僕のコダクローム
| 「僕のコダクローム Kodachrome」 |
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|---|---|---|---|---|
| ポール・サイモン の シングル | ||||
| 収録アルバム | ひとりごと | |||
| B面 | 君のやさしさ Tenderness |
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| リリース | 1973年 | |||
| 規格 | シングルレコード | |||
| 録音 | 1972年後半 | |||
| ジャンル | ポップ・ロック、アダルト・コンテンポラリー・ミュージック | |||
| レーベル | ||||
| 作詞・作曲 | ポール・サイモン | |||
| プロデュース | ポール・サイモン フィル・ラモーン |
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| チャート最高順位 | ||||
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ビルボードホット100 : 2位 |
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| ポール・サイモン シングル 年表 | ||||
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「僕のコダクローム」(ぼくのコダクローム、英語: Kodachrome)は、ポール・サイモンが1973年(昭和48年)に発表したシングルレコード、およびその表題曲である。同年発売のソロアルバム『ひとりごと』に、B面曲「君のやさしさ」とともに収録されている。
目次 |
略歴・概要 [編集]
本作の原題 Kodachrome は、コダックのカラーリバーサルの135フィルム「コダクローム」に由来している。「リバーサルフィルム」とは、一般に写真撮影に使用され、撮影後には印画紙にプリントするために使用するネガフィルムとは異なり、撮影後はフィルムが完成品であり、スライドとしてスクリーンに投影するためのポジフィルムである[2]。本作が誕生した当時は、1961年(昭和36年)に「コダクローム」(第一世代、1936年 - 1962年)に代わって登場した「コダクロームII」(第二世代)の時代であった[1]。同銘柄は、本作発表の翌年である1974年(昭和49年)に生産終了し、「コダクローム25」(第三世代、1974年 - 2001年)および「コダクローム64」(同、1974年 - 2009年)がとって代わった[1]。
週末にあたる1973年(昭和48年)5月19日、「ビルボードホット100」にチャートインし、5週後には9位に浮上、10位にはトニー・オーランド&ドーン「幸せの黄色いリボン」(Tie a Yellow Ribbon Round the Ole Oak Tree)、8位にはジョージ・ハリスン「ギヴ・ミー・ラヴ」(Give Me Love (Give Me Peace on Earth))がランキングしていた[3]。本作は米国ではメジャーヒット曲になり、「ビルボードホット100」では最高位2位[4]、同じくビルボードの「ビルボード・アダルト・コンテンポラリー部門」でも最高位2位をそれぞれ記録した[5]。英国ではシングルが発売されず、「アメリカントップ40」の初代DJケイシー・ケイサムによれば、英国放送協会(BBC)が商標を放送しないからだということである。
米国のイーストマン・コダック社は、「コダクローム」がコダックの商標であるとアルバムに明記し、かつ曲のタイトルの直後には登録商標マーク(®)を入れるよう求めた。1990年代末には、コダックは「コダクローム」フィルム製品の宣伝に、同曲を使用した。
オリジナル収録アルバム『ひとりごと』(1973年)における同曲の歌詞は、ライヴ盤『セントラルパーク・コンサート』(サイモン&ガーファンクル、1982年)や『ライヴ・イン・セントラルパーク』(ポール・サイモン、1991年)でのそれとは異なっている。前者では、...everything looks worse in black and white という部分が、後者では、...everything looks better in black and white と歌われている。シングルでは、同曲のフェイドアウトする末尾の前、インストゥルメンタルコーダの直前に、ポール・サイモンが「オーケイ」という単語を発するのが聞こえる。
演奏 [編集]
マッスル・ショールズ・リズム・セクションがこのセッションにおいて演奏している[6]。
発展・展開 [編集]
