バカロレア資格

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

バカロレア から転送)

バカロレア資格(Baccalauréat)とは、フランスにおける大学入学資格を得るための統一国家試験のこと。フランスではバカロレアを取得することによって原則としてどの大学にも入学することができるが、大学の定員を超えた場合にはバカロレアの成績や居住地などに応じて、入学できる大学が決まる。 日本の高等学校卒業程度認定試験と異なり、高校卒業者、卒業見込者であっても大学進学のためにはこのバカロレアを受験し一定の得点を得る必要がある。

  • 一般バカロレア
  • 専門バカロレア
  • 工業バカロレア

の3種類がある。

一般バカロレアも理系(Scientifique、通称S)、文系(Littéraire、通称L)、経済・社会系(Economique et sociale、通称ES)と分野別に分かれている。 3つのうち理系が最難関であると一般的に考えられており、理系セクション卒業者は全ての分野の職業に就けるとされている。その結果、明確な将来像がない若者は理系進学を希望し、近年理系セクションの生徒数増加、そして経済・社会系の生徒数減少という現象が見られる。一方、文系セクションは別格の存在として位置づけられており、弁護士やジャーナリストまたは作家など、明確な将来図を持っている生徒が集まるとされている。

1808年にナポレオン・ボナパルト一世によって導入され、2005年の時点では18歳に達したフランス国民の62%がバカロレアを取得している。

[編集] 関連事項

[編集] 外部リンク