科目ではないが、他にも母語に相当する言語がない場合、国際バカロレアでは原則として必修科目となる。科目は1から7のスケールで計算され、7が最高点となっている。

目次

[編集] 教育課程

日本国内の認定校・候補校については、インターナショナル・スクールを参照のこと。

PYPからDPまでのいわゆる小・中・高一貫でバカロレア教育課程を提供しているのは日本国内で2校[1]

[編集] 初等教育課程

Primary Years Programme、略称PYP。6年間の教育課程が定められている。日本でのPYP実施校は2007年現在7校[2]

[編集] 前期中等教育課程

Middle Years Programme、略称MYP。 5年間の教育課程が定められている。しかし後期中等教育機関への入学年次は各国ごとにばらつきがあるため、高等学校教育課程/Diploma Programmeほど普及していない[要出典]。日本では2007年現在、3校が実施している[2]。最近、東京学芸大学附属国際中等教育学校が実施を開始した。

[編集] 後期中等教育課程

Diploma Programme、略称DP。 個々の国独自の教育制度に依存しない、大学入学資格である。年齢的には、ほぼ日本の高等学校の課程に相当する。世界の著名な大学を含め、122か国以上、1764の学校で認められている。2年間の教育課程には、6つの選択科目、卒業論文(略称EE、en:Extended essay)、「知識の理論」(略称TOK、en:Theory of knowledge (IB course))、教科外活動(略称CAS、en:Creativity, action, service)が含まれる。日本国内での2007年現在の実施校は10校[2]。試験の結果により、国際バカロレアのディプロマが授与される。試験の満点は45点であり、内訳は6つの教科で各7点、卒業論文・知識の理論についての論文・教科外活動がそれぞれ1点ずつ。教科では4点未満が不合格とされ、1教科でも不合格ならばディプロマは授与されない。

[編集] 大学進学

日本国内の大学では254校前後(約1/3)が国際バカロレアを入学資格として認定している[2]公立大学の場合、入学試験に際し、国際バカロレア資格のほかに日本語能力試験も合わせて要求する学校が多い。一方、私立大学の入試等では、国際バカロレア資格のみで受験資格とする学校も幾つかある。ディプロマ(後期中等教育課程修了証)を取得したものは、大学受験では他の学生よりアドバンテージをもらえる傾向がある。しかし一方で、各大学が独自の試験を設けているため、その独自試験よりもIBディプロマを重視する理由は大学側にはなく、よってアドバンテージになるとは限らないとの見方もある。[要出典]

[編集] 脚注

  1. ^ International Baccalaureate:Find an IB World School
  2. ^ a b c d International Baccalaureate:Country Information for Japan

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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