2008年(平成20年)11月に行われたインタヴューで、ポール・サイモンは、同曲を書いたときに頭のなかに浮かんでいたものは、「ゴーイング・ホーム」という仮題で呼んでいた、という。しかしながら、このタイトルではあまりに「月並みすぎる」と感じ、「コダクローム」というタイトルを思いついた。「ゴーイング・ホーム」と音韻が似通っているということと、それ以上にイノヴェーティヴなポテンシャルをはらんでいるからである。同曲の「いちばん面白いところ」として、彼は冒頭の一行を挙げている[7]。この冒頭の一行とは、When I think back on all the crap I learned in high school, it's a wonder I can think at all. というものである。Crap の一語のおかげで、いくつかのラジオ局では、同曲が放送禁止になった。
1990年代には、映画『コーンヘッズ』(監督スティーブ・バロン、1993年)、および『コップス&ロバーソン』(監督マイケル・リッチー、1994年)で、挿入歌に使用された。
2009年(平成21年)6月23日産経新聞の報道によれば、前日22日にコダックは同年内で「コダクローム」(第三世代)の製造販売を終了すると発表した[8][9]。同紙は、「ポール・サイモンに歌われた名フィルムが退場」という題の記事で、本作に言及した[9]。フィルムと同じく歌詞に登場する「ニコン」は、すでに2006年(平成18年)1月、同社の一眼レフカメラ全8機種のうち6機種の生産終了、2機種の新規開発終了をもって、銀塩写真市場からの「事実上の撤退」と報道されている[10]。
チャート [編集]
| 1973年チャート | 国 | 最高位 |
|---|---|---|
| ARIAチャート | 20位 | |
| カナディアン・シングル・チャート | 1位 | |
| ダッチ・トップ40 | 15位 | |
| 全国音楽出版組合チャート | 8位 | |
| ビルボードホット100 | 2位 |
収録アルバム [編集]
- 『ひとりごと』、ポール・サイモン、1973年
- 『セントラルパーク・コンサート』、サイモン&ガーファンクル、1982年
- 『ライヴ・イン・セントラルパーク』、ポール・サイモン、1991年
脚注 [編集]
- ^ a b c d Coatings on Kodachrome and Ektachrome Films: Appendix A — Timeline for the Kodak Kodachrome Films (英語) (キャッシュ : インターネット・アーカイブ、2011年7月25日付), Lane, William S., 2012年2月9日閲覧。
- ^ カメラマン写真用語辞典『リバーサルフィルム』 - コトバンク、2012年2月8日閲覧。
- ^ “Billboard Hot 100”. Billboard (Nielsen Business Media, Inc.) 85 (42): 92. (June 16, 1973). ISSN 0006-2510.
- ^ Whitburn, Joel (1996). The Billboard Book of Top 40 Hits, 6th Edition (Billboard Publications)
- ^ Hyatt, Wesley (1999). The Billboard Book of #1 Adult Contemporary Hits (Billboard Publications)
- ^ Kodachrome by Paul Simon (英語), songfacts.com, 2012年2月7日閲覧。
- ^ Paul Simon on "One on One" with Katherine Lanpher Thursday, November 13, at the Union Square Barnes & Noble
- ^ Kodak Retires KODACHROME Film; Celebrates Life of Oldest Film Icon in its Portfolio (英語), コダック、2009年6月23日付、2012年2月7日閲覧。
- ^ a b ポール・サイモンに歌われた名フィルムが退場(キャッシュ: インターネット・アーカイブ、2009年6月26日付)、産経新聞、2009年6月23日付、2012年2月7日閲覧。
- ^ フィルムカメラニコン撤退へ デジカメ市場消耗戦、アサヒコム、2006年1月27日付、2012年2月8日閲覧。
参考文献 [編集]
- 『ロック&ポップス名曲徹底ガイド - 名曲184・決定版CD 776』、音楽出版社、2005年6月1日 ISBN 4861710049
関連項目 [編集]
- ポール・サイモンの作品
- ひとりごと (ポール・サイモンのアルバム)
- コダクローム - リバーサルフィルムの項の一節 (en:Kodachrome)
- コダカラー (写真フィルム) - コダックのカラーネガフィルム
外部リンク [編集]
| ジャケット写真, Kodachrome (song) | |
- 歌詞 (英語), 僕のコダクローム (1990年11月10日), 僕のコダクローム (1998年5月25日) - Yahoo!ミュージック