反三国志演義
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『反三国志演義』(はんさんごくしえんぎ)は、周大荒によって執筆された三国志物の小説。通称『反三国志』。
中国四大奇書の一つである『三国志演義』をベースにしながらも、周大荒自身が北京市内の古書店で購入した『三国旧志』なる怪しい古文書などをヒントにして書かれたとされている。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
後の王朝が正当と認めた歴史書である正史には、しばしば編纂を行った王朝にとって都合の悪い記録などが削除されるなどといった改変が行われることにより、事実と異なることも記載されていることがあるので、その結果として闇に葬られてしまった事実を記した野史が『三国旧志』という古文書であるとして物語を始める。なお『反三国志演義』という名称通り、『三国志演義』も創作であるとして切り捨てている。
物語は『三国旧志』を古書店で見つけた時に、すでに冒頭部が失われてしまっていたためという理由で、『反三国志』は曹操が徐庶の母を捕らえて徐庶を魏に呼び寄せようとする計略が失敗するところから始まる。そして『三国志』や『三国志演義』とは反対に劉備や諸葛亮らの蜀が三国を統一するという内容となっている。また、時代に関係なく三国志終盤の武将(姜維や鄧艾、鍾会など)が登場する。
周大荒が当時の政情に鑑みて、蜀を中国国民党に、魏を腐敗した北洋軍閥に擬えたとする説もある。物語内にも度々当時の政治家や軍閥への皮肉が登場する。


